【電撃15年祭】しゃべって動く“ホロ”は必見!?「狼と香辛料」豊潤祈願祭開催
本日11月24日、幕張メッセで開催されている電撃15年祭にて、2008年1月から放映が予定されているTVアニメ「狼と香辛料」のステージイベントが行われた。
「狼と香辛料」は、電撃文庫から刊行中のファンタジー小説。自身を麦束に宿る狼の化身と呼ぶ少女“ホロ”と、行商人“ロレンス”の旅を描いた物語となっており、ファンタジー小説にも関わらず、「ドラゴン」や「魔法」といった要素が登場しないということで話題になった。著者は支倉凍砂先生、イラストは文倉十先生が担当している。
今回行われたステージイベントでは、“ホロ”役の小清水亜美さんと“クラフト・ロレンス”役の福山潤氏が登場し、アニメ好きで有名な吉田尚記アナウンサーの司会のもと、軽快なトークを繰り広げた。
ステージは、小清水さんと福山氏が「狼と香辛料」の見どころを語るところからスタート。“ホロ”と“ロレンス”のプロフィールを2人が自ら紹介しつつ、アフレコ中のエピソードなどを披露した。続いて、本日初公開となるアニメのプロモーション映像が公開。5分程度のムービーだったが、本編の内容がぎゅっと圧縮されたような密度の濃い映像だった。その後、スペシャルゲストとして原作者・支倉凍砂先生とイラスト担当の文倉十先生も登場し、アニメ化にあたっての感想などを語った。さらに、羊飼い“ノーラ”役の中原麻衣さんからのビデオメッセージも到着。
最後は、アニメの放送局や開始時期、小説の新刊情報、「電撃「マ)王」で連載中のコミックなどについてのアナウンスに加え、2008年夏にDS用ソフトとしてゲーム化が決定したことが発表され、イベントは幕引きとなった。
左から、吉田尚記アナウンサー、支倉凍砂先生、文倉十先生、小清水亜美さん、福山潤氏。それぞれの立場からアニメへの想いを語ってくれた。
公開されたプロモーションムービー。原作を知っている人も、しゃべって動く“ホロ”と“ロレンス”は必見だ。
(C)支倉凍砂・メディアワークス/「狼と香辛料」製作委員会
データ
■TVアニメ「狼と香辛料」
【スタッフ】(敬称略)
原作:支倉凍砂(「狼と香辛料」電撃文庫刊)
キャラクター原案:文倉十
監督:高橋丈夫
脚本:荒川稔久
キャラクターデザイン・総作画監督:黒田和也
色彩設計:佐野ひとみ
美術監督:小濱俊裕(スタジオ美峰)
美術設定:塩澤良憲(スタジオ美峰)
撮影監督:松井伸哉
音響監督:高桑一
音響制作:神南スタジオ
アニメーション制作:IMAGIN
ほか
【キャスト】(敬称略)
“ホロ”役:小清水亜美
“ロレンス”役:福山潤
“ノーラ”役:中原麻衣
“クロエ”役:名塚佳織
ほか
■「電撃15年祭」概要
【開催期間】2007年11月24日、25日
【開催時間】各日10:00~17:00(予定)
【開催会場】千葉県・幕張メッセ(9、10、11ホール)
【入場料】無料
■関連サイト
・TVアニメ「狼と香辛料」公式サイト
・電撃文庫&hp
・メディアワークス