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2007年6月25日(月)

宮野真守氏らにインタビュー!ドラマCD「獣のごとくひそやかに-言霊使い-」

 女性向けレーベル・Anchusa(アンチューサ)から7月30日に発売される、音声ドラマCD「獣のごとくひそやかに-言霊使い-」のアフレコ収録が行われた。

 アンチューサ第1弾作品となる「獣のごとくひそやかに-言霊使い-」は、里見蘭原作の同名人気小説(講談社X文庫「ホワイトハート」刊)をドラマCD化したもの。「言霊使い」の力が目覚めたため命を狙われる少年“聖”と、彼を守ろうとする青年“隼王”の絆を描いた伝奇物語だ。

 CDには、宮野真守氏や森川智之氏といった人気実力派声優に加え、若手男性俳優集団「D-BOYS」のメンバーである中村優一氏や中川真吾氏も出演する。今回のアフレコ収録後、本作に出演する宮野真守氏(“滝川聖”役)、森川智之氏(“隼王”役)、小清水亜美さん(“綺莉”役)、名塚佳織さん(“乃々果”役)、中川真吾氏(“史暁”役)、中村優一氏(“フランケンウルフ”役)、速水奨氏(“真名弓弦”役)にインタビューを行った。その模様を、以下に紹介していこう。

――演じられた役について教えてください。

宮野氏:“聖君”は心が優しい男の子で、自分に言霊使いの力があることを知らずに生きてきました。命を大切にするところに共感を持って演じることができました。

森川氏:“隼王”は“聖”と出会うことで、“史暁”や“綺莉”を裏切ってしまうわけですが、とても人間味があり演じていて楽しい役でした。

中川氏:“史暁”はサイコキネシスの力をもっていて、玉神に選ばれたドンでございます(一同笑)。“史暁”がどんな奴なのか、考えて演じる機会があればいいなと思いました。

小清水さん:幼いときから双子の弟“史暁”と玉神に仕え、それ以外は「敵」と心の底から思っていて。端から見るとちょっと怖いですが、演じていて出てくる言葉はすべて素直なので裏がない子なんだな、と思いました。

速水氏:“弓弦”は、飄々としているようですが、非常に力を秘めた言霊使いなんだろうなと思います。言葉とは裏腹に凄みや実力が言葉で出せるように気をつけて演じました。

名塚さん:“乃々果”は、思っていた以上に大人の女性で、初めて演じるタイプの役でした。セクシーさとか大人の色気とか女性の無邪気さが出せたら……と頑張って演じました。

中村氏:まず、人ではないです(笑)。でも、自分のなかでは合っていた役なんじゃないかな、と思いました。

――作中であったように特殊な力を使えるとしたら、どんな能力が欲しいですか?

宮野氏:時間を操れる能力があったらいいですね。そうすれば、睡眠時間が1時間しかなくても時間を操ってたくさん眠れるじゃないですか。そうしたら僕のクマも消えるかと!(笑)

森川氏:どんな力もいらないですね。もし、力が持てたとしたら精神的に崩壊してしまいそうなので、僕凡人ですから(笑)。それより健康な体がほしいです。普通がいい(一同笑)。

中川氏:僕は、時間を戻せる能力がほしい! よくいろんなことを失敗するので、失敗したこととかやりなおしたいな~(笑)。

小清水さん:言葉の壁を壊す力がほしいです。どんな外国の言葉でもわかる力があれば、世界は平和なんじゃないかと思います。

速水氏:想像力がほしいですね(即答)。でも僕は、世界中の人すべてが言葉が通じる状態が美しいと思っていますので、そういう力があったらいいなと思います。

名塚さん:“乃々果”みたいにぬいぐるみが好きなのですが、ぬいぐるみがしゃべったら……怖いなぁ~(笑)。アロマキャンドルが好きなので、火が使えるような便利な能力がいいですね。

中村氏:空に浮きたいです! だってラクそうじゃないですか(笑)。

――「D-BOYS」のお2人にとって初の声優体験でしたが、感想をお願いします。

中川氏:ホッとしています。声だけで表現しなくてはいけないということで、今まで身振りや手振りに助けられていたことに気がつきました。本当に緊張しました。なんとなく、わかってきたのにもう収録が終わり……というのがちょっと残念です。次回作ではもっともっと頑張っていきますので、成長を見守ってください!

中村氏:ベテランの声優のみなさんに囲まれて、「オレ、大丈夫かっ!?」と思ってしまいました。収録を終えてやっと、こういう風にやるのかと少しわかったような気がします。今回、新しいことをたくさん学べたと思います。この学んだことを次のステップに生かしていきます。

――ファンのみなさまにメッセージをお願いします。

宮野氏:とても不思議なお話なので、日常で疲れている方はこのCDを聴いて非日常を体験してください。そしてハマってください!

森川氏:家族愛、人間のエゴなど、いろいろなエッセンスが入っている話です。自分自身も脚本を読んで引き込まれました。ぜひ、この話の続きを演じてみたいと思いますのでみなさま応援してください!

中川氏:映像や舞台の自分とは違う、中川真吾を感じてほしいです! 頑張りました!

小清水さん:人と人との心の大切さや、命の尊さ大切さを感じました。みなさんにもそんなメッセージを感じていただければと思います。私としては、この“綺莉”をもっと掘り下げていけたらなと思いました。

速水氏:「真名一族」がどれほどのものなのか、まだまだ謎ですが、これからも言霊使いとして頑張っていきますので、密かに“真名弓弦”をよろしくお願いします!

名塚さん:特殊な能力の見せ場がおもしろく、能力を持った人間のズル賢さなどが描かれています。価値観に影響を受けてもらえればいいなと思いました。たくさんの人に聴いてほしいですね。

中村氏:人間じゃない中村優一をよろしくお願いします!(一同笑)

「獣のごとくひそやかに-言霊使い-」

「獣のごとくひそやかに-言霊使い-」

「獣のごとくひそやかに-言霊使い-」

「獣のごとくひそやかに-言霊使い-」

「獣のごとくひそやかに-言霊使い-」

「獣のごとくひそやかに-言霊使い-」
アンチューサレーベルの第1弾作品「獣のごとくひそやかに-言霊使い-」に出演した声優陣。「D-BOYS」の中村氏と中川氏は、声優初挑戦とのこと。

(C)里見蘭/講談社
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データ

▼「獣のごとくひそやかに-言霊使い-」
■発売元:Anchusa(アンチューサ)
■発売日:2007年7月30日
■価格:3,150円(税込)
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■関連サイト
「Anchusa(アンチューサ)」
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