『ソルフェージュ~Overture~』発売記念イベント開催!主演の榊原さんからコメントも
7月8日、ラゾーナ川崎4Fの「マグマニ川崎店」で『ソルフェージュ~Overture~』発売記念イベントが開催された。
イベントには、声優やボーカリストとして活躍中の榊原ゆいさん(“宮藤かぐら”役)が出演。榊原さん自身が作詞した「Little wing」と「Kaleidoscope」をライブで披露し、ユーザーのアンケートに答えるトークコーナー、レアグッズがもらえるジャンケン大会などが実施された。イベントの詳しい内容については、
電撃萌王ブログも参照してほしい。
またイベント終了後、インタビューの時間も設けられた。作品への思いを語ってもらったので、榊原さんのコメントを紹介していこう。
――今日のイベントはいかがでしたか。
榊原さん:2日間で合計3店舗を回るという、怒涛の週末でした(笑)。どの会場にもたくさんのお客さんが来てくれて、私としてもやりがいがありました。私のファンも、工画堂さんのファンも、みなさん歌がお好きな方が多い。これはもう『ソルフェージュ』を遊ぶしかないだろと! ミュージックアクションのシーンは『Overture』で私もプレイしてみましたが、自分で作った歌なのに撃沈しました……。悔しいので、また挑戦しようと思っています。
――イベントと収録(レコーディング)の違いは、どんなところにありますか?
榊原さん:レコーディングは、何度も録音して最高のものを目指します。それに対して、みなさんのノリを重視するのがライブなどのイベント。気持ちや意識してる部分は違いますが、違うからこそ、どっちも楽しんでいますね。
――主題歌「Little wing」のエピソードなどをお聞かせください。
榊原さん:主題歌でもあり、“宮藤かぐら”のテーマソングでもある歌で、とっかかりには少し苦労しました。でも作り始めたら「あ、これしかないだろー」と思えるものを掴みまして、いい感じで爽やかにやらせてもらいました。
――“高屋すくね”のテーマソング「Kaleidoscope」についてはいかがでしょう。
榊原さん:“すくね”様には、「万華鏡みたいな人だな」っていうイメージを持ったんです。どんな形になってもキレイで、神秘的。そんな印象で作詞させてもらったのが「Kaleidoscope」です。風が吹いて髪をなびかせてるイメージもありましたので、歌詞に盛り込みました。
――ほかのキャラクターのイメージソングも、作詞を担当されています。
榊原さん:“天野まり”の歌は、本人のツンツンした性格とは逆の雰囲気で仕上げました。“まり”さんのホントの気持ちを歌詞にしたというかですね……。この歌はメロディがとてもセクシーだと感じましたので、そこもイメージしていろいろな思いを歌詞にしてみました。
――“幸村ちほ”はいかがでしょう。
榊原さん:普段聞きなれない単語を曲名にして、「もっと感」を出してあります。曲としてはキュートで、正統派という感じですね。
――憧れの女性や、「こんなふうになってみたい!」という女性像はありますか?
榊原さん:なにかを極めようとしている人に憧れますね。気を抜かず、やるからにはやる! っていう人。そして、人を「魅せられる」存在にも憧れを感じます。人の目を釘づけにするというか。まさに私の目指したいところなんですが……。今日は家から、このバラの浴衣で会場まで来ましたので(笑)、違う意味で人様の目を釘づけにしてしました。
――読者に向けてメッセージを。
榊原さん:『ソルフェージュ』はミュージックアクション……いわゆる音ゲーに近い要素を採り入れていますが、自分の歌がミュージックアクションゲームになるってなかなかできない経験だと思うんです。こんな形で、私の歌をリズムとして感じてもらえるのは幸せですね。ライブもそうですが、リズムをいろいろな角度から楽しんでもらえたらと思うんですよ。作曲もいくつか担当させてもらったので、ぜひ聞いてくださいね。
――ちなみに、作曲時はなにか楽器を使うんですか?
榊原さん:あ、私は楽器って一切ダメなんですよー(笑)。なので、いつも鼻歌作曲ですね。それをアレンジャーさんに渡して、曲にしてもらうっていう。鼻歌だけに、私自身の体から自然に「気持ちいい」と思えるメロディが出てくるんですけれど。アレンジャーさんとの打ち合わせでは苦労をさせてしまうこともあって、ちょっと申し訳ないですね。
――ありがとうございました!
マグマニ川崎店で、『ソルフェージュ』の主題歌「Little wing」を唄う榊原ゆいさん。たくさんのファンが集まった。
来場者の答えが記入されたアンケート用紙をネタに、トークコーナーも実施。自ら「世話好き」と語る榊原さんだったが……!?
ジャンケン大会では、榊原さんのプリクラが賞品として提供された。なかなかレアなアイテムといえる。
バラをあしらった、ピンクの浴衣で登場した榊原さん。よく見ると、浴衣の袖や裾にフリルがついている! 「姫っぽいものに目がないんです」とは、榊原さんの談。
(C)2007 KOGADO STUDIO,INC.
データ
▼『ソルフェージュ ~Overture~』
■メーカー:工画堂スタジオ
■対応機種:PC(対応OS:Windows2000/XP/Vista)
■ジャンル:A・AVG
■発売日:2007年6月29日
■価格:3,000円(税込)
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※Amazonの販売価格:2,768円(税込)
■関連サイト
・『ソルフェージュ』公式サイト
・工画堂スタジオ