PS2『ななついろ★ドロップス』出演声優からメッセージが♪インタビューも掲載!
メディアワークスから、9月20日に発売されるPS2用ソフト『ななついろ★ドロップス Pure!!』。本作に出演している声優・結本ミチルさん、後藤麻衣さん、成瀬未亜さんに、インタビューを行った。
『ななついろ★ドロップス Pure!!』は、2006年4月にユニゾンシフトより発売されたPC用AVG『ななついろ★ドロップス』のPS2移植作。新キャラクターが登場したり、新たなストーリーが追加されるなど、移植にあたりパワーアップしている。初回限定版が同日に発売され、特典としてグッドスマイルカンパニー制作の「すもも 1/8スケール 塗装済みフィギュア」が同梱されるとのことだ。
今回、ヒロイン“秋姫すもも”役・結本ミチルさん、主人公“ユキちゃん”役・後藤麻衣さん、新キャラクター“皐ユリーシア”役・成瀬未亜さんに、電撃オンライン読者に向けて音声メッセージをいただいたので、ぜひチェックしてほしい。
また、3名に演じたキャラクターについてや、気になるキャラクターについて語ってもらったので、その模様を以下に紹介していく。
――まずは演じられているキャラクターの印象についてお聞かせください。
結本さん:“すもも”ちゃんは、内気で泣き虫なんですね。つらいことや、悲しいことがあると涙がこぼれちゃうようなそんな娘です。ストーリーが進行していくにつれて、自分の力が足りなくて情けなかったりして流していた涙が、徐々に恋する女の子として流す涙に成長していきます。そんな彼女を見ていると、温かい気持ちになったりしますね。やさしいところがあって、頑張り屋さんで、一生懸命で大好きです。
後藤さん:“ユキちゃん”は中身が男の子なんで、演じるうえでも男の子らしさを失わないように心がけています。個人的には、男の子ぽい不器用な優しさが好きですね。面倒見のよさとかも含め、そういうところを見ていると「かわいいやつめっ!」って思います(笑)。“石蕗正晴”くんとしては、包容力のある男の子だったりするので、そういう面が素敵だなと思います。
成瀬さん:今回、新キャラクター“皐ユリーシア”役を担当させていただきました。最初に絵を見せてもらったんですけれども、「なんてかわいいキャラクターなんだろう!」って思いました。「これを私がやっていいのでしょうか?」って、ときめいちゃいました(笑)。性格的には、とても純粋で素直な娘です。タイトルにもなっている『ななついろ★ドロップス Pure!!』の、追加キャラクターにふさわしいピュアなキャラクターです。彼女の純粋さが裏目に出ることもあるかもしれないのですが、基本的に明るく朗らかで真っ直ぐな女の子です。私もピュアさを見習わなければなあと思いました。
――演じたキャラクター以外で気になるキャラクター、もしくは演じてみたいキャラを教えてください。
結本さん:演じてみたいというのではないのですが、気になるというのでは、「星のしずくとり合戦」をするライバルの“結城ノナ”ちゃんですね。プライドも高く人に弱みを見せずに影で努力を積み重ねていくキャラで、「フィグラーレ」の学校の代表者としてこちらの世界にやってきたという設定の女の子なのです。それに対して“すもも”ちゃんは血筋というか天性の才能で、ステップアップしていく女の子で、2人の対比はいいですね。“ノナ”ちゃんに対して「そこまでがんばらなくてもいいんだよ!」と言っちゃうくらい、個人的に気になる女の子かな。あとは“ユキちゃん”のポフポフさが、ゲームでも、TVアニメでも本当にかわいくて(一同笑)。一緒に並んで収録すると、私は自分の世界に入っちゃうのでかわいさを堪能できませんが、別録りする時は堪能してます(笑)。
後藤さん:別録りの時に私が席に戻ると、隣の席から「ちゃんと飛んでたよ!」とか「ちゃんと転がってた!」って感想を言ってくれるのでうれしいです(笑)。
結本さん:ちゃんと空中にポンって上がって、クルクルって回転して。それを見たら「あ~~~、“ユキちゃん”回ってる~~」って言わずにはいられませんよ!
後藤さん:そういうのをちゃんと言ってくれるので、とてもおもしろいです。うれしいけどおもしろいです(一同爆笑)
結本さん:あとは、新キャラクターの“ユリーシア”ちゃんも気になりますね。もとは、私が彼女の代理としてがんばるというお話だったんですが、今回は本物の“ユリーシア”ちゃんがやってきちゃうんで、どんなキャラクターでどんな活躍をするのかなって。
成瀬さん:(オバちゃんボイスで)“プリマ・プラム”です(一同大爆笑)。
結本さん:(“すもも”の声で)違う違う! 声が違う!
後藤さん:何そのエセっぽいの(笑)。そういうキャラだったら、たぶん出てこなかったね。ヒロインになれなかった。
成瀬さん:これで初恋って言われても困っちゃうよね。
後藤さん:すごいおばちゃんだった。
結本さん:私、へんな外人に聞こえた。
――後藤さんは誰が気になりますか?
後藤さん:キャラクターについていろいろ考えて、「男性キャラクターみんな」って言おうとしたんですよ。
――それは興味深いですね。
後藤さん:この作品はいろいろな男性キャラクターが出てくるんですが、「なんのゲームだっけ?」って考えるくらいにどの人も個性的でかっこいいんです(笑)。でも私はこの人の名前をあげなくてはダメだと思い、変更しました。私が好きなのは、“雨森弥生”さんです! 独特のテンポ感や、純粋なことしか話していないのに、そのセリフの裏に黒さを感じてしまうところとかが、たまらないですね。“弥生”ちゃんに「死んでくださ~~~い」って言われたら、本望かもしれないなあ(笑)。異彩を放っていて大好きです。“カリン”様(“秋姫カリン”)vs“弥生”ちゃんとか見てみたいなあ。街が崩壊するくらいの戦いになりそう(笑)。
結本さん:それは凄そう~~。両極端の2人だもんね。「ウフフフフ」と「アハハハハ」の対決だ(笑)。
後藤さん:「ウフフフ、やっつけちゃうぞ~~!」って言うのに対して「アハハハ、負けないわよ!」っていう感じで戦っていて、周りの人が「アワワワワワ」っていう(笑)。
成瀬さん:どっちも笑顔なのに、すごい恐ろしいことになりそう。
後藤さん:演じてみたいキャラクターと言われると、悩みますね。適材適所という感じがして、すでにイメージができているので。でも強いていうなら“クロワ”かな? ああいう役をやったことがないのでやってみたいというのと、“ユキちゃん”をいじめる立場に立ってみたいという。
成瀬さん:唯一、“ユキちゃん”を愛でないキャラクターだからねえ。
後藤さん:みんな、僕のことをアイドル扱いしてくれるけど、あの人は違うからね。あとは“ユリーシア”との絡みもいいなあって思ったので、やってみたいと思いました。
――成瀬さんはどうですか?
成瀬さん:私は“クロワ”が好きなんです~。いつも面倒を見てもらっているというのもあるんですが、“クロワ”はおつきとして心から“ユリーシア”を慕っていて、かわいがってくれているところが大好きなんですよ。あとは“アスパラ”さん(“プリマ・アスパラス”)。私も“プリマ・プラム”なんで、戦うことになるんですが……彼女がいい女なんですよ!く、詳しくは言えないんですが……“ユーリ”のルートは皆がいい人で、温かくって「人っていいなあ」って気持ちになれるので、遊ぶときはぜひそこをチェックしてください。演じてみたいキャラは……私は後から追加されたキャラクターなんですが、この『ななついろ★ドロップス』の世界に入ってこれて、すごくうれしかったので……“ユリーシア”でよかったかな。TVアニメには出れなかったのは、さみしかったんですけど(笑)。
後藤さん:大丈夫! きっと第2シーズンがあるさ! なぜか再び“ユキちゃん”に戻ってしまった“石蕗”くん。そしてそこにやってくる謎の少女! ……なんかストーリーができそうじゃないですか?
結本さん:できそう! できそう!!
後藤さん:なぜ“石蕗”くんは、再び“ユキちゃん”に戻ってしまったのか? さ~~どうなる!?
成瀬さん:時間が戻ればいいんだよ! そしてループものにすればいいんだよ!
――話はつきませんが、次の質問に移りたいと思います。登場する男性キャラクターでは誰が好みですか?
結本さん:“石蕗”くんで。私的にはパパ(“秋姫正史郎”)もいいんですがねえ(笑)。
後藤さん:いいよね~、結婚したい!
結本さん:結婚するならパパがいいんですが、ずっと“すもも”を演じてきて、“石蕗”くんの真心にずっとふれてきましたから、彼ですね。
後藤さん:彼もいい男だよね~~。
成瀬さん:ファンとか多そう。
結本さん:クラスで人気ありそうだよね。バレンタインとか、あっちこっちからチョコをもらいそう。
後藤さん:下駄箱とか机のなかとかにたくさん入っていて、困りそう(笑)。ちょっとボケているから「これはなんだろう?」って(笑)。
結本さん:「誰かと間違えたのかな?」と思いそう。
成瀬さん:自分宛てとわかったら今度は「お返しはなににしたらいいんだろう?」って悩みそう(笑)。
後藤さん:律儀だから、ギリギリまで悩むんだろうなあ。「なにをあげたら女の子ってよろこぶんだろう?」とか。
成瀬さん:「差をつけたら悪いから、同じものにしたほうがいいよな」とかね(一同爆笑)。
――では、後藤さんは?
後藤さん:私は選べませんね(キッパリ)。みんないいんですよ~。“石蕗”くんもかっこいいし、眼鏡キャラ大好きで個人的にキュンキュンくるんですが、“如月”先生のちょっとエロさが出ているキャラにも惹かれますね(うなずく一同)。あとは、“松田”のへたれを見ても萌えますし~~、パパもいいですね。“秋姫カリン”役もやっている私としては、別目線で言うと旦那なんですが、あの温和さと包容力、そしてにじみ出るそこはかとなくにじみ出る黒さ(笑)は、たまりません。ホントにこの作品は、男性キャラがやばいです! ちょっと今度「乙女ゲー」をつくりませんか?(笑)。“すもも”では攻略できないんで、新たなヒロインを登場させて。
成瀬さん:でもやっぱりさ、作品内の女性目線でやってみたくない? 例えば“カリン”さまになって、“正史郎”さんとラブラブするとかさ。
結本さん:それ見たいかも~。
成瀬さん:“石蕗”くんが“すもも”以外とくっつくのは、それはそれでちょっと違うような気もするしね。たとえば“松田”さんが“ノナ”ちゃんを放っておいてほかの女の子とデートなんて見たくないから、相手は限定でいいから見てみたいな~。
後藤さん:でも男性キャラクターは、みんな魅力的だから困るよねえ。
成瀬さん:作中のキャラになりた~い(笑)
後藤さん:妄想広がっちゃうよね。あ!! どうしよう、私“圭介”の名前出してないことに気がついてしまった(笑)。まあ“圭介”には、“信子”がいるからいいか……ってそんなことを言い出したら“正史郎”なんて嫁がいる(一同爆笑)。……まあ気にしない方向で。
――結論としては、本当に選べないと。
後藤さん:あ~、あと“夏樹”キュンを忘れてた、お気に入りの“夏樹”キュンですが、彼はかっこいいですね。見た目かわいいのに、中身がかっこいいという。あの子は成長したらいい男になりますよ~(笑)。というわけで、やっぱり選べませんでした。
――ありがとうございます(笑)。成瀬さんは?
成瀬さん:ゴマちゃんの会話に乗っかった形なんですが、作品内のキャラとして、作中のキャラと恋愛したいなと(笑)。自分がというよりは、“信子”さんになって“圭介”と馬鹿やったりとかね。
後藤さん:あのカップルも馬鹿っぽいけど、本人たちはドラマがありそう。「馬鹿やってるけど、俺たちの関係ってなんだろう」とか互いに言い出せなくてうずうずしたりとか。いい雰囲気になると照れてごまかしたりしてね。「“圭介”、男を見せろよ!」って(笑)。
――インタビューしてるというよりは、ラジオ放送ですね(笑)。これを文字にするより音で放送したほうが、おもしろいだろうなあ(一同笑)。
成瀬さん:まとめにくそうですね(笑)。
――え~……がんばります。では最後に、作品を楽しみにしている人へメッセージをお願いします。
結本さん:とってもピュアな初恋の物語が盛りだくさんであります。どのヒロインを選んでもキュンキュンできると思うので、隅から隅まで楽しんでください。
後藤さん:つらい現実からちょっと癒されたくなったとき、ぜひ『ななついろ★ドロップス Pure!!』を! みんなが温かく迎え入れてくれますよ。かわいい女の子から慕われちゃったりもします。学生らしい青春を味わえる作品になっているので、そういうところを楽しんでもらえればなと。あなたの心の清涼剤として、よろしくお願いします(笑)。
成瀬さん:以前からのストーリーだけでなく、新たに登場したキャラクター“ユリーシア”と“フローラ”さんの物語も楽しんでみてください。心がきれいになるのを感じられる物語なので、少女マンガのような展開が苦手だと思っている人も新しい世界が開けると思うので、『ななついろ★ドロップス Pure!!』の世界に足を踏み入れてください。
(C)2007 ユニゾンシフト/SOFTPAL Inc./Media Works Inc.
イラスト/いとうのいぢ
データ
▼『ななついろ★ドロップス Pure!!』
■メーカー:メディアワークス
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2007年9月20日
■価格:通常版 7,140円(税込)/初回限定版 13,440円(税込)
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■関連サイト
・『ななついろ★ドロップス Pure!!』公式サイト
・メディアワークス