“月森”の意外な一面が見られる？「トリリオンAA」声優インタビュー・谷山紀章氏編

谷山氏：今回の曲は、これまで歌ってきた“月森”のキャラクターソングの中でも、1番難しい曲でした。キーも高かったですし。ただ、自由に歌わせていただいたので、歌っていて気持ちよかったですね。

――「DESTINATION」という曲のイメージを教えてください。

谷山氏：今までの曲と比べると動きがあって、ドラマチックだったと思います。歌詞も、留学を決意した“月森”の心情をよく表していて、感情が高ぶっているといいますか、ストレートな印象を受けました。曲も詞も、今まで彼の内面で燃えていたものが表に出たという感じですね。

――歌詞の中でお気に入りのフレーズはありますか？

谷山氏：1番のBメロ部分の2行です。遠くに行くけど、でも……という心情が、ここによく現れていると思います。ぜひ、聞いて確かめてみてください。僕は、宮野真守くんが歌う“加地葵”のキャラクターソング「Mermaid」(CD「ネオロマンス・トリリオン Splash Summer」収録)がすごく好きで、とても素晴らしい曲だと思っているのですが、今回の曲はそれに対抗しうる曲になったと思います。勝手に僕が対抗心を抱いているだけなんですけどね(笑)。

――最後に、ファンへ一言お願いします。

谷山氏：今までのキャラクターソングとは、方向性が異なる印象を受ける楽曲になっていると思います。またしても、“月森”の意外な一面を見ていただけると。とってもいい曲に仕上がったので、気に入っていただけるとうれしいです。


『金色のコルダ』シリーズで“月森蓮”の声を担当している谷山紀章氏。今回収録したキャラクターソング「DESTINATION」では、これまでの“月森”とは違った面が見られると語る。

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