2007年1月24日（水）

スクウェア・エニックスとNHNの強力タッグ結成！『コンチェルトゲート』発表会

　スクウェア・エニックスとNHN Japanは、本日1月24日に東京・ラフォーレミュージアム六本木にてPC用MMORPG『コンチェルトゲート』の制作発表会を行った。

　本日発表された『コンチェルトゲート』は、スクウェア・エニックスがサービスを展開している『クロスゲート』の続編にあたるMMORPG。『クロスゲート』同様に優しく暖かみのある世界観が特徴で、コンセプトは「簡単」、「かわいい」、「奥深い」。画面は斜めから見下ろした2Dタイプに近いが、オブジェクトはすべて3Dで描かれており、童話の世界のなかを冒険しているような気分が味わえるとのことだ。
　戦闘は現在のMMORPGでは珍しいランダムエンカウント式を採用。戦闘の進行はターン制で、プレイヤー同士の連携攻撃や敵の魔法を阻止するなど、テンポのよさを重視しながらも奥の深い戦闘が楽しめるという。音楽は、『クロスゲート』に引き続いて伊藤賢治氏が担当。伊藤氏はステージ上でゲーム音楽の生演奏も披露してくれた。
　なお、本作の制作を担当するのはスクウェア・エニックス。NHN Japanは同社のネットゲームポータルサイト「ハンゲーム」にてサービスの提供を行うことになる。

　製作発表会に参加したスクウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏は、NHN Japanとの協力体勢について「オンラインゲームはコンテンツのフロンティアだと思っています。スクウェア・エニックスでもオンラインゲームの運営を行っていますが、まだチャレンジしていない分野もいくつかあります。『コンチェルトゲート』を最高の状態で遊んでいただきたいと考えたとき、オンラインの世界を代表する、非常に実績のある会社であるNHN Japanさんと組むことによって、最高のサービスが提供できると考えました」とコメントした。
　一方、NHN Japan代表取締役社長の千良鉉氏は「お客さまのニーズが多様化するなか、ポータルサイトにとって良質のコンテンツを持つパートナーの存在は極めて重要です。スクウェア・エニックスさんは高い開発力を備えた企業であり、ゲーム品質の信頼も高く、大きな求心力になると考えます。スクウェア・エニックスさんの高いゲーム開発能力と、当社のゲーム運営のノウハウのコラボレートにより、目の肥えた国内のお客さまにも十分満足してもらえる、高品質なサービスが提供できると確信しています」と自信をのぞかせた。

　『コンチェルトゲート』は、文化放送、インターネットラジオステーション「音泉。」で放送予定のラジオ番組や、impressTVでの動画配信など、さまざまな分野でのプロモーション展開が決定している。公式サイトでも、本日よりクローズドベータテスターを募集開始するとともに、2月1日より4月1日まで「シークレット60」というコーナーを開設する。このコーナーでは、日替わりでゲームの紹介や開発秘話などが掲載されるとのこと。オンラインゲーム界を代表するメーカーが協力して送り出す本作。気になる人は公式サイトをチェックしてみよう。

スクウェア・エニックスとNHN Japanの両代表取締役がガッチリ握手。

データ

■「『コンチェルトゲート』サービススケジュール」
【クローズドベータテスター募集期間】2007年1月24日～
【第1次クローズドベータテスト】2007年2月26日～28日
【第2次クローズドベータテスト】2007年3月中旬
【オープンサービス】2007年4月

▼『コンチェルトゲート』
■企画/監修：スクウェア・エニックス
■運営：NHN Japan
■対応機種：PC(対応OS：Windows 2000/XP)
■ジャンル：RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日：2007年4月予定
■プレイ料金：無料(アイテム課金予定)

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