10年の歳月を超えてローアングルアニメが再び!「AIKaR-16」アフレコレポート
バンダイビジュアルは、3月23日にOVA「AIKa R-16:VIRGIN MISSION(以下AIKa R-16)」第1巻を発売する。価格は通常版が6,090円(税込)、特別限定版が7,350円(税込)。
「AIKa R-16」は、過剰なサービスカットと真面目なストーリーのギャップで話題を呼んだOVA「AIKa」の新シリーズ。本作では、前作より過去、“藍華”がまだ16歳であった頃の物語が展開する。
今回、“皇藍華”役を演じる小清水亜美さんをはじめとした声優陣から、アフレコの感想などをうかがった。本作の見どころについても語っていただいたので、「AIKa」ファンはぜひチェックしておいてほしい。
小清水亜美さん(“皇藍華”役)
「前作ではお姉さんなキャラクターだった“藍華”ちゃんの若い頃というお話で、今回の“藍華”ちゃんはとてもキャピキャピした女の子になっています。彼女は何をしてても鼻につかないというか、自然体でいられる女の子なので、そういう部分を大事にしながら演じていました。私が演じる“藍華”ちゃんという役の生き生きとした部分をみなさんに伝えていけたらうれしいです。自分もとても楽しみながら演じていますので、楽しんでみていただけたらそれが何よりだと思っています。1分間に何パンツか数えながら見てください(笑)。」
福圓美里さん(“真海エリ”役)
「気が強くてトラブルメーカーということですごく気に入っています。愛すべきバカというか、純粋で自分のやりたいことにまっすぐ突き進んでいくような子なので、わがままが鼻につかないようにしたいと思いながら演じています。1巻では“藍華”との掛け合いが多く「どうなるかなぁ」と思っていたのですが、小清水さんとは本当の同級生のような感じで演じられたと思うので、そういう部分がうまく伝えられたらいいなと思います。お色気だけじゃなく、アクションシーンが見どころだと私は思っています。役者が追いつかなくなったほどの(笑)速いアクションシーンを楽しんでいただきたいと思います。」
鈴木菜穂子さん(“凪紗りさこ”役)
「“りさこ”先生は学校の先生で、だんだん悪役(?)だということがわかっていくという本当にすばらしい設定で、すごくうれしかったです(一同笑)。この作品ではエロスを楽しみにしてらっしゃる方もいると思うのすが、熟女的なところを出せるのは“りさこ”先生だけなので、がんばってやっていきたいと思います。この作品は、アフレコ第1話目にして和やかな雰囲気で始まったよい作品だと思うので、2巻、3巻を楽しみにしています。個人的には“りさこ”先生の行く末が気になるので(笑)、みなさんと一緒に楽しんでいけたらなと思っています。応援よろしくお願いします。」
大塚明夫氏(“相田郷造”役)
前作に引き続き登場させていただきました。今回の「AIKa」では、前回から10年経ったにもかかわらず、キャラクター的には逆に若返っていかなくてはならないという難関がありました。若いというのはどういうことか、高い声を出すってことじゃないんだと、その辺に気をつけて演じています。といっても“相田郷造”はそんなに出番がなさそうなんですけど(笑)。「AIKa」ファンのみなさんはご存知だと思いますが、ストーリーがきちんと組み立てられていて、目をつぶっていても楽しめるようになっています。それで目を開けるとパンツが乱舞しているという(笑)。そういう違和感の中での楽しさみたいなものが今回もきっと味わえると思います。これがもっともっと見たいという人たちは、今回の3本が成功するように応援してください。
吉野裕行氏(“ガスト”役)
「1巻ではあまり出番がないこともあり、僕が彼について知っていることは、身長が147cmで女性に対してウブというか、免疫がないということだけです(笑)。本当に何1つわかっていないので、逆にこの先がすごく気になります。とりあえず(小杉)十郞太さんにはなれないと思いました(笑)。潜水艇でトレジャーハントとかサルベージとか結構渋い作品だなと思っています。この作品がこれからどんな風に描かれていくのか、僕自身も楽しみにしています。」
また、小清水さんが歌う本作のオープニング・エンディンテーマも3月28日に発売。価格は1,890円(税込)。初回限定版には、プロモーションムービーなどを収録したDVDが同梱される。「AIKa」ファンはこちらもあわせてチェックしておこう。
今回出演された声優陣。前列左より吉野裕行氏、鈴木菜穂子さん、小清水亜美さん、福圓美里さん、大塚明夫氏。アフレコ取材は和やかな雰囲気の中で行われた。「サービスカットが多い本作に出演するにあたって抵抗はありませんでしたか」という質問に対しては、男性陣からはもちろん女性陣からも「まったくなかった」との答え。さらに鈴木菜穂子さんからは、「出せるものは出すでいいと思います(笑)」という回答も。
(C)2007 スタジオ・ファンタジア/バンダイビジュアル
データ
■OVA「AIKa R-16:VIRGIN MISSION」
■スタッフ(敬称略)
原作:スタジオ・ファンタジア
監督:西島克彦
脚本:金巻兼一
キャラクターデザイン・総作画監督:山内則康
3DCGディレクター:河野達也
音楽:兼崎順一with江古田勉強会
協力:海洋研究開発機構(JAMSTEC)
アニメーション制作:スタジオ・ファンタジア
製作・著作:バンダイビジュアル
■キャスト(敬称略)
“皇藍華”役:小清水亜美
“美波野カレン”役:能登麻美子
“真海エリ”役:福圓美里
“凪紗りさこ”役:鈴木菜穂子
“相田郷造”役:大塚明夫
“ガスト”役:吉野裕行
ほか
▼「AIKa R-16:VIRGIN MISSION」第1巻
■販売元:バンダイビジュアル
■発売日:2007年3月23日
■価格:特別限定版 7,350円(税込)/通常版 6,090円(税込)
※第2巻は2007年6月22日、第3巻は2007年9月25日に発売予定
▼「Sailing To The Future/Rise ~OVA「AIKa R-16:VIRGIN MISSION」主題歌」
■発売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
■品番:COZX-253~54
■発売日:2007年3月28日
■価格:1,890円(税込)
※初回限定版はDVDつき
■関連サイト
・「AIKa R-16:VIRGIN MISSION」公式サイト
・バンダイビジュアル