10月20日~28日にかけて開催されている「秋葉原エンタまつり」の秋葉原UDX・メインステージにおいて、10月20日に「RADIOアニメロミックスPresents 平野綾LOVE★GUN Live!!~祝パーソナリティ就任記念~」が行われた。
このイベントには、文化放送などで放送されているラジオ番組「RADIOアニメロミックス」で、今年10月より新パーソナリティを務めている平野綾さんが出演。平野さんのパーソナリティ就任を記念して、ラジオさながらのトークと、新曲のミニライブが行われた。
最初に進行役として、ラジオパーソナリティなどで活躍中の鷲崎健氏が登場した。平野さんのことを「声優界の坂本龍馬」と称して、平野さんを舞台袖から呼び出す時に「「龍馬ー」というかけ声で呼びましょう!」と提案。オーディエンスの大きな「龍馬」コールで壇上に現れた平野さんは、「どうリアクションすればいいの!」と照れながら笑っていた。
この後は、鷲崎氏の質問に平野さんが答えるという形式でトークを展開。平野さんは、番組内で1人でトークする時のことについて、一度話をふくらませると長引くため、なかなか多くのハガキが読めないことを反省していた。また、これまで仕事した台本をすべて自宅に保管していることに触れ、「部屋が沈んでます」と観客の笑いを取る一幕も。
その他、平野さんが部屋を1年半掃除していないなどのマル秘エピソードを多数披露。鷲崎氏と平野さんのテンポのいい軽妙なやり取りで、会場は大いに盛り上がった。
続いて、「RADIOアニメロミックス」の新コーナーでもある「あやふで」を実演で披露した。これは、平野さんが筆を使って半紙に文字を書くという書道のコーナー。今回のテーマは「直後に行われるライブの意気込み」ということで、平野さんが書いた文字は「張」。平野さんによれば「緊張している」、「ライブの前に気張る」という複数の意味で、この文字を書いたという。
次は、平野さんの新曲に関するトークが行われた。10月~12月にかけて3カ月連続でマキシシングルをリリースする平野さんは、まず第1弾「LOVE★GUN」と、カップリングの「GLITTER」の逸話を披露。「LOVE★GUN」で初めて作詞をした平野さんは、「(詞で)自分の信念を表したかった」と熱く語っていた。
続いて、第2弾となる「NEOPHILIA」のジャケットとショート版PVをお披露目。「NEOPHILIA」では大人っぽさを強調した雰囲気で、平野さんによれば「今までにない平野綾を意識してみました」とのこと。「NEOPHILIA」に限らず、連続で発売される3つのシングルについては、いずれも従来の平野綾像とは異なるアプローチになっているそうだ。
そしていよいよ、新曲のミニライブがスタート。ライブでは第1弾シングルに収録される「LOVE★GUN」と「GLITTER」の2曲が披露された。イントロ中に平野さんがマイクを落としてしまうハプニングがあったものの、平野さんはテンポのよい2曲を見事に歌い上げた。観客全員がスタンディングで一緒に歌い、会場のボルテージは一気にヒートアップ。最後に平野さんが「オリコン(の週間ランキング)6位ありがとう!」とのコメントで締めて、イベントは終了した。
10月8日に20歳となった平野さん。イベントでは、新曲「LOVE★GUN」のコンセプトカラーでもあるピンクのシャツを着て登場。
平野さんと鷲崎氏の軽妙なトークで、会場は爆笑の渦に。鷲崎氏の鋭いツッコミにも、平野さんは笑顔で切り返していた。
「あやふで」コーナーで「張」の文字を書いた平野さん。文字も非常に達筆で、そのうまさに会場からはどよめきが。
11月に発売が予定されている「NEOPHILIA」のジャケットとPVが初めて公開された。ダークな雰囲気のPVでは、印象的なカットも多数登場した。
ライブの直前に、水を口に含んで休憩する平野さん。新曲をライブで披露するのは初めてということもあり、「緊張してます」と語っていた。
歌い始めると、先ほどの言葉はどこへやら、平野さんは見事なボーカルを披露。ケミカルライトを振るファンと一体になって大盛り上がり!
イベントの時間は1時間弱だったが、平野さんの魅力が存分に発揮されたこともあり、観客が皆満足そうな表情で会場を後にする姿が印象的だった。
データ
■「JAPAN国際コンテンツフェスティバル 東京国際映画祭 TIFF in AKIHABARA 秋葉原エンタまつり 2007」概要
【開催日】2007年10月20日~28日
【時間】12:00~21:00(最終日のみ20:00)
【メイン会場】秋葉原UDX(東京都千代田区外神田4-14-1)
【会場】秋葉原地区ショップ、その他
■関連サイト
・「RADIOアニメロミックス」
・ドワンゴ
・「秋葉原エンタまつり」