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2007年2月13日(火)

出演声優勢揃い!笑いアリ悲鳴アリの「フルハウスキス祥慶フェスティバル2007☆」

 カプコンは、2月11日に東京千代田区の「九段会館」にて、女性向けAVG『フルハウスキス』シリーズのイベント「フルハウスキス 祥慶フェスティバル2007☆ ~Rebirth Type pure~/~Rebirth Type vicious~」を開催した。

 『フルハウスキス』は、PS2用ソフトとして発売中の人気女性向けアドベンチャーゲームシリーズ。2004年7月に『1』が、2006年2月には『1』の続編となる『2』が発売されている。15歳の少女“鈴原むぎ”が行方不明の姉を探すため、昼は名門校「祥慶学園」の教師、夜は祥慶学園の男性アイドル4人組「ラ・プリンス」が住む家で家政婦として働くという物語。『2』では、昼は秘書、夜は家政婦として活躍する。漫画雑誌「花とゆめ」(白泉社刊)にてコミック化もされている(第5巻は5月に発売予定)。

 今回行われた「祥慶フェスティバル2007☆」は、昼公演「Rebirth Type pure」と夜公演「Rebirth Type vicious」の2公演体制。出演声優は、“御堂一哉”役の荻原秀樹氏、“松川依織”役の佐々木望氏、“羽倉麻生”役の櫻井孝宏氏、“一宮瀬伊”役の成瀬誠氏、“山本春太”役の岸尾大輔氏“東條葵”役の鈴村健一氏、“中泉隆行”役、“九条陸”役の小野大輔氏、“松川皇”役の坪井智浩氏、“北条竹治”役の上田陽司氏、“樋山城”役の大橋隆昌氏と総勢10名にものぼり、賑やかなイベントとなった。

 学園長である“東條葵”役・鈴村健一氏の挨拶で幕を開けた昼公演では、最初に「ラ・プリンス」のボイスを担当する荻原氏、佐々木氏、櫻井氏、成瀬氏の4人が、オープニングナレーション「冬の朝の目覚めに君に捧げる詩」を甘く詠いあげ、女性客のため息を誘った。

 その後、朗読劇「祥慶学園☆バレンタインの怪事件」がスタート。劇は、祥慶学園で起こった盗撮事件の犯人を捜すため、「ラ・プリンス」たちが奮闘するという内容だったが、劇の冒頭から“山本春太”役の岸尾氏と“東條葵”役・鈴村氏の掛け合い漫才が展開。会場は開始早々から、爆笑の嵐に包まれた。その後も岸尾氏がアドリブを連発し、あまりに台本から逸脱した会話が続いたため、途中で鈴村氏がどこを読んでいるのかわからなくなるという場面も(笑)。
 また、劇の合間に挟まったCMコーナーでは大橋氏が登場し、イベントで販売されているグッズをおもしろおかしく紹介。ここでも観客は大爆笑していた。その後再開した劇も、犯人捜しから事件解決に至るまで、終始客席からの笑い声が絶えない内容となった。

 その後は、声優陣のフリートークコーナーへ。ここでは、『フルハウスキス2』の追加ストーリーが楽しめる『フルハウスキス2 アペンドディスク』が、現在企画中であることが明らかに。会場の特設ステージ上に設置された大型モニターに予告ムービーらしき映像が流れると、あまりに過激な内容に会場のいたるところから悲鳴が上がる事態に!? しかし、ムービーの最後には「鋭意、企画進行中……かも?」の文字が。どうやら『フルハウスキス2 アペンドディスク』はまだ企画段階で、発売されるかどうかも決まっていないようだ。今後の展開は、決まり次第告知されるとのことなので、ファンは期待して待とう。
 続いて行われたのは、「祥慶学園 応援合戦」。2年生の声優陣と3年生の声優陣、どちらがより大きな声援を観客からもらえるかを競う企画で、わずかの差で2年生チームが勝利。勝った2年生チームは、あま~い吐息混じりのセリフを披露し、負けた3年生チームは、仮装用のリーゼントカツラや蝶マスクを着用する罰が科せられていた。

 イベントの最後には、声優陣による生ライブコーナーが開催。岸尾氏がメイド服にネコ耳&メガネを着用して登場したり、“松川兄弟”役の佐々木氏と坪井氏が軽快なダンスを盛り込んだデュエットを披露し、会場は大盛り上がり。大盛況のうちに、イベントは幕を閉じた。
祥慶フェスティバル2007☆

祥慶フェスティバル2007☆
朗読劇「祥慶学園☆バレンタインの怪事件」では、“山本先生”役の岸尾大輔氏がアドリブを連発。他の共演者が思わず吹き出してしていた(笑)。
祥慶フェスティバル2007☆

祥慶フェスティバル2007☆

祥慶フェスティバル2007☆
生ライブコーナーでは、櫻井孝宏氏と大橋隆昌氏が前説を行った。「ラ・プリンス」に対抗するにはオレンジしかないと思ったと話す大橋氏は、ド派手なオレンジ色の衣装に身を包んで登場。
祥慶フェスティバル2007☆

祥慶フェスティバル2007☆

祥慶フェスティバル2007☆

祥慶フェスティバル2007☆
イベントの最後は全員揃って観客に挨拶。観客は、ペンライトを振ったりキャラクターの名前を叫ぶなどして応えていた。

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■関連サイト
『フルハウスキス』公式サイト
カプコン