戦国コミック「BRAVE10」がドラマCD化!森川智之氏や植田佳奈さんのコメントも
マリン・エンタテインメントから、11月21日にドラマCD「BRAVE10」が発売される。価格は2,940円(税込)。
「BRAVE10」は、「月刊コミックフラッパー」(メディアファクトリー刊)にて連載されている、霜月かいり原作の同名コミックをドラマCD化したもの。真田十勇士を新たな解釈にもとづいて個性豊かに脚色した、戦国ファン必聴の内容となっている。
CDには、原作1巻の音声ドラマとオリジナルボーナストラック、キャストコメントが収録。さらに、初回特典として、リバーシブル着せ替えジャケットカードが付属する。
今回、収録を終えた声優陣にお話を伺うことができたので、以下で紹介したい。
■インタビュー参加メンバー
森川智之氏(“霧隠才蔵”役)
植田佳奈さん(“伊佐那海”役)
福山潤氏(“猿飛佐助”役)
木内秀信氏(“海野六郎”役)
近野真昼さん(“アナスタシア”役)
藤原啓治氏(“筧十蔵”役)
平田広明氏(“真田幸村”役)
――収録を終えての感想をお願いします。
森川氏:“才蔵”は、僕のイメージでは年齢も上でしっかりした役なのかな……と思っていたのですが、ムキになったりと、実は子供っぽいところもある役でした。19歳ということで苦労もしましたが(笑)、なんとか演じきることができてよかったです。
植田さん:真田十勇士など、昔の歴史小説が好きでよく読んでいたので、今回、自分もそんな世界に参加できてうれしかったです。
福山氏:うまく演じられているか気になります。アクションだけどカタコトを喋るという、バランスが難しい役でした。
木内氏:初回なので、それぞれのキャラクターを立てていく感じだったと思います。次に繋げたいという意味でも、キャラクターたちが今後どう絡んでいくのか、楽しみが増えました。
近野さん:真田十勇士なのに名前がカタカナでびっくりしました(笑)。ロシア語の「スパシーバ」という台詞があるんですが、どういう発音かなと若干考えながら演じさせていただきました。
藤原氏:“十蔵”は、原作1巻の最後のページで一言喋っているだけだったので、多少、手探りではありました。堅物で真面目な役は久しぶりだったので、真面目に演じてみました。どうでしょう?(笑)
平田氏:「ああ、終わった」という、なんともいえない開放感があります(笑)。ただ、この作品はこれからなので、今後が楽しみです。皆様の応援次第では……ということなので、よろしくお願いします! おまけの百物語で終わっちゃまずいでしょう(笑)。
――今回演じた役について感想をいただけますか?
森川氏:10代の役を演じることができて楽しかったです!(笑) 聴いていただいた時に、そこがうまく出ていればいいなぁと思います。
植田さん:かなりテンションの高い女の子なのですが、最後まで演じきれました(笑)。“伊佐那海”は、何か裏に秘密がありそうなので、今後それが明かされていくのが楽しみです。
福山氏:真田十勇士のキャラクターを演じるということが初めてで、その中でも人気の高い“猿飛佐助”が僕でいいのかな、と思いつつ……。実際、演じてみたら「今回の“佐助”はこうですか……」と、意外でした(笑)。偏りすぎないようにするのが、演じる方としては肝かな、と思いました。
木内氏:非常にミステリアスな役でした。従順ではあるのですが、若の頭を使って頭突きをしてしまったり(笑)。見た目も非常に美少年なので、若さを意識しつつ頑張ってみました。
近野さん:“アナスタシア”は、かなりボン・キュッ・ボーンな色気のあるお姉さんなので(笑)、聴いていただいた時に、そこがうまく出ているか心配です……。
藤原氏:基本、真面目に演じさせていただきましたが、おまけの百物語ではそうもいかなかったので、本編では聴くことのできない“十蔵”に出会えます(笑)。
平田氏:どこまで演じていいのかという意味で、最初は最初なりの苦労があります。今後、いい意味で“幸村”が一人歩きしていくことになればいいなと思います。でも、あまり一人歩きしすぎると、平田になっちゃう(笑)……ということになりますから、距離が縮まっていくのはこれからかな、という気がしています。
――ご自身が演じられた以外でお気に入りのキャラクターは誰ですか?
森川氏:“アナスタシア”です。理由は僕が男だからです(笑)。
植田さん:“幸村”です。殿様っぽくはないんですが、私はオレサマな人が好きなので(笑)。
福山氏:口から超音波出し太郎の“六郎”が気になるところでございます。実際に忍術系としては一番ありえるんじゃないかと思うんですよ。ただ「なぜ“六郎”が……!?」とも思いますが(笑)。
木内氏:“真田幸村”です!
近野さん:“壱丸”が好きです。たぶん優秀な忍者だと思うのですが、ちょっとバカっぽいところがかわいいと思います。
藤原氏:“アナスタシア”です。登場シーンで、自分の胸を揉ませた後に怒り出す……という、男性にとっては非常にいい人だと思いました(笑)。
平田氏:“幸村”以外はおりません。いつも自分のキャラクターに全身全霊をかけております。
――最後に、ファンの方にメッセージをお願いします。
森川氏:今回は大きな物語がスタートしたばかりのさわりの部分ですので、このドラマCDを聴いたら早く次が聴きたくなるはずです(笑)。必聴シーンが盛りだくさんなので、皆様、応援をよろしくお願いします。
植田さん:十勇士がこれから徐々に揃っていき、作品もどんどん盛り上がっていきますので、今後この作品がいろんな展開をしていけるように応援していただけるとうれしいです。
福山氏:今後、それぞれのキャラクターや十勇士の1人1人がピックアップされていくのだろうなぁ、と思います。原作をお好きな方、イメージに合っているかどうか……感想を教えてください。……福山でした(笑)。
木内氏:作品のおもしろさがCDのいろいろなところに詰まっていると思います。今後の皆様の応援次第で、「BRAVE10」も盛り上がっていけると思いますので、よろしくお願いします。
近野さん:原作ともども、CDもこれから盛り上がっていく作品だと思いますので、ぜひぜひ、皆様の力で大きくしていっていただければと思います。
藤原氏:今回、“筧十蔵”ともあろう人が、ちょっと出番が少なかったので(笑)、次回以降、たくさん活躍できるように皆様のご協力と応援をよろしくお願いします!
平田氏:楽しんでください。今回の役は30歳、と聞いてちょっとビビりましたが(笑)。でも果敢に攻めさせていただきましたので、そこも聴きどころでございますよ!
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▲前列左から藤原啓治氏(“筧十蔵”役)、森川智之氏(“霧隠才蔵”役)、植田佳奈さん(“伊佐那海”役)、近野真昼さん(“アナスタシア”役)。 |
(C)霜月かいり/メディアファクトリー
データ
▼「BRAVE10」
■発売元:マリン・エンタテインメント
■販売協力:ジェネオン エンタテインメント
■品番:MMCC-4129
■発売日:2007年11月21日
■価格:2,940円(税込)
■関連サイト
・「BRAVE10」詳細ページ
・マリン・エンタテインメント