古代の遺跡を巡る放課後の冒険活劇!『暁のアマネカと蒼い巨神』アフレコレポート
2008年3月に発売が予定されているPC用AVG『暁のアマネカと蒼い巨神』のアフレコ収録が、11月19日に都内のスタジオで行われた。
『暁のアマネカと蒼い巨神』は、Eテクノロジーの恩恵を受けて世界支配を成し遂げた「大フルクラム帝国」を舞台に、主人公“アマネカ”率いる「帝都ジュニアアカデミー・パシアテ文明研究会」の面々が遺跡を発掘すべく冒険を繰り広げるというストーリー。
今回は、“アマネカ・マッハバスター”役の神田朱未さんと、“リエ・メインステイ”役の日高のり子さん(高は、はしご高)にアフレコの感想などを聞けたので、以下に掲載する。
なお、神田さんはアフレコ終了直後、日高さんはアフレコ直前のインタビューとなった。
――アフレコの印象を聞かせてください
神田さん:“アマネカ”は天才少女という設定なので、セリフに難しい言葉が多くて読みこなすのが大変でした……。逆に、そんな“アマネカ”が弱音を言ったり仲間を気遣ったりといったシーンはほっと一息ついて演じることができましたね。あと“フツー”君というキャラクターが出てくるんですが、個性的なキャラクターたちの中で彼がごく「普通」の地味な設定になっているのが印象的でした。
日高さん:私はこれから収録になるんですが、“リエ”は一見“アマネカ”の下に付いているようで手の平で転がしているような感じがおもしろそうです。どんなことでも楽しめてしまう性格が自分と似ていて、すっと入っていけるような感じがします。“リエ”は“アマネカ”に何をされても動じない、適応力のあるところがすごいですね。
――『暁のアマネカと蒼い巨神』は「パシアテ文明研究会」という部活のような組織が物語の中心になっているのですが、学生時代に何か部活をされていましたか?
神田さん:私は演劇部に入っていて、特に高校時代はずっとのめりこんでいました。演劇の大会があって、その時の演目に「うば捨て山」を選んだんです。でも部員が女の子ばっかりだったので、1人だけいた男子が息子役に半ば強制的に決まってしまったのが印象に残っています。
日高さん:私は小学校の頃から児童劇団に入っていたので、それが部活のようなものでしたね。運動部にも入ってみたかったんですけど、運動部は厳しいと聞いていたので、劇団の活動と一緒には続けられないなと諦めました。もし劇団に入っていなかったら、当時ブームだったテニス部とかバスケ部に入部していたと思います。
――「パシアテ文明研究会」のメンバーは秘宝を求めて遺跡を探索するんですが、「こんなものが出てきたらいいな」と思う宝はありますか?
神田さん:「こんなものが」とは少し違うかもしれませんが、遺跡を発掘しているうちに、何か古い文明の生活が見えて来たら楽しいですね。あとはタイムカプセルとか。小さい時に埋めておけばよかったなと思います(笑)。
日高さん:私も古代文明の遺産のようなものが見つかってほしいですね。ファンタジーの世界みたいに、今の科学では解明できないような文明の遺跡が発見できたらと思います。
――読者の方にメッセージをお願いします。
神田さん:戦うシーンが多いのかなと思いきや、「パシアテ文明研究会」のメンバーのギャグテイストなシーンもあり、絆を描いたシーンもあり、お楽しみシーンもあり、そして中にはじっくり考えさせられるような台詞もあったりといろいろな要素がたくさん詰まっているので、何回もプレイしてもらえたらと思います。
日高さん:個性豊かなキャラクターたちとそのキャスティングを楽しみにしていてください。キャラクターたちの友情を描いたストーリーも見どころです。“アマネカ”の発想が突飛で話の展開が全然読めないので、ゲームの苦手な人にもストーリーを進めるために頑張ってほしいですね(笑)。
“アマネカ・マッハバスター”(左)役の、神田朱未さん(右)。
“リエ・メインステイ”(左)役の、日高のり子さん(右)。
(C)2007 KOGADO STUDIO,INC./KUMASAN TEAM,INC.
データ
▼『暁のアマネカと蒼い巨神』
■メーカー:工画堂スタジオ
■対応機種:PC(対応OS:Windows)
■ジャンル:S・AVG
■発売日:2008年3月(予定)
■価格:8,980円(税込・予価)
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