日本のコンテンツを総動員!「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」9月19日より開始
本日6月12日、六本木の国立新美術館にて、世界最大規模の総合コンテンツイベント「JAPAN国際コンテンツフェスティバル(以下、コ・フェスタ)」のシンボルマークとテーマ曲制作の発表会が行われた。
「コ・フェスタ」は、「東京ゲームショウ 2007」や「ジャパンアニメコンテンツミーティング 2007」、「東京アジア・ミュージックマーケット」など9月19日~10月28日にかけて東京を中心に開催されるゲーム、音楽、アニメ、映画、TVプログラムなどのイベントをジョイントし、相互に盛り上げていくためのポータルイベント。現在のところ、「コ・フェスタ」オフィシャルイベントとして発表されているのは以下の12イベントとなっている。
■「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」公式イベント ■ |
イベント名 | 開催期間 | 会場 |
東京ゲームショウ 2007 | 9/20~23(一般公開日は22、23) | 幕張メッセ |
DiGRA 2007 | 9/24~28 | 東京大学 |
CEDEC 2007 | 9/26~28 | 東京大学 |
JAM2007 | 10/4~7 | 秋葉原UDX |
ASIAGRAPH 2007 | 10/12~14 | 秋葉原UDX |
東京アジア・ミュージックマーケット | 10/15~19 | 恵比寿、渋谷 |
第20回東京国際映画祭(TIFF) | 10/20~28 | 六本木ヒルズなど |
TIFFCOM 2007 | 10/22~24 | 六本木ヒルズ |
秋葉原エンタまつり | 10/20~28 | 秋葉原 |
第34回「日本賞」教育番組国際コンクール | 10/20~29 | NHK放送センター |
ATP賞テレビグランプリ | 10/23 | 六本木ハリウッドホール |
東京コンテンツマーケット | 10/25~28 | 六本木ヒルズ |
発表会は、委員長・大谷信義氏と副委員長・依田巽氏、そして副委員長とエグゼクティブプロデューサーを兼任する重延浩氏の挨拶からスタートした。続いて登壇したアートディレクター・佐藤可士和氏は、今回のイベントについての所感を発表し、自身がデザインした「コ・フェスタ」のシンボルマークの発表を行った。そのときのコメントを紹介していこう。
●佐藤可士和氏コメント
「重延氏の熱い思いに感じるものがありまして、このイベントに参加させていただいたのですが、シンボルマークを作るという大任に当たらせていただきとても光栄です。ここ2、3年のことなのですが、日本発のデザインですとかカルチャーが、海外でとても好意的かつ正確に受け入れられているという印象があります。それ以前であれば、海外であるなら海外に合わせて、日本のカルチャーを多少ローカライズしないと理解してもらえないという意識が実感としてあったのですが、今ではそんなこともなくなってきています。そのように世界的に認められつつある日本のコンテンツを一堂に会してプレゼンテーションできるということは、とても素晴らしいことだと思います。
続いてシンボルマークの説明をしますと、「コ・フェスタ」ではあらゆるコンテンツが集まって、それぞれ影響を及ぼしていくと思っております。マークにあるドットの1つ1つがコンテンツを意味していまして、集合した状態が「CONTENTS」の頭文字である「C」を表しているというイメージでデザインしました。」
その後、本イベントのテーマ曲の制作が発表された。作曲は、映画「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」などの音楽を手がけた久石譲氏が担当。本日会場に久石氏は来場しなかったが、かわりに重延氏が久石氏から届けられた「なにかが起こる予感がする。わくわくする気持ちで僕はテーマ曲を書きます」というメッセージを読み上げた。
日本が発信するさまざまなコンテンツを繋げていく「コ・フェスタ」。現在、
公式サイトでは、各公式イベントが紹介されている。「コ・フェスタ」をきっかけに、世界に誇るさまざまな日本コンテンツを楽しんでみてはいかがだろうか?
左の写真が、今回発表された「コ・フェスタ」のシンボルマーク。マークをデザインした佐藤氏(写真右)によると、イベントのイメージに応じてドットのカラーグラデーションなどを変えていく可能性があるとのこと。
テーマ曲の作曲を担当する久石氏(写真左)。楽曲はまだ作成しておらず、これから作業に着手する。そして右の写真は久石氏に代わりメッセージを読み上げた重延氏。
■関連サイト
・「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」公式サイト