2007年12月19日（水）
【今週の1本】1人称視点のBEAPROを先行体験！『FIFA08ワールドクラスサッカー』
まいど（挨拶）。デンマーク代表がEUROの予選を突破できずにしょげかえっているアクティです。……古いニュースで恐縮です。そんな、にわかサッカーファンのアクティが、明日12月20日にPS3、Xbox 360、Wiiの3機種で発売される『FIFA 08 ワールドクラスサッカー（以下、FIFA 08）』のインプレッションをお届けです。
実は今回、エレクトロニック・アーツ（以下、EA）さんのご協力により、プレス関係者向けのオンライン対戦体験会で、本作を一足先にプレイさせていただきましたので、それらも含めてレビューをお届けしまする。
■他媒体の人たちと仲よく対戦したヨ
EAさん主催のオンライン対戦は、Xbox 360版を用いて「BE A PRO」モードで行われました。この「BE A PRO」モード、いわゆる「1人称視点」のような形でプレイできるもので、PS3版とXbox 360版にのみ搭載されています（正確に言えばカメラは3人称）。このモードでは、例えばマンチェスター・ユナイテッドのFWを選択して、その選手だけを試合中ひたすら操る――といった遊び方が可能。FWならFWらしい仕事をしないとイカンので、スペースを意識しながら走ったり、自陣ゴール前でボールな混戦な時は前線でジッと待ち続けたり。ダッシュをしまくっていると当然スタミナが減るので、ここぞという時に動く必要があるのがポイントですね。
ちと前置きが長くなりましたが、その「BE A PRO」モードで、EAの方5名、プレス関係者5名の計10名でマッチアップ。各自、指定された対戦カードで、好きなチームの好きなポジションを選ぶというルールのもと、自由きままに4試合を行いました。残念ながら4試合のうち1試合で落ちてしまったため、実質3試合のみプレイさせていたたいたのですが……。このおもしろさはヤバい。ヤバいんですよ奥さん。どこがヤバいのかは、次項以降でツラツラ書いていきます。
■現実のサッカーに通じる「BE A PRO」
試合をしていて一番興味深かったのは、きっちり自分のロール（役割）を果たさないとアッという間に自チームが不利になる、ということ。特に大事なのはポジショニングで、例えば守備的MFが1枚のフォーメーションだと、その選手が左右サイドに振られたら当然中央がガラ空き→パスを通される→シュート撃たれて撃沈、となるワケです。チーム内の意思統一がすぐにできない野良チームの場合は、この位置取りが超重要だったり。ウロウロしてたら他のプレイヤーとぶつかった……とか、超ヒサンです（試合中に何度かやらかしましたゴメンナサイ）。
また、FWとGK以外は、「プレスを掛ける」か「距離を置いてマークする」かをしっかり決めて守らないとアカンです。一方でFWは、パスをもらう前からあらかじめ「パス受けるぜ」～「シュート撃つぜ」の一連のイメージを常に持ちながらプレイする必要があるワケで。
……と、ここまで読めばおわかりの通り、すべて現実のサッカーに通じている話が『FIFA 08』でも展開されます。これすなわち、「とんでもなくリアリティがある」と言い換えることもできそうです。
最悪なことにヘッドセットを自宅から持ってき忘れたアクティはボイスチャットに参戦できませんでしたが、ボイスチャットを使ってプレイすると一層リアリティが増すと思われます。つーか、チャットできる方たちがうらやましかった……ワーワーサッカーやりたかったヨ（自業自得）。
■クローゼのお嬢様走りも完全再現!?
というわけで、「BE A PRO」モードの勝負は脳汁が出るほど楽しかったです。とはいえ、ネットワーク対戦以外のところにもふれておかないと、本作の魅力が伝わらないと思うので、そちらの話も。
今回アクティがさわったXbox 360版の場合、一番スゲーと思ったのはフェイントまわりがとても直感的な操作になっていること。左右のボディフェイントにはじまり、クイックターン、ロール、ステップオーバーなどを右スティックだけ（時に左トリガーは入れっぱなし）で出せます。フェイントの方向が基本的にスティックを入れた方向に準じているので、テケトーに右スティックを動かしているだけでも敵をかわせるし、楽しい。「1対1がおもしろいっすよ」とEAさんが標榜するのは、ダテじゃないってことですか。
それと、選手の動きのモーションがダイナミック。グラフィックが美しいことも相まって、使い古された表現で恐縮ですが「本物のサッカーを見ているよう」です。有名選手のモーションを取り込んで動きを付けているそうで、プレイを背後からジッと見ていたまり蔵が「“クローゼ”がちゃんとお嬢様走りしてる！」とかのたまうほど。後で確認してみたら、“クローゼ”はモーション取りに協力していたんですね、どーりで動きが似ていると思った……。
ちなみに、Xbox 360版とPS3版はほぼ同じ仕様だそうですので、PS3でも上記の話は変わらないかと思いますですハイ。
■体験版も出ているのでお試しを！
そんな具合に、トンデモ楽しいサッカーゲームに仕上がっている『FIFA 08』。PS3とXbox 360では体験版をオンラインでダウンロードできますので、サッカーがちょっとでも好きでしたらぜひプレイしていただきたく。「サッカーゲーム観」が変わること間違いなしです。
なお『FIFA 08』のソフトが編集部に届いて以来、サッカー好きを自認する電撃オンライン・デスクのYK3が「くそっ！ くそっ！ 勝ってやる！」と叫びながら、全然Xbox 360から離れなくて困ったことも付記しておきます。いいから早く、そこをどいてください！（アクティ）
EAの方や、他媒体の方をまじえてマッチアップ。うへー、イロイロとへたくそでスミマセンでした！＞他の方々
バルサとレアルの対戦では、レアルのDMFを選択したらディアラになってました。性能はイイはずなのですが、プレイヤーの腕がザルだったようで4点取られて敗戦……。試合開始直後にセンターバック1人が赤紙をもらったのも影響したようです。カバーが間にあわねー！
見よ、このカメラワーク！ といっても、この試合はネットワークから落っこちてしまい参戦できずにいたんですが。くやしーくやしー！
※画像はXbox 360版のものです。
(C)2007 Electronic Arts Inc. All Rights Reserved. All other trademarks are the property of their respective owners.
■メーカー：エレクトロニック・アーツ
■対応機種：PS3/Xbox 360/Wii
■ジャンル：SPG
■発売日：2007年12月20日
■価格：PS3版 7,329円(税込)、Xbox 360版 7,140円(税込)、Wii版 6,090円(税込)
■PS3『FIFA 08 ワールドクラス サッカー』の予約・購入はこちら
■Xbox 360『FIFA 08 ワールドクラス サッカー』の予約・購入はこちら
■Wii『FIFA 08 ワールドクラス サッカー』の予約・購入はこちら
実は今回、エレクトロニック・アーツ（以下、EA）さんのご協力により、プレス関係者向けのオンライン対戦体験会で、本作を一足先にプレイさせていただきましたので、それらも含めてレビューをお届けしまする。
■他媒体の人たちと仲よく対戦したヨ
EAさん主催のオンライン対戦は、Xbox 360版を用いて「BE A PRO」モードで行われました。この「BE A PRO」モード、いわゆる「1人称視点」のような形でプレイできるもので、PS3版とXbox 360版にのみ搭載されています（正確に言えばカメラは3人称）。このモードでは、例えばマンチェスター・ユナイテッドのFWを選択して、その選手だけを試合中ひたすら操る――といった遊び方が可能。FWならFWらしい仕事をしないとイカンので、スペースを意識しながら走ったり、自陣ゴール前でボールな混戦な時は前線でジッと待ち続けたり。ダッシュをしまくっていると当然スタミナが減るので、ここぞという時に動く必要があるのがポイントですね。
ちと前置きが長くなりましたが、その「BE A PRO」モードで、EAの方5名、プレス関係者5名の計10名でマッチアップ。各自、指定された対戦カードで、好きなチームの好きなポジションを選ぶというルールのもと、自由きままに4試合を行いました。残念ながら4試合のうち1試合で落ちてしまったため、実質3試合のみプレイさせていたたいたのですが……。このおもしろさはヤバい。ヤバいんですよ奥さん。どこがヤバいのかは、次項以降でツラツラ書いていきます。
■現実のサッカーに通じる「BE A PRO」
試合をしていて一番興味深かったのは、きっちり自分のロール（役割）を果たさないとアッという間に自チームが不利になる、ということ。特に大事なのはポジショニングで、例えば守備的MFが1枚のフォーメーションだと、その選手が左右サイドに振られたら当然中央がガラ空き→パスを通される→シュート撃たれて撃沈、となるワケです。チーム内の意思統一がすぐにできない野良チームの場合は、この位置取りが超重要だったり。ウロウロしてたら他のプレイヤーとぶつかった……とか、超ヒサンです（試合中に何度かやらかしましたゴメンナサイ）。
また、FWとGK以外は、「プレスを掛ける」か「距離を置いてマークする」かをしっかり決めて守らないとアカンです。一方でFWは、パスをもらう前からあらかじめ「パス受けるぜ」～「シュート撃つぜ」の一連のイメージを常に持ちながらプレイする必要があるワケで。
……と、ここまで読めばおわかりの通り、すべて現実のサッカーに通じている話が『FIFA 08』でも展開されます。これすなわち、「とんでもなくリアリティがある」と言い換えることもできそうです。
最悪なことにヘッドセットを自宅から持ってき忘れたアクティはボイスチャットに参戦できませんでしたが、ボイスチャットを使ってプレイすると一層リアリティが増すと思われます。つーか、チャットできる方たちがうらやましかった……ワーワーサッカーやりたかったヨ（自業自得）。
■クローゼのお嬢様走りも完全再現!?
というわけで、「BE A PRO」モードの勝負は脳汁が出るほど楽しかったです。とはいえ、ネットワーク対戦以外のところにもふれておかないと、本作の魅力が伝わらないと思うので、そちらの話も。
今回アクティがさわったXbox 360版の場合、一番スゲーと思ったのはフェイントまわりがとても直感的な操作になっていること。左右のボディフェイントにはじまり、クイックターン、ロール、ステップオーバーなどを右スティックだけ（時に左トリガーは入れっぱなし）で出せます。フェイントの方向が基本的にスティックを入れた方向に準じているので、テケトーに右スティックを動かしているだけでも敵をかわせるし、楽しい。「1対1がおもしろいっすよ」とEAさんが標榜するのは、ダテじゃないってことですか。
それと、選手の動きのモーションがダイナミック。グラフィックが美しいことも相まって、使い古された表現で恐縮ですが「本物のサッカーを見ているよう」です。有名選手のモーションを取り込んで動きを付けているそうで、プレイを背後からジッと見ていたまり蔵が「“クローゼ”がちゃんとお嬢様走りしてる！」とかのたまうほど。後で確認してみたら、“クローゼ”はモーション取りに協力していたんですね、どーりで動きが似ていると思った……。
ちなみに、Xbox 360版とPS3版はほぼ同じ仕様だそうですので、PS3でも上記の話は変わらないかと思いますですハイ。
■体験版も出ているのでお試しを！
そんな具合に、トンデモ楽しいサッカーゲームに仕上がっている『FIFA 08』。PS3とXbox 360では体験版をオンラインでダウンロードできますので、サッカーがちょっとでも好きでしたらぜひプレイしていただきたく。「サッカーゲーム観」が変わること間違いなしです。
なお『FIFA 08』のソフトが編集部に届いて以来、サッカー好きを自認する電撃オンライン・デスクのYK3が「くそっ！ くそっ！ 勝ってやる！」と叫びながら、全然Xbox 360から離れなくて困ったことも付記しておきます。いいから早く、そこをどいてください！（アクティ）
EAの方や、他媒体の方をまじえてマッチアップ。うへー、イロイロとへたくそでスミマセンでした！＞他の方々
バルサとレアルの対戦では、レアルのDMFを選択したらディアラになってました。性能はイイはずなのですが、プレイヤーの腕がザルだったようで4点取られて敗戦……。試合開始直後にセンターバック1人が赤紙をもらったのも影響したようです。カバーが間にあわねー！
見よ、このカメラワーク！ といっても、この試合はネットワークから落っこちてしまい参戦できずにいたんですが。くやしーくやしー！
※画像はXbox 360版のものです。
(C)2007 Electronic Arts Inc. All Rights Reserved. All other trademarks are the property of their respective owners.
データ
▼『FIFA 08 ワールドクラス サッカー』■メーカー：エレクトロニック・アーツ
■対応機種：PS3/Xbox 360/Wii
■ジャンル：SPG
■発売日：2007年12月20日
■価格：PS3版 7,329円(税込)、Xbox 360版 7,140円(税込)、Wii版 6,090円(税込)
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■関連サイト
・『FIFA 08 ワールドクラス サッカー』公式サイト
・エレクトロニック・アーツ