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2007年8月13日(月)

文化祭前夜に北高を襲った異変とは……?PSP『涼宮ハルヒの約束』ストーリー公開

 バンダイナムコゲームスは、2007年内に発売予定のPSP用ソフト『涼宮ハルヒの約束』の最新情報を公開した。


 『涼宮ハルヒの約束』は、ライトノベルやTVアニメ、コミックなどさまざまなメディアで展開中の「涼宮ハルヒ」シリーズをモチーフにしたアドベンチャーゲーム。文化祭を控えた北高を舞台に、TVアニメとリンクしたオリジナルのストーリーが展開していく。
 本作は全編フルボイス仕様となっており、キャストは全員アニメ版と同じ声優が担当するとのこと。しかも、「涼宮ハルヒ」シリーズではおなじみとなっている“キョン”のモノローグまで完全収録されるという。

 今回、ストーリーの詳細および、新会話システム「S.O.S.」の続報が公開された。最新画像とともに、以下に紹介していこう。


■ ストーリー ■

 「北高祭」前日、誰もがクラスや部の出し物の準備に追われるなか、SOS団のメンバーも迷作映画「朝比奈ミクルの冒険」の上映に向けて作業を進めていた。超監督“ハルヒ”の指示のもと、完成に向けて連日の徹夜編集作業に勤しんでいた主人公“キョン”。しかし、かれこれ何日も編集作業を続けてきたのに、映画は一向に完成を見ない。顔を洗うため部室を出て、占い師姿の“長門”や“鶴屋さん”、“谷口”といった友人たちとすれ違った彼は、これら1つ1つの出来事にふとした既視感を抱くのだった。そして、徐々に明らかになる「異変」。次々と巻き起こる非日常的アクシデントの数々。はたして“キョン”は、無事に映画を完成させて、文化祭当日を迎えることができるのだろうか……?




■ 新会話システム「S.O.S.」 ■

 『涼宮ハルヒの約束』には、2Dの1枚絵がまるで3Dモデルのように滑らかに動き出す「モーションポートレート」技術を活用した、新システム「S.O.S.(シームレスオペレーションシステム)」を搭載。状況や会話の流れに合わせて、キャラクターの表情が刻一刻と変化し、口の動きもリップシンクでセリフと同期させることが可能らしい。
 本作では、キャラクター性の再現度を高めるため、登場人物ごとに複数の表情が描き起こされており、それらをシームレスに繋ぎ合わせることでより自然なアニメーション表現を実現するという。同社によると、今後動画化された実際のデモ映像をサイトなどで公開するとのことなので、その仕上がりを楽しみにしていよう。




※画面は開発中のものです
(C)2006 谷川流・いとうのいぢ/SOS団
(C)2007 NBGI

データ

▼『涼宮ハルヒの約束』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PSP
■ジャンル:AVG
■発売日:2007年予定
■価格:未定
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■関連サイト
『涼宮ハルヒの約束』公式サイト
バンダイナムコゲームス