News

2006年9月4日(月)

体験イベント、というよりも三上氏の暴露話大会!?『ゴッドハンド』発売前イベント

 カプコンから9月14日に発売が予定されているPS2用ソフト『ゴッドハンド』の体験イベント「GOD HAND TRIAL PARTY」が、9月2日に東京・六本木「Vanilla」で実施された。

 イベントには、開発を担当するクローバースタジオの稲葉敦志氏と神谷英樹氏、ゲームのサウンド制作に関わったグラスホッパー・マニファクチュアの須田剛一氏、高田雅史氏が登場し、トークを展開。残念ながら本作のディレクターである三上真司氏はイベントに出席することができなかったが、代わりに4人から三上氏の多彩な暴露話が飛び出した。
 三上氏は『バイオハザード』シリーズを生み出したことで有名なゲームクリエイターだが、稲葉氏によると三上氏はシリアスなゲームより、『ゴッドハンド』のようなギャグテイストがたくさん盛り込まれたゲームが作りたかったという。『ゴッドハンド』には、「そういった情念が詰まっている(稲葉氏)」とのことだ。
 三上氏のギャグセンスの印象について「10回に9回は笑えない(稲葉氏)」、「100回に99回は笑えない(神谷氏)」と語った2人だが、『ゴッドハンド』は「三上さんのギャグはおもしろくないのに、なんでこのゲームはこんなにおもしろいんだ! と不思議に思っています(笑)」と神谷氏が驚くほどギャグセンスが冴えた作品になっているという。
 一方グラスホッパー・マニファクチュアの2人は、『ゴッドハンド』開発会議のエピソードを披露。「会議は1回につき10時間ぐらいかかりましたが、その内10分ぐらいがゲームの話で、残りは全部三上氏の世間話。その世間話が楽しくて、みんなずっとトイレを我慢して話を聞いていました(笑)」と須田氏が話すように、クリエイターも楽しみながら開発が進められたようだ。

 トークの後には稲葉氏が『ゴッドハンド』の操作方法を来場者に説明し、いよいよ体験会がスタート。稲葉氏の「このゲームは最初はすぐにゲームオーバーになると思いますが、そこで諦めずにコンテニューを繰り返してください。噛めば噛むほど味が出る、スルメのような作品になっています」という説明通り、試遊ではゲームオーバーになるプレイヤーの姿が多く見られた。しかし操作に慣れてくると華麗な連続コンボを決めたり、豪快な「ゴッドリール技」を出したりと、本作の魅力であるアクションを堪能できたようだ。また、プレイしながらつい笑ってしまうという、『ゴッドハンド』ならではのプレイ風景も見ることができた。

 『ゴッドハンド』の発売日は9月14日。アクションゲーム好きならぜひチェックしておきたい作品となっているので、ファンは発売を楽しみに待っていよう。
GOD HAND TRIAL PARTY-1

GOD HAND TRIAL PARTY-2
「GOD HAND TRIAL PARTY」トークショーの様子。クローバースタジオの稲葉氏と神谷氏、グラスホッパー・マニファクチュアの須田氏、高田氏が、本作のディレクター・三上氏について熱く語る!?
GOD HAND TRIAL PARTY-3

GOD HAND TRIAL PARTY-4
トークの後には、『ゴッドハンド』の体験会とボスを制限時間内に倒す「闘技場」アトラクションが実施。多くの参加者が強力なボスキャラクターに挑戦し、見事に散っていった。


データ

▼『ゴッドハンド』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS2
■ジャンル:ACT
■発売日:2006年9月14日予定
■価格:7,140円(税込)
※プレイステーション・ドットコム・ジャパンの販売価格:6,426円(税込) 特典付き
※セガダイレクトの販売価格:6,426円(税込) 特典付き
※Amazonの販売価格:6,069円(税込) 特典付き
※TSUTAYA onlineの販売価格:6,426円(税込) 特典付き

■『ゴッドハンド』の予約・購入はこちら
プレイステーション・ドットコム・ジャパン
セガダイレクト
Amazon
TSUTAYA online

■関連サイト
『ゴッドハンド』公式サイト
クローバースタジオ
カプコン
グラスホッパー・マニファクチュア