News

2007年6月14日(木)

20人の主人公がバカ騒ぎ!?群像劇アニメ「バッカーノ!」アフレコレポート

 2007年7月26日より、WOWOWノンスクランブル(無料放送)でTVアニメがスタートする「BACCANO!(バッカーノ)」のアフレコ取材が、都内のスタジオで行われた。

 「バッカーノ!」は、メディアワークス・電撃文庫から刊行されている人気小説。禁酒法が施行され、治安が悪化した1930年代のアメリカを舞台に、20人もの主要キャラクターが繰り広げる群像劇だ。

 今回都内のスタジオにて第2話のアフレコが行われたあと、“アイザック”役の小野坂昌也氏(以下、小野坂氏)、“ミリア”役のあおきさやかさん(以下、あおきさん)、“フィーロ”役の吉野裕行氏(以下、吉野氏)、“エニス”役の小林沙苗さん(以下、小林さん)、“ジャグジー”役の阪口大助氏(以下、阪口氏)という5人の声優陣が、収録後の感想や見どころなどをコメントしてくれたので、以下に紹介していく。

――まずは演じられているキャラクターについての印象を、お聞かせ下さい。

小野坂氏:“アイザック・ディアン”役、小野坂昌也です。このアニメでは、複数の話があるのですが、そのなかで列車の話に多く出てきています。内容についてはまだ2話までしかアフレコをしていないのでわかりませんが、派手でバカな泥棒キャラクターになっていると思います。

あおきさん:“ミリア・ハーヴェント”役のあおきさやかです。“ミリア”は“アイザック”とコンビを組んでいて、泥棒バカップルだと思います。“ミリア”は、“アイザック”が好きで好きで、彼のためについていっているキャラクターです。バカですが、愛あるゆえのバカキャラではないかと。とても楽しい役で、小野坂さんと掛け合いができるのがうれしいです。

吉野氏:“フィーロ・プロシェンツォ”役の吉野です。“フィーロ”は、童顔だがうでっぷしの強いナイフ使いという設定です。童顔を気にしているのですが、まだ未成年なんだし、気にしなくていいと思います。“エニス”が好きなので、そこがじょじょに描かれていくのではないかと……。まだ物語がどうなるのかわからないので、見ながら理解していこうと思います。

小林さん:“エニス”役、小林沙苗です。“セラード”というキャラクターの運転手という設定なのですが、運転手という関係だけではないのでは? と思っています。“エニス”と“フィーロ”の関係が気になるので、そこらへんに注意して演じていきたいです。

阪口氏:“ジャグジー・スプロット”役の阪口大助です。ほとんどの台詞が泣きながら話しているのでとても難しいのですが、がんばって演じています。いずれヘナチョコなりに強いところが出てくると思うので、お楽しみに!

――それでは、世界観を含めた本作の見どころなどをお願いします。

小野坂氏:普通アニメーションというのはわかりやすく制作するのですが、監督は「複雑に作ってやる」と言っていたんです(笑)。わかりにくくても、1話ずつ見て楽しい作品に仕上げるというので、そのへんを僕も楽しみにしています。だからみなさんもわかりにくさを楽しんでください。

あおきさん:ハリウッド映画のようだと思いました。映像の切り方やつなぎ方がとてもかっこいいです。あと、“ミリア”は毎回ヘンな格好をしているので、そこは自分も楽しみです。みなさんも楽しんでください。

吉野氏:放送に年齢制限などはないのですが、過激な描写が結構あります。ストーリーのわかりにくさと、見た目のインパクトでひっぱっていく作品なのかな? そこを楽しんでもらえればと思います。

小林さん:キャラクターが多いので、どうなるのか想像ができなかったのですが、1話を見たらうまくはめこまれていると感じました。それでいてあっという間に過ぎてしまい見て疲れないので、感動しました。まだわからないのですが、最終話ではすっきりしたらいいと思います。

阪口氏:キャラクターがすごく濃いので、それに当たらないように楽しんでもらえれば(笑)。あと、僕たちのキャラクターが出ている舞台が1930年代のアメリカということで、レトロな雰囲気とかも見どころなんじゃないかな。

――先ほど小野坂さんが言われていた「わかりにくさ」とは具体的にどういうところなのか、そこについて教えてください。

小野坂氏:この話は主人公が20人いるんです。先ほどの写真撮影では真ん中に座らせてもらったんですが、すべての回に出てくるキャラクターというだけで、別に主役ではありません(笑)。1話にはとにかく大勢のキャラクターがでてきます。彼らが今後、複雑にからんでゆくことになります。1度見逃すと大変なことになるので、ぜひ続けて見てください。

――では、1話目で1番インパクトのあったシーンはどこですか?

小野坂氏:最近ではあまり描かれなくなっているんですが、手が切れるシーンや、首が飛ぶシーン、殺されるシーン。そういうのが、リアルに描かれているところですね。

あおきさん:1話は前半と後半でまったくテイストが違うんです。この後の話しへの伏線とかが盛り込まれているので、すごく楽しめると思います。いろいろな伏線がドンドン後半に生きてくると想像しているんで、そのあたりを凝視して見てください。

吉野氏:そうですね……サブタイトルですね。コマーシャルが出てくるくらいのところまで、引っ張るので楽しんでください。前半の部分を見てもらえれば、サブタイトルが出るまでに引き込まれると思うので、そこですね。

小林さん:悪そうな、なにかしそうな人がいっぱい出てくるので、そこをドキドキしながら見てください。

阪口氏:個人的に“チック”というハサミを鳴らしているキャラクターが、怖くてインパクトありました。

――監督から、役作りへのオーダーというのはあったのでしょうか?

小野坂氏:以前にCDドラマで同じ役を演じているので、そんなには言われなかったのですが「もっとバカっぽくバカっぽく」というのは、口がすっぱくなるくらい言われました。なので、バカっぽいつくりになっていると思います。

あおきさん:“ミリア”も“アイザック”と同じで「バカっぽくバカっぽく、おおげさに」と言われました。

吉野氏:思っていた役よりも本人が若くて、背伸びした感じがほしいと言われました。童顔ですし、そういった部分を意識して演じていけたらいいと感じました。

小林さん:私はオーディションを受けて、“エニス”を演じることになったのですが、そのオーディションの時の台詞が暗い感じの台詞ばかりだったんです。それで1話目のときにそういう風に演じたら、「もっと明るく」と言われたので意外な感じがしました。

阪口氏:監督には「もっとヘナチョコに!!」と言われたので、できる限りヘナチョコにやっていきたいと思います(笑)。

――最後にファンや視聴者へメッセージをお願いします。

小野坂氏:非常にきれいな作りになると思います。1話では分からないことも多いと思いますが、必ず見続けてください! よろしくお願いします。

あおきさん:複雑な人間関係がドンドン紐解かれていくのがおもしろいので、最後までドキドキわくわくしながら見てもらえるとうれしいです。

吉野氏:とにかく見てください。僕もわかっていないので、一緒に同じ目線で最後まで見ていきましょう。楽しみです。

小林さん:頑張りますので、どうぞ応援してください。

阪口氏:とにかくキャラクターが多いので、誰か好きなキャラクターを見つけて追いかけるもよし。俯瞰で全員を見るのも楽しいと思います。




アフレコ取材に参加して下さった声優陣。前列左より小林沙苗さん、小野坂昌也氏、あおきさやかさん。後列左より吉野裕行氏、阪口大助氏。

アフレコが終わったばかりの出演声優陣。メンバーが口をそろえてコメントした「ものすごい豪華なベテラン声優陣のラインナップ」がお送りするアニメ「バッカーノ」に注目したい。























(C)Ryohgo Narita・Media Works/Project Baccano!

データ

■TVアニメ「バッカーノ」
【放送局】WOWOWノンスクランブル(無料放送)
【放送開始日】7月26日0:30~(毎週木曜深夜0時帯にて放送)

【スタッフ】(敬称略)
 原作:成田良悟「バッカーノ!」(メディアワークス電撃文庫)
 原作イラスト:エナミカツミ
 監督:大森貴弘
 構成/脚本:高木登
 キャラクターデザイン:岸田隆宏
 美術:伊藤聖
 音楽:吉森信
 音響監督:岩浪美和
 アニメーション制作:ブレインズ・ベース
 製作:Project Baccano!

【キャスト】(敬称略)
 “アイザック”役:小野坂昌也
 “ミリア”役:あおきさやか
 “フィーロ”役:吉野裕行
 “若い車掌”役:森田成一
 “エニス”役:小林沙苗
 “ジャグジー”役:阪口大助
 “ニース”役:小林ゆう
 “ラッド”役:藤原啓治
 “マイザー”役:宮本充
 “ラック”役:子安武人
 “ギュスターヴ”役:若本規夫
 “キャロル”役:斎藤千和
 “セラード”役:有本欽隆
 “チック”役:山口勝平
 “ベルガ”役:三宅健太
 “ダラス”役:伊丸岡篤
 “イブ”役:井上麻里奈
 ほか
■関連記事
2007年3月23日
裏話が満載!? TVアニメ「おお振り」&「バッカーノ!」記者発表会 in TAF2007

■関連サイト
「BACCANO!(バッカーノ)」公式サイト
アニプレックス


注目記事

アイコン別記事一覧

※クリックすると、ソートされた記事一覧に移動します。