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2007年11月8日(木)

ゲームオンとNeowiz社が業務提携を発表ゲームオン新規事業展開プレス発表会開催

 ゲームオンは、本日11月8日に東京・大手町にて、同社の新規事業展開に関するプレス発表会を開催した。

 同社は、韓国企業のNeowiz Game Corporation(以下、Neowiz)およびゲームホールディングスと、戦略的資本業務提携を行うと発表。本日の発表会では、Neowizとの提携内容と今後の展開について説明を行った。

▲発表会の出席者。左からゲームオン代表取締役社長・李相燁(イ・サンヨプ)氏、Neowiz代表取締役社長・朴辰桓(パク・ジンファン)氏、TSTONE代表取締役社長・元遵喜(ウォン・ジュンヒ)氏。

 登壇したゲームオン代表取締役社長の李相燁氏は、今後同社が予定している事業戦略について説明を行った。李氏は、日本におけるオンラインゲーム運営会社が128社、サービス展開中のゲームは474タイトルにも上るとし、「ゲームオンを取り巻く環境は非常に厳しいものである」とコメント。しかし一方で、昨今ブロードバンド環境が整い、アジアやアメリカ、ヨーロッパなどでオンラインゲームが幅広く普及したことに触れ、今後ゲームオンが成長していくための戦略として、「運営タイトルの安定的確保」、「オンラインゲームコンテンツをベースとした新規事業展開」、「タイトルおよび事業のグローバル展開」の3つを挙げた。

 上記の3つの戦略を実現するため、Neowizと提携したと話す李氏。「運営タイトルの安定的確保」については、韓国において開発が行われているNeowizのタイトルを多数提供していくとし、両社によるオリジナルタイトルの共同開発にも意欲を示していた。また「オンラインゲームコンテンツをベースとした新規事業展開」では、タイトーと共同で開発中のSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)に、Neowizが現在運営中のゲームポータルサイト「Pmang」のノウハウを活用するとのことだ。最後の「タイトルおよび事業のグローバル展開」に関しては、韓国、日本、中国をはじめグローバルな事業展開をするNeowizのパイプラインを使った共同開発タイトルに力を入れていくと話した。
 最後に李氏は、「両社が協力することによって生じるシナジー効果に期待しています」と述べ、Neowizとのパートナーシップに期待をふくらませていた。

 続いて、登壇者とプレス関係者による質疑応答コーナーがスタート。その詳細を以下に掲載する。

――Neowizの、日本におけるパブリッシャーである「ネオウィズジャパン」との関係はどういったものになるのか?

 具体的なことは決まっていないが、前向きに調整して、積極的に協力関係を築いていきたいと思っている。

――「オンラインゲームコンテンツをベースとした新規事業展開」では、具体的にどのようなことを行うのか?

 大きく分けて2つ。1つは、その国に向いているオンラインゲームタイトルの提供。もう1つは、SNSを発展させたゲームポータルサイトを考えている。

――Neowizが開発したゲームは、今後ゲームオン中心で提供されていくのか?

 他の企業との兼ね合いもあるので難しいとは思うが、できる限りゲームオンでの提供を中心で行きたいと思う。前向きに検討していく。


▲左から朴辰桓(パク・ジンファン)氏、李相燁(イ・サンヨプ)氏、元遵喜(ウォン・ジュンヒ)氏。3社の代表ががっちりと握手し、今後の協力関係について積極的な姿勢を見せていた。














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■関連サイト
Neowiz Games Corporationとの戦略的業務提携及び今後の展開について(PDF形式)
ゲームオン