『RO』最強ギルドの称号を手にしたのは……!?「RJC2007」決勝戦レポート
「ラグナロクオンライン ファン感謝祭 ~RJC2007~」で、日本最強ギルドを決定する対人大会「RAGNAROK ONLINE Japan Championship 2007」の決勝大会が行われた。
2004年から行われている、『ラグナロクオンライン(以下、RO)』の対人大会「RJC」も、今回で4回目の開催。今回は全ワールドから192ものギルドがオンライン予選トーナメントに参加し、各ブロックで優勝した8ギルドが有明コロシアムの決勝トーナメントに駒を進めた。
今回の大会の特徴は、上位2次職のアサシンクロスが参戦できるようになったこと。攻撃スキルの「ソウルブレイカー」、「ソニックブロー」は、これまでの対人戦の主流だったモンクの「阿修羅覇凰拳」に匹敵するダメージソースとなるため、前回大会に比べてクラス構成の幅が広がっていたようだ。
ハイレベルの決勝トーナメントを勝ち抜いて決勝戦に進出したのは、「Ruf Prism」と「☆★☆STAR DUST☆★☆」の2ギルド。どちらもメインアタッカーにアサシンクロスを擁する、攻撃力の高さを前面に押し出したギルド同士の対決となった。
2本先取制で行われた決勝戦、1本目を先取したのは「☆★☆STAR DUST☆★☆」。アサシンクロスが的確な動きで相手チームのメンバーを倒していく、横綱相撲を見せたつけた。
続く2本目は、「Ruf Prism」の連係攻撃が見事に決まって「☆★☆STAR DUST☆★☆」を圧倒。しかし「☆★☆STAR DUST☆★☆」も粘りを見せ、最終的にはアサシンクロス、クリエイター対クリエイターという構図にまで持ち込む。クリエイター同士が肉弾戦を演じるというめったに見られない光景に会場は大いに湧くが、もちろん形勢を逆転できるはずもなく、「Ruf Prism」が2本目を取る。
最終戦となる3本目では「相手が予想しないことをしよう」という「Ruf Prism」リーダーの発案で、「ランドプロテクター」を張らないまま「Ruf Prism」ギルドが敵陣に突撃を敢行! さすがに虚を突かれたのか、「☆★☆STAR DUST☆★☆」は後手に回ってしまい、みごとな速攻が決まって「Ruf Prism」が優勝を飾った。
こうして日本最強ギルドの称号は「Ruf Prism」のものとなったが、7月21日~22日に、韓国にて『RO』世界大会「RAGNAROK World Championship 2007」が開催されることが発表された。日本代表ギルドはあらためて予選トーナメントを行って決定するとのことなので、今回の大会で活躍したギルドのほかにも、未知の強豪が日本代表になることもあるかも……?
大会を総括したガンホー・オンラインエンターテイメント取締役社長の森下一喜氏は、「これまでの大会では韓国に勝つことができませんでしたが、プレイヤースキルが向上し、十分世界に通用するようになったと思います」とコメント。日本代表が万全の状態で戦えるようにサポートするということなので、今年の大会では日本代表ギルドの飛躍に期待が持てそうだ。
『ラグナロクオンライン』
■メーカー:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■対応機種:PC(対応OS:Windows2000/XP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2002年12月1日
■プレイ料金:1,500円(税込)/30日
『ラグナロクオンラインII』
■メーカー:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■対応機種:PC
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:未定
■プレイ料金:未定
有明コロシアムの大スクリーンで映し出される試合の様子。解説は、エンターブレイン「ログイン」編集部の中村氏が務めた。
優勝を飾った「Ruf Prism」と、準優勝の「☆★☆STAR DUST☆★☆」には森下氏からメダルが授与された。
前回大会を大きく上回る規模で行われた「RJC2007」も無事終了! 『RO2』も今夏から稼働するということで、『RO』熱はまだまだ冷めることはなさそうだ。
(C)2007 Gravity Corp. & Lee Myoungjin(studio DTDS). All Rights Reserved.
(C)2007 GungHo Online Entertainment, Inc. All Rights Reserved.
(C)G-mode
■関連サイト
・「ラグナロクオンライン ファン感謝祭 ~RJC2007~」特設サイト
・『ラグナロクオンライン』公式サイト
・ガンホー・オンライン・エンターテイメント