本日6月13日、Xbox 360用ソフト『トラスティベル ~ショパンの夢~(以下、トラスティベル)』の完成記念パーティーが、東京・六本木の「TATOU TOKYO」にて開催された。
『トラスティベル』は、バンダイナムコゲームスから明日6月14日に発売されるファンタジックRPG。「ピアノの詩人」と呼ばれた19世紀の音楽家“フレデリック・フランソワ・ショパン”の見る夢の世界を舞台に、少年少女たちの数奇な運命を描いた物語だ。
本日のイベントは、バンダイナムコゲームス 代表取締役副社長の鵜之澤伸氏の挨拶からスタート。氏は、「『トラスティベル』は、バンダイナムコゲームスが贈る久しぶりの完全オリジナルRPGです。非常に高いクオリティの、しっかりしたゲームができたと思っております。開発会社のトライクレッシェンドさんが、安定感のある作品に仕上げてくださいました。ぜひ、期待していただければと思います!」と、『トラスティベル』を力強くアピールした。
また鵜之澤氏は、「現在バンダイナムコゲームスでは、『ACE COMBAT 6 解放への戦火』、『ガンダム オペレーショントロイ』、『ビューティフル塊魂』という3つのXbox 360用ソフトを制作していますが、これ以外にも未発表のタイトルを何作か開発してます。『トラスティベル』をはじめ、今後も我が社は積極的にXbox 360にソフトを提供していきますので、楽しみにしていてください」と今後の展開についても言及していた。
続いて、マイクロソフト執行役 ホーム&エンターテイメント担当 Xbox事業本部長・泉水敬氏が登場。泉水氏は、「待ちに待ったバンダイナムコゲームスさんの大作RPGが、明日いよいよ発売されます。トライクレッシェンドさんが本当によい作品を作ってくださいました。あとは、我々がプロモーションをがんばるだけですね!」と述べ、鵜之澤氏と固い握手を交わしていた。
登壇者による挨拶が終わると、バンダイナムコゲームス プロデューサー・野口伸二氏と、トライクレッシェンド 代表取締役・初芝弘也氏が登場。実機を操作しながら、『トラスティベル』の序盤のストーリーや戦闘システムの説明を行った。
まず始めに、4歳のヒロイン“ポルカ”とその母親が花畑を歩きながら会話を交わすという、本邦初公開のオープニングエピソードシーンが上映された。初芝氏は、「花畑は、この鮮やかな色合いを出すのが非常に難しかったですね。あと髪の毛だけでなく、服やブローチなど細かいモノまですべて揺れるようになっています。花も1つ1つちゃんと揺れているので、そのあたりのリアルさを感じていただければと思います」と、美麗なグラフィックを強調。一方、野口氏は「細部にこだわっている点ももちろんですが、4歳の“ポルカ”もかなりかわいらしくなったと思いますよ(笑)」と顔を綻ばせながら語っていた。
バトルシーンでは、実際に初芝氏がキャラクターを使用しながら戦い方を説明。“ポルカ”を使ったチュートリアルでは基本的な操作を、“アレグレット”、“ビート”、“ショパン”を操りながらのボス戦では、防御の方法や必殺技の出し方などをレクチャーした。野口氏によると、「本作の戦闘のキモは、防御です。どれだけタイミングよく防御できるかが、勝利するためのカギになってきます」とのことだ。
ゲーム紹介の後は、本日のゲストである『トラスティベル』サウンド担当・桜庭統氏、“ポルカ”役の声優・平野綾さん、タレントの山本梓さん、格闘家の桜庭和志氏が登場し、野口・初芝両氏を交えてのトークコーナーがスタートした。
ここでは野口氏が、“ポルカ”役に平野さんを選んだ経緯を「キャストを決める際、ほかのスタッフに「この候補のなかから1年後に大ブレイクしている人は誰だ?」と聞いたら、「平野綾さんです! 間違いありません!!」と断言されたので彼女にしました(笑)」と披露。平野さんは「本当にありがとうございます、本当にありがとうございます!」と恐縮しきりだった。
また、無類のゲーム愛好家と自他共に認める桜庭和志氏は、「この間、アメリカに行く用事がありまして。ゲーム機を持参したんですが、テレビに端子がついてなかったんですよ。仕方ないのでわざわざ端子付きのテレビを買って、ずーっとゲームしていました(笑)」と、ゲーム好きならではの武勇伝(?)を披露していた。
この後、3歳からピアノを習っているという山本さんが、ショパンの「別れの曲」を生で演奏し、会場の観客を魅了した。演奏後、「緊張しまくって、間違えてしまいました、すみません!」と謝る山本さんだったが、桜庭統氏は「大変癒される演奏でした。ピアノを弾く姿が絵になる人はいいですねぇ」と山本さんのピアノの腕を絶賛していた。
イベントの最後には、プレゼント抽選会が実施。平野さんのサイン入りポラロイド写真や、山本さん&桜庭和志氏サイン入りのXbox 360用フェイスプレイトが、会場を訪れた一般ユーザーに贈られていた。こうして、『トラスティベル』の完成記念パーティーは、大盛況のうちに終了した。
バンダイナムコゲームス 代表取締役副社長の鵜之澤伸氏(写真左)に花束を渡すマイクロソフト執行役 ホーム&エンターテイメント担当 Xbox事業本部長・泉水敬氏(写真右)。
「バンダイナムコゲームスさんは、Xbox 360用ソフト『アイドルマスター』の売り上げも好調ですね」と泉水氏。このコメントを受けて、鵜之澤氏が「『アイマス』は、アイテム販売のほうも好調みたいで。「体操服」や「制服」といったアイテムの売り上げが、この間1億円を突破しました」と明かすと、会場からはどよめきの声が上がっていた。
本作のナレーターを務める森本レオ氏と、ゲーム中の重要な場面においてショパンの楽曲を演奏する世界的ピアニスト スタニスラフ・ブーニン氏も、ビデオレターで『トラスティベル』の発売を祝うコメントを寄せた。
6月2日にアメリカ・ロサンゼルスで開催された「Dynamite!! USA」参戦直後の、桜庭和志氏がゲストとして出演。左にXbox 360、右に『トラスティベル』のロゴがあしらわれたオリジナルマスクをかぶっての登場に、会場は大いに沸いていた。
本日のゲスト出演者。左から“ポルカ”役の平野綾さん、桜庭和志さん、山本梓さん。
(C)2007 NBGI
データ
▼『トラスティベル ~ショパンの夢~』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:RPG
■発売日:2007年6月14日
■価格:7,329円(税込)
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▼「トラスティベル ~ショパンの夢~(Xbox 360コアシステム プレミアムパック)」
■メーカー:マイクロソフト
■発売日:2007年6月14日
■価格:オープンプライス
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※セガダイレクトの販売価格:31,290円(税込)
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■関連サイト
・『トラスティベル ~ショパンの夢~』公式サイト
・「Xbox 360 コア システム トラスティベル ~ショパンの夢~ プレミアムパック」紹介ページ
・バンダイナムコゲームス