2007年5月11日(金)
4月25日に発売されたCD「永遠のストーリー」の発売を記念したイベントが、東京・秋葉原のラオックスアソビットゲームシティとヤマギワソフト館で行われた。
「永遠のストーリー」は、無料動画配信サイト「GyaO」にて放送中の『ラグナロクオンライン(以下、RO)』情報番組「らぐなろくch」の公式テーマソング。歌っているのは、番組のパーソナリティを務めている「らぐな☆がーるず」こと、乾曜子さん、岩田有以さん、虎南有香さんの3人で、イベントにもこの3人が出演した。
先日行われた『RO』ファン感謝祭(RJC2007)と同じく、『RO』キャラクターのコスプレ姿で登場した3人は、最初にイベントを行ったアソビットシティから次の会場のヤマギワソフトまで、コスプレ姿のまま移動したとか。その途中、多くの人に囲まれてしまったそうで、乾さんいわく「大名行列状態」だったという。秋葉原に初めて来た虎南さんは「どうしようどうしようって思ってよきゅちゃん(乾さん)の方を見たら、普通にポーズとってた(笑)」と秘話を明かしてくれた。
この日のイベントは、トークコーナー、ミニライブ、撮影会&握手会という構成。トークコーナーでは、それぞれが自分の衣装について以下のようにコメントしていた。
乾さん(以下、敬称略):「アサシンクロス」という暗殺者の衣装なんですが、暗殺者がこんな露出度高くていいのかと(笑)。『RO』を始めて5年目になるので、そろそろ転生職で決めようかなと思いまして。
岩田さん(以下、敬称略):私は「アルケミスト」です。このクチバシの部分がよく取れて困ってます(笑)。よく、「魚?」って聞かれるんですが、私でも間違えません、これは鳥です。Bird。
虎南さん(以下、敬称略):私は「ハンター」です。
乾:(客席に)虎南ちゃんに「ハンター」似合ってるでしょ? スポーティで。
観客:似合うー。
虎南:ほんとですか?(喜) 3人のなかでは一番踊りやすいかなって感じで。のびのび踊らせていただいてます(笑)。
続くミニライブでは、「永遠のストーリー」が披露された。先日開催された『RO』のファン感謝祭「RJC2007」や、先にアソビットシティで開催されたイベントでも歌っているため、観客は息のあったかけ声や手拍子でステージを盛り上げていた。歌い終えた乾さんたちからのメッセージは以下の通り。
乾:CDに収録されている曲は、どの曲もいい曲ばかりなので、ぜひ聞き倒してほしいと思います。よければ感想聞かせてください。
岩田:初めてみなさんと一緒に踊れました。客席、すごいチラ見しちゃいました。楽しかったです。
乾:みなさん、有以ちゃんがレコーディングのときに、両手に何を持ってたと思います?
岩田:緊張するときがあったら、お塩と、年の数と同じだけの小豆を持つといいんですよ(会場ざわつく)。本当に効くの。お母さんがいつも持たせてくれて。やるぞ! ってやると本当にできるんだよ?
乾:歌い終わったあと、ぐっちゃぐちゃになってるんでしょ?
岩田:これ塩だったっけ?って(笑)。
乾:今日も持ってきたんだよね。この豆知識(※1)を覚えて帰ってください。
岩田:よきゅん(乾さん)ありがと。話してくれて。
乾:いやー、有以ちゃんのおもしろいところをみんなに教えてあげようと思って。つっつきたくなっちゃうんですよね。有以ちゃんをおもちゃにして遊んじゃうんです(笑)。
岩田:(司会の女性を指さして)ターゲットはあっちにいるよ?
乾:あー。新しいおもちゃ。ドジっ子2号ね(※2)。
岩田:そんな有以をここまで楽しくしてもらったのは、よきゅんと虎南ちゃんとみんなのおかげです。ありがとうございました。
ドジっ子2号:虎南さんお願いします。
虎南:今、すっごい暑くて!
乾:暑いね! あたしも汗ダラダラだもん。
虎南:みなさんの熱気が伝わったからだと思うんですけど。あったかく迎えてくれてありがとうございます。このあと握手会とかもあるんで、元気を余しといてください。
この後には撮影会と握手会が行われ、3人はファンとの交流を楽しんでいた様子。さらに、イベント終了後に3人の話を聞く機会をもらえたので、CD収録時の様子やイベントの感想などをうかがった。
――けっこう告知がギリギリだと思ったんですけど、多くのファンに集まってもらえましたね。
乾:楽しかった。またやりたい。
虎南:ファンの方から「次のイベントはいつなの?」って言ってもらえて。
乾:合同ライブとか、なにか機会があるといいよね。
岩田:握手会で、よきゅんと虎南ちゃんと握手してから私のところにくるファンの方の顔がすごいハッピーそうで。直接触れあえるのはいいですね。気持ちがすごく伝わって。
虎南:ニコモ(※3)の時から応援してるよ、って言ってくださった人もいて。そんな長い間応援してくれるんだって思って、すごくうれしかったです。
――「永遠のストーリー」のライブは、「RJC2007」のときに続いて2回目になるわけですが、もう余裕だぜ、って感じでした?
3人:………。
――あれ。
乾:逆に気がゆるんじゃったのか……。
岩田:アソビットで間違えちゃった。
乾:私もアソビットで歌詞間違えた。
――でもお客さんはノリノリでしたよね。
岩田:みんなが一緒に踊ってくれて。ステージの近くで倒れそうになってる人がいて、おおっと!って思ったけど顔は超スマイリーで。
乾:ヲタ芸(※4)の技のひとつなんだよね。
――あと、その衣装のままで会場を移動するって聞いて、そりゃ囲まれるだろう!って心配だったんですけど。
乾:立ち止まらないように、って言われてずっと歩きっぱなしでした(笑)。それで大名行列みたいにね。
――乾さんはもう秋葉原は庭みたいなもんですけどね。
乾:結構慣れてますからね。
岩田:家近いの?
――いやいやいやいや!(笑)
乾:そう、家近いんですよ私(笑)。
岩田:あ、あ、そういうことじゃなくてか!
乾:(筆者に)めっちゃうれしそうに笑ってますね?(笑)
――でも、岩田さんのこのおもしろさを文章で伝えるのは本当に難しいんですよ……。
乾:この場にいると爆笑なんですけどね。
虎南:いつも漫才見ているかのようです。
――岩田さんと虎南さんは秋葉原は初めてだったんですよね。どんな印象でした?
虎南:人がすごく多くて、お店とかがぜんぜん目に入らなくて。普段あんな大勢の人を見ることがないから(虎南さんは北海道在住)人酔いしそうでした(笑)。今度はプライベートでゆっくり来てみたいですね。
岩田:あそこ行こうよ。なんちゃらカフェ。メイドさんの。
乾:メイドカフェか。
虎南:あ、行ってみたーい。案内してね。
岩田:私、ドン・キホーテしかわかんないけど。
虎南:そうだ、さっき「北海道にもドン・キホーテあるの?」って聞かれて、あるよあるよ!(※5)って(笑)。
乾:バカにしやがって、みたいな?(笑)
岩田:そういう虎南ちゃんを見たかったの。たまに欲しくなるの、栄養が。
乾、虎南:栄養!?
岩田:虎南ちゃん成分。
乾:いつも自分がいじられてるから、虎南ちゃんがスキを見せると、ここぞとばかりにね(※6)。
――そんな岩田さんの秋葉原の感想は?
岩田:ちっちゃい頃、お父さんに連れられて秋葉原に来たことがあったんですよ。なにかの部品を買いに。そのとき、いろんな色のネジがあって、一生懸命ネジを見てたんです。なので、秋葉原はネジのイメージだったんですけど、今日来たら、アニメのお店がいっぱいあって。ここには絶対になにかがあるぞ!って。たぶん宝物がいっぱいあるんですよ。
――なるほど。
乾:今度アキバ探検行く?
岩田、虎南:行くー。
岩田:ガチャガチャやりたい!
乾:じゃあ、今度、私のいつも通ってるフルコースを案内します(笑)。
――では話題を変えて、「永遠のストーリー」の聞きどころを教えてもらえますか?
乾:私は、曲の最後の方の、3人で手を重ねる振りつけのところ(※7)。その部分は、絶対みんなで集まりたいって言ったんだよね。
虎南:いいよね、安心するよね。
乾:終盤に来た、って目線で会話しあえるっていうのと、ここでパワーを補充して、最後のサビの息切れポイントを通過しようぜ!みたいな(笑)。
岩田:そのときの2人の顔がめっちゃ可愛いんですよ。フッ!(超笑顔)みたいな。
乾:あそこが一番好き。
岩田:私も好き!
3人:もしもこの体が♪(3人で歌う。手を重ね合わせる振りつけのとき、岩田さんが壮絶にフライングする)
岩田:あれ?
乾:岩田さ――ん!(笑)
虎南:自信満々に間違えた!(笑)
岩田:岩田さんどうしたかなあ。ふう~(汗ぬぐう)。
――これもまた文章では表現しづらいおもしろさです……。
乾:これからはムービー必須ですね(笑)。
――では、最後にファンに向けてお姉ちゃんからメッセージをお願いします。
乾:まだまだ初心者の2人がいる「らぐな☆がーるず」ですがもっと『RO』を頑張っていきたいですね。もちろん、歌とかでファンの人たちと触れあえる機会があればぜひやりたいと思っているので、次の機会があれば、イベントで一体になって楽しんでいただきたいなと思います!
虎南:思います!
岩田:よっきゅん完璧!
――ありがとうございました(笑)。
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