『戦場の絆』ナムコ首都圏大会に“アムロ”、“シャア”、“ララァ”の3人が登場!
9月29日、ナムコが運営する神奈川県の大型アミューズメント施設「ナムコ ワンダーパーク ヒーローズベース」にて、業務用ゲーム『機動戦士ガンダム 戦場の絆』のナムコ首都圏大会が開催された。
本作は、2006年にリリースされた対戦アクション。プレイヤーは半球状のスクリーンを備えた操縦席型の筐体に入り、「連邦」か「ジオン」どちらかの勢力のモビルスーツを操縦する。チャット機能などで友軍プレイヤーとはコミュニケーションが取れるようになっており、4対4から最大で8対8の迫力ある戦闘が楽しめる。
この大会は、本施設がオープンから1周年を迎えることを記念して開催されたもので、会場にはゲストとしてTVアニメ「機動戦士ガンダム」で“アムロ・レイ”役を演じた古谷徹氏、“シャア・アズナブル”役を演じた池田秀一氏“ララァ・スン”役を演じた潘恵子さんの3名が登場した。「機動戦士ガンダム」での役柄どおり、古谷氏は「連邦」側のプレイヤーを応援し、池田氏と潘さんは「ジオン」側のプレイヤーに声援を送った。
試合は序盤から「クールなクールなホットさん」チームが操る「連邦」サイド優勢で進んでいき、池田氏と潘さんの声援を背に健闘した「助けて レイーセン」チームだったが、惜しくも一歩およばす。「クールなクールなホットさん」チームがナムコ首都圏大会を制した。表彰式で優勝メンバーの1人は「この大会で引退するつもりだったんですけれども、ここまできたら全国獲るしかないんで続けますよ!」と、これから開催されるという全国大会に向けて意気込みを熱く語ってくれた。
大会が終わった後は、ゲスト3名によるトークショーが開催された。トークショーは、あらかじめ用意された20個のお題の中からランダムでテーマを決めていく形式で行われ、「座右の銘は?」や「最近ハマっているものは?」といったテーマで古谷氏たちがトークをすると、観客席に詰め掛けたギャラリーたちは興味深げに耳を傾けていた。「アフレコ現場での印象的なエピソードは?」というお題で、古谷氏は当時のキャストの立ち位置を説明。「アフレコ収録をする時のスタジオの中で、すでに「連邦」側のキャラクターを演じる声優は僕のほうに、「ジオン」側の声優さんは池田さんのほうにといった具合に、暗黙の了解といった感じで分かれていたんですよねえ。これは、マイクが設置された位置なども関係していたんですけれど、その時点で妙な緊張感があったりしました。池田さんは僕が挨拶しても返してくれないし(笑、池田氏「まぁ、一応ライバル同士だったからねぇ」)」などと、当時の思い出を懐かしげに振り返っていた。
最後に3人は、来場したギャラリーに「これからTVでは「機動戦士ガンダム00」が、劇場では「機動戦士ガンダムSEED」もあるようですし、この先も何かあるようですし……この先はチョット言えませんけれども(笑)。これから30周年に向けていろいろとできるのは、支えてくれる皆さんのおかげです。これからも応援よろしくお願いします(池田氏)」、「ちっちゃなお友だちがいれば、大きなお友だちもいるんですが、親子で皆でこれからも「ガンダム」を応援してください。よろしくお願いします(潘さん)」、「本日は、「ヒーローズベース」1周年記念イベントにお越しくださってありがとうございます。今後「ガンダム」ワールドは、30周年に向かってさまざまな展開をしていくはずです。10月からはTBS系列で「機動戦士ガンダム00」も始まります。皆さんの情熱に僕らの生活がかかっていますので(笑)、ぜひともよろしくお願いします!(古谷氏)」と挨拶し、ステージを後にした。
こちらはゲストの3人。「子どものころの夢は、(飛行機の)パイロットだった」という潘さんは、大きな筐体を興味深げに眺め、「できれば「エルメス」を操縦してみたいですね」と楽しそうに語っていた。
「クールなクールなホットさん」チームのメンバーに、後ろからニュータイプのパワーを注入し、「ニュータイプとして覚醒するんだ!」と声援をかける古谷氏。これが勝敗の分かれ目となった?
優勝した「クールなクールなホットさん」チームのメンバーたち。表彰式で賞状をもらった後、メンバーは古谷氏たちと握手を交わしていた。
「機動戦士ガンダム」の登場人物の中で理想のタイプは?」という質問に答える池田氏は「いつもは我が妹“セイラ”と言うんですけど、今日は“ララァ”です(笑)」と回答。古谷氏は潘さんを見ながら「す、すごいプレッシャーだ!」と言ってギャラリーの笑いを誘っていた。
(C)創通・サンライズ
■関連サイト
・「ナムコ ワンダーパーク ヒーローズベース」
・『機動戦士ガンダム 戦場の絆』公式サイト
・ナムコ
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