2007年4月28日（土）

日本一ソフトウェアの最新作は心優しい竜騎士の物語『ドラグナーズアリア』

　日本一ソフトウェアは、2007年夏にPSP用ソフト『ドラグナーズアリア竜が眠るまで（以下、ドラグナーズアリア）』を発売する。価格は未定。

　『ドラグナーズアリア』は、日本一ソフトウェアとアメリカにある同社の子会社NIS America、ゲーム制作会社ヒットメーカーの3社が共同で開発している3DグラフィックのRPG。邪竜と竜騎士の戦闘をメインに、壮大なファンタジックストーリーが展開していく。

　本作は、PSPのアドホック機能を使用した多人数協力プレイが可能となっている。詳細はまだ明らかにされていないが、最大4人でダンジョンなどに挑むことができるようだ。このほか、ストーリーおよびメインキャラクターの詳細と、最新画像が公開されたので以下に紹介していく。

■ ストーリー ■

　かつて邪竜から世界を救った竜騎士一族の末裔である主人公"ハルト"。彼は、竜騎士（ドラグーン）としての承認を受けるため、「聖六竜祭」が行われているイーリスの首都・グラナティスを訪れる。式典が始まろうとしたとき、黒炎を吐く漆黒の邪竜が出現。邪竜を迎え撃つために水竜も現れ、2匹の竜は熾烈なバトルを繰り広げるが、水竜の健闘むなしく邪竜は逃げてしまう。そんなとき、"ハルト"は瓦礫の間で傷ついていた少女"ユーフェ"を助けるのだった。

　突如現れた邪竜や、危機的状況に姿を見せなかった他の五竜について、竜騎士長から調査を命じられる"ハルト"。火竜との謁見を前に「ドラゴンオーブ（宝珠）」を手に入れた彼は、先ほど助けた少女"ユーフェ"と再会する。彼女も邪竜と水竜の戦いのとき、水竜から宝珠を託されたとのこと。なりゆきによって、"ユーフェ"と協力関係になってしまった"ハルト"は、彼女と行動をともにするようになるが……。

ハルト・クラルヴァイン（CV：岡本寛志）	ユーフェ・カルム（CV：前田愛）	ラングレイ・ボールドウィン（CV：諏訪部順一）

本作の主人公。誠実で人当たりのいい竜騎士の卵。落ち着きがあって思慮深いが、少々真面目すぎる一面も。剣術に優れ、片手長剣「バスタード・ソード」を扱う。	何事にもポジティブシンキングな少女。かわいいモノが大好きで、かなりの面食い。他人の傷や病気を自分の身に引き受けて治癒する「ヒーリング能力」を持つ。	“ハルト”の幼なじみ。竜騎士一族の名門・ボールドウィン家の跡取りとして生まれ、幼い頃から英才教育を受けてきた。強さ・速さともに常人より優れている。