連邦のモビルスーツはプラチナ製か!?時価3,000万円のガンダム、銀座に立つ!
バンダイとGINZA TANAKAは、東京・銀座のGINZA TANAKAにて、純プラチナ製 機動戦士ガンダム「GUNDAM FIX PRATINUM」(以下、プラチナガンダム)を公開するとともに、8月18日~19日に開催される「C3×HOBBY キャラホビ2007」に展示することを発表した。
プラチナガンダムは、2007年3月にバンダイとGINZA TANAKAが協力して開発した、純プラチナ製の作品。全体のデザインやパーツ構成は、人気デザイナーのカトキハジメ氏が手がけており、1,400グラムものプラチナを使用して組み上げられている。なお、使用されたプラチナの価格は時価800万円に相当し、工賃まで含めた作品の参考価格は3,000万円とのこと(一般販売の予定はなし)。
本作の開発にあたった、GINZA TANAKA代表取締役社長の岡本英彌氏は「一番苦労したのは、プラチナを輝かせる加工。何度もバンダイさんにダメ出しされながら、通常の指輪を作成するときよりも、さらに磨きをかけていきました」と製作時の苦労を語った。
バンダイ代表取締役社長の上野和典氏は「今回の取り組みによって、ガンダムという素晴らしいキャラクターに触れる機会がなかった人が、ガンダムを知るチャンスになればと思っています」と期待をこめる。
また、バンダイ ボーイズトイ事業部の泉勝洋氏は、「この作品の開発は、バンダイからGINZA TANAKAさんに、ガンダムを使ったコラボレーションができないかと相談したことからスタートしました。その後、ガンダムにもっとも相応しい金属は、白金とも呼ばれるプラチナであると提案を頂き、15人の職人の方が2年の月日をかけ、ここまでのものに仕上げることができました」と作品の完成度に十分の手応えを感じている様子だった。
この作品は、6月にアメリカ・ラスベガスで開催されるジュエリーショー「JCK国際宝飾展示会」、韓国・ソウルで開催される「韓国宝石展」に出展された後、8月18日~19日に幕張メッセで開催される「C3×HOBBY キャラホビ2007」に展示される。以後、GINZA TANAKAの各支店で展示される予定なので、まばゆい光沢を放つプラチナガンダムの勇姿を見たい人は、いずれかの展示場に足を運んでみてはいかがだろうか。
プラチナガンダム発表会に出席した、左からGINZA TANAKA代表取締役社長の岡本英彌氏、バンダイ代表取締役社長の上野和典氏、バンダイ ボーイズトイ事業部の泉勝洋氏。
厳重な警備のもと、プラチナガンダム(時価3,000万円)が姿を見せた!!
これはもう百式とかってレベルじゃないキラキラ感だ……!
全長は約125ミリなので、1/144スケールで作成されているようだ。
■関連サイト
・バンダイ
・GINZA TANAKA
・「C3×HOBBY キャラホビ2007」