2007年10月3日（水）
【今週の1本】位置取りが勝負の決め手！PS3用RPG『アガレスト戦記』プレイレポート
実はプレイレポートするソフトの選別が悩ましい村田（仮）です。こんにちは。読者の好みがわかると楽なんですけどね。そんなわけで今回は、プレゼントページのアンケートでリクエストの多かった9月27日発売のPS3用シミュレーションRPG『アガレスト戦記』のプレイレポートです。どこかにレポートにしてほしいソフトをリクエストできる場所を用意しましょうかね。1カ月以上先のソフトだと、より参考になります。
■……ロリ…？
ゲームを始めると、「EASY」、「NORMAL」、「HARD」の3段階から難易度を設定することになります。クリア後にデータを持ち越せるようですが、アイテムなど一部のデータは選択した難易度以下のモードでないと持ち越せないとのこと。要するに「HARD」でクリアすれば、2周目をどの難易度でプレイしてもアイテムを使い回せますが、「EASY」でクリアして2周目に「HARD」をプレイしようとするとアイテムはなくなるということです。とりあえず今回は、「EASY」を選んでみました。
さて難易度を選択すると、創世神話っぽいプロローグの後、舞台が戦場に移ります。主人公の騎士“レオンハルト”くんがいる「グリダマス」は戦争の真っ最中の模様。しかし、実際に行われているのは一方的な虐殺で、真面目な“レオンハルト”くんには迷いがあるようです。そんな中、「グリダマス」の騎士がハイ・エルフの少女“エリス”に剣を向けているのを見て、祖国に反旗を翻すことになります。
どうでもいいですが、「子どもの命を救う」と言うか「幼女のために職務放棄」と言うかで、イメージが変わりますね。やっていることは同じですが。
■位置どりがキモなのよ
そんなわけで戦闘開始です。『アガレスト戦記』では、移動と行動が完全に分離しており、みんなで一斉に移動した後、「AGI（すばやさ）」などによって決まる行動順に沿って攻撃したり、回復したりすることになります。効率的に戦うには、敵の移動先などを先読みする必要があります。
もう1つ特徴的なのが、味方のユニットが特定の位置にいると一緒に攻撃に参加できる「エクステンドアタック」。単なる連携技なら他のRPGにもありますが、本作では行動順が遅いキャラクターを先に行動させることも可能になるなど、戦術に大きな影響を与えます。また、「エクステンドアタック」時に使ったスキルによっては、キャラクターが移動する場合があります。上手に活用すれば通常の移動では届かない敵に対して攻撃を仕掛けたり、移動前には「エクステンドアタック」の範囲内にいなかったキャラクターと連携することも可能になるでしょう。逆に後衛が前線に立ってしまったり、「エクステンドアタック」の範囲内にいたキャラクターがエリアから外れてしまうこともあるので、注意が必要ですが。
■嫁はどこだ
さて、アイテム補給のために何気なく街に戻ったところ、“フューリア”との会話イベントが発生。内容は日常での1コマといった感じで、「かわいいものが好き」とか意外な（？）一面が見れた上に好感度が上昇しました。ちなみに好感度は、ストーリー中での選択肢によっても変化していきます。状況によっては「ヒロインの好感度は上がるけど、戦闘がつらくなりそう」といったこともあり、悩ましいところです。
個人的な印象ですが、会話イベントがやや少なく感じました。4時間ほどプレイした範囲なので中盤（ヒロインが出揃うあたり）からは増えていくとは思いますが。
■まとめ
といったところでまとめです。基本的にフィールドマップを移動し、途中で発生する戦闘やイベントをこなしながら目的地を目指していくことになります。戦闘の頻度は高めで、個人的にはもう少し低くてもいいんじゃないかと思いましたが、普段RPGをやらない人にとっては、ゲームに慣れるのにちょうどいいかもしれません。
また、先ほど挙げた「エクステンドアタック」によるキャラクターの位置変えによって、移動力が低いキャラクターの欠点を補うなど、従来のシミュレーションRPGにはない戦術を楽しむこともできるので、初心者だけでなくシミュレーションRPGが好きな人にオススメです。
条件を満たせば発動できる、キャラクター固有の必殺技「エクストラスキル」。序盤ではあまり発動させる機会がありませんでしたが（先に敵が全滅してしまうので）、威力だけでなく見た目も非常に派手です。
文字で説明するといまいちわかりにくいような気がする「エクステンドアタック」。ゲーム中では、「エクステンドアタック」に参加できるキャラクター同士が緑のラインで繋がれるので、それを参考にすれば難しくはないです。
特定のスキルを組み合わせることで発動できる「アーツ」。「エクステンドアタック」を利用して、2人のキャラクターが協力しないと発動できないものもあります。また、一度発動させた「アーツ」の条件は、あとで確認することができるので、発動条件を忘れたときも安心です。
マップには、1戦闘ごとにHPが回復する「フィールド」と、いったん外に出るまで自然回復はしない「ダンジョン」の2種類があります。ダンジョン内では、エンカウント方式でバトルに入ることになります。
最初のダンジョンあたりから、敵が考えて行動してくるようになります。あまり強くなく、袋だたきにされてもどうにかなるので、この辺で基本的な戦術を覚えるといいかも知れません。
何気なく一度行った街に戻ったりすると、アドベンチャー風のイベントが起きることも。
(C)2007 COMPILE HEART / RED
■メーカー：コンパイルハート
■対応機種：PS3
■ジャンル：RPG
■発売日：2007年9月27日
■価格：7,140円(税込)
■『アガレスト戦記』の予約・購入はこちら
■……ロリ…？
ゲームを始めると、「EASY」、「NORMAL」、「HARD」の3段階から難易度を設定することになります。クリア後にデータを持ち越せるようですが、アイテムなど一部のデータは選択した難易度以下のモードでないと持ち越せないとのこと。要するに「HARD」でクリアすれば、2周目をどの難易度でプレイしてもアイテムを使い回せますが、「EASY」でクリアして2周目に「HARD」をプレイしようとするとアイテムはなくなるということです。とりあえず今回は、「EASY」を選んでみました。
さて難易度を選択すると、創世神話っぽいプロローグの後、舞台が戦場に移ります。主人公の騎士“レオンハルト”くんがいる「グリダマス」は戦争の真っ最中の模様。しかし、実際に行われているのは一方的な虐殺で、真面目な“レオンハルト”くんには迷いがあるようです。そんな中、「グリダマス」の騎士がハイ・エルフの少女“エリス”に剣を向けているのを見て、祖国に反旗を翻すことになります。
どうでもいいですが、「子どもの命を救う」と言うか「幼女のために職務放棄」と言うかで、イメージが変わりますね。やっていることは同じですが。
■位置どりがキモなのよ
そんなわけで戦闘開始です。『アガレスト戦記』では、移動と行動が完全に分離しており、みんなで一斉に移動した後、「AGI（すばやさ）」などによって決まる行動順に沿って攻撃したり、回復したりすることになります。効率的に戦うには、敵の移動先などを先読みする必要があります。
もう1つ特徴的なのが、味方のユニットが特定の位置にいると一緒に攻撃に参加できる「エクステンドアタック」。単なる連携技なら他のRPGにもありますが、本作では行動順が遅いキャラクターを先に行動させることも可能になるなど、戦術に大きな影響を与えます。また、「エクステンドアタック」時に使ったスキルによっては、キャラクターが移動する場合があります。上手に活用すれば通常の移動では届かない敵に対して攻撃を仕掛けたり、移動前には「エクステンドアタック」の範囲内にいなかったキャラクターと連携することも可能になるでしょう。逆に後衛が前線に立ってしまったり、「エクステンドアタック」の範囲内にいたキャラクターがエリアから外れてしまうこともあるので、注意が必要ですが。
■嫁はどこだ
さて、アイテム補給のために何気なく街に戻ったところ、“フューリア”との会話イベントが発生。内容は日常での1コマといった感じで、「かわいいものが好き」とか意外な（？）一面が見れた上に好感度が上昇しました。ちなみに好感度は、ストーリー中での選択肢によっても変化していきます。状況によっては「ヒロインの好感度は上がるけど、戦闘がつらくなりそう」といったこともあり、悩ましいところです。
個人的な印象ですが、会話イベントがやや少なく感じました。4時間ほどプレイした範囲なので中盤（ヒロインが出揃うあたり）からは増えていくとは思いますが。
■まとめ
といったところでまとめです。基本的にフィールドマップを移動し、途中で発生する戦闘やイベントをこなしながら目的地を目指していくことになります。戦闘の頻度は高めで、個人的にはもう少し低くてもいいんじゃないかと思いましたが、普段RPGをやらない人にとっては、ゲームに慣れるのにちょうどいいかもしれません。
また、先ほど挙げた「エクステンドアタック」によるキャラクターの位置変えによって、移動力が低いキャラクターの欠点を補うなど、従来のシミュレーションRPGにはない戦術を楽しむこともできるので、初心者だけでなくシミュレーションRPGが好きな人にオススメです。
条件を満たせば発動できる、キャラクター固有の必殺技「エクストラスキル」。序盤ではあまり発動させる機会がありませんでしたが（先に敵が全滅してしまうので）、威力だけでなく見た目も非常に派手です。
文字で説明するといまいちわかりにくいような気がする「エクステンドアタック」。ゲーム中では、「エクステンドアタック」に参加できるキャラクター同士が緑のラインで繋がれるので、それを参考にすれば難しくはないです。
特定のスキルを組み合わせることで発動できる「アーツ」。「エクステンドアタック」を利用して、2人のキャラクターが協力しないと発動できないものもあります。また、一度発動させた「アーツ」の条件は、あとで確認することができるので、発動条件を忘れたときも安心です。
マップには、1戦闘ごとにHPが回復する「フィールド」と、いったん外に出るまで自然回復はしない「ダンジョン」の2種類があります。ダンジョン内では、エンカウント方式でバトルに入ることになります。
最初のダンジョンあたりから、敵が考えて行動してくるようになります。あまり強くなく、袋だたきにされてもどうにかなるので、この辺で基本的な戦術を覚えるといいかも知れません。
何気なく一度行った街に戻ったりすると、アドベンチャー風のイベントが起きることも。
(C)2007 COMPILE HEART / RED
データ
▼『アガレスト戦記』■メーカー：コンパイルハート
■対応機種：PS3
■ジャンル：RPG
■発売日：2007年9月27日
■価格：7,140円(税込)
■『アガレスト戦記』の予約・購入はこちら
■関連サイト
・『アガレスト戦記』公式サイト
・コンパイルハート