本日5月12日と13日の2日間にわたり、千葉県・幕張メッセ9~11ホールにてスクウェア・エニックスのプライベートショー「SQUARE ENIX PARTY 2007」が開催されている。
会場では、同社の看板タイトルである『ファイナルファンタジー(以下、FF)』シリーズと、『ドラゴンクエスト(以下、DQ)』シリーズの最新ナンバリングタイトルの映像や情報などが公開。また、DS用新規オリジナルタイトル『すばらしきこのせかい』に加えて、『FF タクティクス A2 封穴のグリモア』の試遊台などが設置され、開場するやいなや各ブースとも大盛況となっていた。以下に、各ブースの様子を写真や画像を交えてお伝えしていく。
●『FF』20周年特設ブース
会場に入って1番最初に目に入るのが、こちらの『FF』20周年特設ブース。ブース内では、時系列に沿って各ナンバリングタイトルと派生作品の発売時期などが記されたパネルが展示されていた。閲覧者からは、「あったあった」や「懐かしい~」など、プレイした当時を懐かしむ声も。
また、シリーズ作品のキャラクターデザインやコンセプトイラストをてがけた天野喜孝氏のイラストも展示されていた。なお、DS用ソフトとして今年発売予定の『FF IV』のムービーやポスターも確認できたので、明日に本イベントを訪れる人は要チェックだ。
●『すばらしきこのせかい』ブース
約30台ほどの試遊台が設置された体験ブース。体験可能なバージョンは、バトルをメインにした“ヨシュア”バージョンと、謎解きを中心にした“シキ”バージョンの2つ。11:00を回った段階ですでに2時間待ちとなっていたので、明日来場する人は、早めに並んでおいた方がよさそうだ。
●「クローズドメガシアター」
こちらでは、『FF XIII』、『FF VersusXIII』、『FF AgitoXIII』、『FF VII アドベントチルドレン コンプリート』、『すばらしきこのせかい』に加え、5月8日に開発が発表されたPSP用ソフト『ディシディア FF』、そして『キングダムハーツ』シリーズの最新作など10作品以上のタイトルの最新映像が約40分にわたって楽しめる。入れ替え制となっているが、11:30にはあまりの行列のために入場規制がかかっていた。
●『DQソード 仮面の女王と鏡の塔』ブース
7月12日に発売を控えた『DQソード 仮面の女王と鏡の塔』を体験できるこちらのブース。終始入場者の列が絶えず、注目の高さが伺えた。入り口付近の壁には“主人公”、“セティア”、“ディーン”、“バウド”の巨大イラストがあしらわれており、多くの来場者が写真を撮っていた。
●『DQ モンスターバトルロード』ブース
『DQ』シリーズ初となる、アミューズメント施設向けのカードゲーム『DQ モンスターバトルロード』コーナーでは、筐体とカードが展示されていた。また、すぐ横には「王者の剣」がかざられており、多くの人が記念写真を撮っていた。
●『FF タクティクス A2 封穴のグリモア』ブース
年内にソフトが発売される予定の『FF タクティクス A2 封穴のグリモア』ブースでは、ゲームの試遊が可能。こちらも非常に人気の高いブースとなっており、12:00の段階で2時間待ちとなっていた。
●『FF・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』コーナー
最大4人での同時通信対戦が楽しめるDS用アクションRPG『FF・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』。このブースでは、4人で協力しながらマップの仕掛けを解き進み、モンスターを倒していく「マルチプレイモード」と、ストーリー序盤をプレイできる「シングルプレイモード」があった。なお両方を体験した参加者には、「モーグリ・ステンドグラスマスコット」がプレゼントされる。
●『FF XII インターナショナル ゾディアックジョブシステム』ブース
先日の
プレ・カンファレンスで情報が公開された『FF XII インターナショナル ゾディアックジョブシステム』も出展。本作は、12種類に増加したライセンスボードや、オリジナル版では操作できなかったイベントキャラクターや召還獣なども操作できるようになっているのが特徴だ。ブースには、劇中のキーキャラクター“ジャッジ・ガブラス”の甲冑も展示されていた。
●『FF タクティクス 獅子戦争』ブース
5月10日に発売されたばかりの『FF タクティクス 獅子戦争』が体験できるこちらのブース。並んでいるユーザーの中には、すでに購入し遊びながら待っている人の姿も。ブースは、「オーボンヌ修道院」を模したような全景となっていた。
●『スターオーシャン』ブース
こちらのブースでは、発売されることが決定したPSP用ソフト『スターオーシャン1 First Departure』と、『スターオーシャン2 Second Evolution』の最新ムービーが公開。また、PS2用ソフト『スターオーシャン3』の試遊台以外にも、『ヴァルキリープロファイル2 シルメリア』の試遊台や、『ラジアータストーリーズ』のデモ映像など、開発会社「トライエース」が手がけたタイトルがずらりと並んでいた。
●『いただきストリートDS』ブース
『スーパーマリオ』シリーズと『DQ』シリーズのキャラクターが共演する本作。ブースは金のインゴットが辺り一面に飾りつけられており、キラびやかな印象を受けた。また、試遊を終えた後には、なんと金のインゴットがプレゼント! ……もちろん本物ではないのでご注意あれ。
●「DS:Style」シリーズブース
外国の名所情報などが収録された『地球の歩き方』3シリーズと、『DSでクラシック 聴いてみませんか?』、『花咲くDSガーデニングLife』の5タイトルが体験プレイできる本ブース。ソファが設置されており、周囲のブースに比べると高めの年齢層をターゲットとしたブースになっていた。
●「スクウェア・エニックス ミュージックCDショップ」ブース
同社のゲーム作品のBGMなどを収録した、音楽CDが販売されていたコチラのブース。視聴コーナーや、9枚組という『キングダムハーツ』シリーズのサントラBOX「KINGDOM HEARTS Original Soundtrack COMPLETE」を展示したコーナーも見られた。なおこちらのブースで本日行われたアーティスト・下村陽子さんの握手会については、後日掲載する予定なのでお楽しみに。
これから発売を迎える上記のタイトル以外にも、4月26日に発売されたDS用ソフト『FF XII レヴァナントウィング』や、2006年12月にリリースされたDS用ソフト『DQモンスターズ ジョーカー』のブースなども出展されていた。なお同社は、本日の来場者数を38,632人と発表。初日は大盛況のうちに終了となった。
明日会場を訪れるという人は、見どころ満載の「SQUARE ENIX PARTY 2007」をぜひ満喫していただきたい。
(C)SQUARE ENIX CO.,LTD All Rights Reserved.
データ
■「SQUARE ENIX PARTY 2007」概要
【日程】2007年5月12日・13日 10:00~17:00(各日)
【会場】幕張メッセ(9・10・11ホール)
【入場料】無料
<展示タイトル>
・Wii『ドラゴンクエストソード 仮面の女王と鏡の塔』
・PS3など『ファブラ ノヴァ クリスタリス ファイナルファンタジーXIII』
・PS2『ファイナルファンタジーXII インターナショナル ゾディアックジョブシステム』
・PS2/PC/Xbox 360『ファイナルファンタジーXI』
・DS『すばらしきこのせかい』
・DS『ファイナルファンタジーXII レヴァナント・ウイング』
・DS『ファイナルファンタジー・クリスタルクロニクル リング・オブ・フェイト』
・DS『ドラゴンクエストモンスターズ ジョーカー』
・DS『いただきストリートDS』
・PSP『クライシス コア -ファイナルファンタジーVII-』
・PSP『ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争』
・PSP『ファイナルファンタジーII』
・PSP『ファイナルファンタジー』
・AC『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』
・モバイル『DIRGE of CERBERUS LOST EPISODE -FINAL FANTASY VII-』
・モバイル『MONOTONE』
・モバイル『BEFORE CRISIS FINAL FANTASY VII-』
・モバイル『聖剣伝説 -ファイナルファンタジー外伝-』
・モバイル『聖剣伝説 FRIENDS of MANA』
・モバイル『チョコボdeモバイル』
・モバイル『ドラゴンクエストモンスターズMOBILE』
・モバイル『ドラゴンクエスト不思議のダンジョンMOBILE』
・モバイル『ファイナルファンタジーII』
・モバイル『ファイナルファンタジー』
・映像作品『ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン コンプリート』
■関連サイト
・「SQUARE ENIX PARTY 2007」公式サイト
・スクウェア・エニックス