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2007年7月27日(金)

PS2で新“ミーナ”が汁実!双子を演じた伊瀬茉莉也さん&井口裕香さんを直撃!

 アイディアファクトリーが7月26日に発売したPS2用ソフト『月面兎兵器ミーナ -ふたつのPROJECT M-』に出演した、伊瀬茉莉也さんと井口裕香さんにインタビューを行った。

 本作は、フジテレビで放送されたで放映されたTVアニメ「月面兎兵器ミーナ」をPS2でゲーム化したもの。プレイヤーは「ミーナの仲間を増やそう計画(MF計画)」に携わる若き科学者“月影博士”となって、“ミーナ”とコミュニケーションをとったり、戦闘の指揮をとったりと、忙しく立ち回ることになる。

 原作のヒロイン“月城ミーナ(佃美奈)”を演じる井上麻里奈さんインタビューに引き続き(前回記事)今回は本作オリジナルキャラである“月影ミーナ(月影兎萌)”役を演じる伊瀬茉莉也さんと、その双子の妹“月影香具耶”を演じる井口裕香さんに話を聞くことができた。この2人はプライベートでも実の姉妹のように仲がいいそうで、アフレコでもその仲のよさが演技にいい影響を与えたとか。まず、妹役の井口さんへのインタビューをお届けする。

――最初に、“月影香具耶”がどんな子であるのか紹介してください。
井口裕香さん(以下、井口。敬称略):“香具耶”はお姉ちゃんのことが大好きで、優しくてかわいい娘だな、というのが私の第一印象でした。でも台本を読んでいくと、芯はしっかりしてるし、ちゃんと自分の意志も持っていることがわかって。

――イラストを見るとクールな感じですよね。
井口:落ち着いてはいるんですけど、クールというわけでも……。とにかくお姉ちゃんべったりでしたね。演じている私が、お姉ちゃんの“兎萌”役の伊瀬茉莉也にべったりなので、それがキャラクターにまで移っちゃったのかもしれないです(笑)。

――ということは、演技も素に近い感じ?
井口:そうですね、茉莉也に甘えるような感じでやってました(笑)。私は3姉妹の末っ子でもありますし、実生活ではとにかく甘える側なので、すごくキャラに入りやすかったです。

――では、“香具耶”の見どころを教えてください。
井口:“羽蝉ナコル”が、主人公に「お兄ちゃん」って呼びかけるセリフがあるんですが、そんな感じのセリフをアドリブでやってもらえる? って言われて。「お父さーん!」って叫んでみました。ここは茉莉也と息を合わせて叫ぶ場面なんですが、あとで茉莉也になんて言われようと、やってしまった者勝ちなんで(笑)。2人の声が合わさるとどうなるのか、仕上がりが楽しみです。

――本作には恋愛要素もあるということで、プレイヤーはいろんなシチュエーションを楽しみにしていると思うんです。井口さんが気になったシーンってありましたか?
井口:恋愛ゲームに出演した経験はあるんですけど、まさか恋愛対象をお父さんと呼ぶとは思っていなかったので(笑)、おもしろいなって思いましたね。そういうところに新しいドキドキを感じていただければ。

――では、最後に読者にメッセージをお願いします。
井口:とてもステキな女の子たちと恋愛ができるので、「ミーナ」ファンの方も、そうでない方もプレイしていただければと思います。“香具耶”もお姉ちゃんと一緒に出演できてうれしい限りでございます(笑)。2人あわせてよろしくお願いします。

 続いて、お姉ちゃん役の伊瀬茉莉也さんへのインタビューはこちら。井口さんとのなれそめ(?)が明らかに?

――“月影ミーナ(月影兎萌)”役が決まった時の感想は?
伊瀬茉莉也(以下、伊瀬。敬称略):とても人気のある作品なので、本当にうれしかったです。ただ、最初にお話をいただいた時は、私は何人もいる“ミーナ”のなかの1人を演じるんだと思っていたんですね。でも、台本を見て自分のセリフをチェックしていたら、やけに私のセリフが多くて。これ主役じゃない!? ってようやく気付いて、さらにテンションが上がりました(笑)。

――“兎萌”を演じるにあたって、気をつけたことは?
伊瀬:原作の「ミーナ」ファンにも受け入れてもらえるよう、とにかく一生懸命演じました。“兎萌”はゲームオリジナルキャラということで、ある意味自由に演じられるんですけど、双子という設定だから妹と似せた方がいいのかなとか、お姉さんぽいほうがいいのかなとか、いろいろ悩んでたんです。でも、「そんなに意識しなくてもいいから、感じるままに」と言っていただけたので、自然に演じさせてもらいました。

――では、お姉さんなんだ、という意識は特になく?
伊瀬:ちょっとお姉さんぽい感じのセリフのところは意識しました。でも“兎萌”にもおっちょこちょいなところがあって、テンパったり、ハチャメチャなギャグっぽいシーンもあったりしたので、そこはあまり作りこまず楽しく演じることができました。

――井口さんは、いつも伊瀬さんに甘えてるから、普段と同じような演技でよかった、というようなことを話していましたが。
伊瀬:あはは、どんなことを話してたんだ裕香ー!(笑) 私、井口裕香ちゃんが大っ好きで! 去年、たまたまオーディション会場で初めて会ったんですけど、2人とも高校生だったので、お互い制服姿だったんですよ。で、あっ、制服の子がいる! こりゃ話しかけて仲よくならねば! って思って、すぐ私から話しかけて(笑)。そうしたら、初対面なのにすごく意気投合して、その日のうちに一緒にお茶して、2人で語り合っちゃいました(笑)。

――そこまで仲よしとなると、2人の掛け合いのシーンでは、井口さんはこんな感じで話しそうだな、って想像がつきそうですね。
伊瀬:そうなんですよ! “香具耶”に「お姉ちゃん!」ってセリフがあったら、自然に裕香の声に脳内変換されて。感情もすごく入れやすかったです。

――それでは、“兎萌”の見どころについて教えてください。
伊瀬:あるシーンで、“香具耶”と一緒に「お父さん!」って呼びかけるセリフがあって、そこは2人の息を合わせたんですけど、すごく印象的でしたね。

――井口さんも同じ場面をあげてました(笑)。
伊瀬:やっぱり(笑)。あとは、“兎萌”はまだ“ミーナ”のなかでは半人前で、足を引っ張っちゃうんです。“香具耶”がピンチになるシーンでは、自分は力不足だけれども、姉である“兎萌”が“香具耶”を助けたいって強く思うんです。そこがすごく熱く描かれていたので、とくに感情を込めて演じました。

――それでは、読者にメッセージをお願いします。
伊瀬:原作ファンのみなさん、このたびPS2で『ミーナ』が登場します! 内容も「汁実」(※)していますので、ぜひみなさん楽しんでプレイしてください。ゲームをプレイすれば、“ミーナ”になった気分も味わえるし、博士の目線で楽しんでいただいてもよし、誰か1人の女の子に注目していただいてもよし、いろんな角度から楽しめるゲームだと思います。

(※編注:伊瀬さんの「あ、いまのうまくないですか!? ここの漢字は、“ミーナ”に変身するときの「汁実」で!(笑)」という指定に従いました。伊瀬さん、ここの言い回しが偶然の産物だったことをバラしちゃってすいません^-^)

 なお、今回は特別プレゼントとして“月影ミーナ(月影兎萌)”役の伊瀬茉莉也さんからサイン色紙を3枚いただいている。こちらは8月9日公開の電撃オンライン内プレゼントコーナーに掲載予定なので、欲しいという人はぜひチェックしてみてほしい。



キャラクターと自分の性格が近かったので、とにかく演じやすかったという井口さん。

キャラクターの見どころについて聞くと、井口さんの答えと同じシーンを真っ先に挙げた伊瀬さん。役柄と同レベルのシンクロ率!?


データ

▼『月面兎兵器ミーナ -ふたつのPROJECT M-』
■メーカー:アイディアファクトリー
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2007年7月26日
■価格:通常版 7,140円(税込)/限定版 10,290円(税込)

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※Amazonの販売価格:6,426円(税込)

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※Amazonの販売価格:9,261円(税込)
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■関連サイト
『月面兎兵器ミーナ -ふたつのPROJECT M-』公式サイト
「月面兎兵器ミーナ スポルナ情報局 麻里奈と衣里の もうちょっと『聞いて、み~な!?』」
アイディアファクトリー