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2007年8月28日(火)

今年は大阪でリアルセブンサイン開催!「三周年記念感謝祭リネージュIIフェスタ」

 8月25日に大阪の「インターネットカフェ@WAN千日前店」で、PC用MMORPG『リネージュII』のオフラインイベント「リネージュIIフェスタ2007 ~三周年記念感謝祭~」が開催された。

 会場となった@WAN千日前店は、『リネージュII』の稼働率全国No.1を誇る関西最大級のインターネットカフェ。最大収容人数300人の広大な店内は、10人以上が並んでプレイできるオープンスペースをはじめ、1人用の個室や2人から3人で利用できる個室が完備された高級感のある雰囲気が特徴だ。この日は、300名以上の『リネージュII』ユーザーたちで店内は埋め尽くされた。

 会場には『リネージュII』3周年を記念して、これまでの3年間を振り返る「3年間の軌跡パネル」や、ユーザーの2次創作作品コンテスト「リネージュIIファンフィクションコンテスト」などが展示されていた。「リネージュIIファンフィクションコンテスト」は部門ごとに分かれており、イラスト部門、ムービー部門、ノベル・コミック部門、コスプレ部門、大喜利部門の計5部門で各部門の優秀作品、3作品を先行して展示されていてユーザーを楽しませていた。コスプレ部門は会場の都合で展示はされておらず、口頭で入賞者が発表された。この他、出展コーナーではエルザのグラフィックボード「ELSA GLADIAC 786GT」、ソフマップのリネージュII推奨デスクトップPC「ソフマップ オリジナルスペシャルバーガーパソコン『リネージュII』モデル」も展示され、『リネージュII』の美麗な画像に注目が集まった。

▲会場には「3年間の軌跡パネル」や、2次創作作品コンテストなどが展示されていた。



 今回行われたイベントは、「黎明の君主達」と「黄昏の革命軍」の2つの勢力に分かれてさまざまなアトラクションを展開。「リネージュガール」の神埼藍さんと、「NCJAPANパーソナリティ」の小川瀬里奈さん、そして『リネージュII』サービスチームの等々力満氏、山岸克也氏が司会進行を担当し、黄昏チームと黎明チームに分かれてそれぞれのチームを盛り上げた。今回行われたMissionは、「ウェブマネー奪還作戦 黒魔法研究所を封鎖せよ!」、「対決!大阪夏の陣」、「ルウン城にかける橋」、「象牙の塔 賢者認定試験」の4つ。そして、注目の「バトルトーナメント2007 日本最強王座決定戦」は、イベントの最後を締めくくる最後のアトラクションとしてトリを飾る形となった。以下、それぞれのアトラクションの内容を紹介していく。

▲司会進行を務める黄昏チームの山岸克也氏(左)と神埼藍さん(右)。神埼さんの衣装は、Aグレード防具のダーククリスタルローブ。

▲こちらは黎明チームの小川瀬里奈さん(左)と等々力満氏(右)。小川さんの衣装は、Cグレード装備のデーモンローブだ。



●Mission1:「ウェブマネー奪還作戦 黒魔法研究所を封鎖せよ!」
 黒魔法所研究所を舞台にした黄昏、黎明のチーム対抗戦。来場者の中からメンバーを募り、各チーム17名が黒魔法研究所に逃げ込んだ3体の“不良なポモナ”を討伐するというもので、より多く討伐したチームの勝利となる。この“不良なポモナ”は足が早い上に、モンスターを召還しながら逃げていく。アップデート記念のイベントアイテム「クロノ武器」で攻撃しないと割れないということもあって、召還されたモンスターを攻撃しながら不良なポモナを割るのは武器を持ち替えて攻撃しなくてはいけないため、中々に難しい。不良なポモナを攻撃する人、召還されたモンスターを倒す人と、チームワークが大切となる。
 1匹目の不良なポモナは神崎藍さん率いる、黄昏チームが発見するが逃げ足が速く不良なポモナとの追いかけっこになり、そのうちに小川瀬里奈さん率いる黎明チームも一緒に参戦、といったように混戦状態に。黄昏チームが先取すれば、黎明チームが取り返し、応援にも熱が入る接戦となった。しかし勝敗を分ける最後の1匹が中々見つからず両チーム“不良なポモナ”を探して黒魔法研究所内を走り回る。最後の“不良なポモナ”にたどり着いたのは黄昏チームで、そのまま討伐に成功。Mission1は黄昏チームの勝利となり、アトラクションに参加した「黄昏チーム」のプレイヤーには賞品として「ウェブマネー3,000円分」がプレゼントされた。

●Mission2:「対決!大阪夏の陣」
 各チーム8名にリネージュガールをパーティーに加え、RvRにてそれぞれの標的であるリネージュガールを倒すことが目的の対戦イベント。前回は魔法クリティカルで倒された神埼藍さんが今回は! と意気込んだ所でイベント開始。お互いリネージュガールをうまく守りながらの長期戦に突入するが、このもつれた試合を制したのは黎明チームだった。2回戦目は、1回戦に勝利して勢いに乗った黎明チームが全員突入の集中攻撃で圧倒。あっという間に決着がつき、2対0で黎明チームが勝利、神崎藍さんはリベンジ叶わず、「非常に悔しい」とコメントをしていた。勝利した黎明チームのプレイヤー全員には「リネージュII 3周年記念特製陶器」が渡された。

●Mission3:「ルウン城にかける橋」
 各チーム27名3パーティーでルウン城の最上階に囚われている“ウザンカ”を救出し、そのタイムを競い合うというイベント。進路はエリアに区切られ、各エリアに登場するすべてのモンスターを倒さないと次のエリアに進めない仕組みとなっている。そのため、このイベントでは職業の特徴を生かした戦略が重要となった。
 先攻の黎明チームは、タンカーがうじゃうじゃいるモンスターの群れに突っ込んでヘイトを取り、ダンスオブメデューサで石化させて処理をしていくという戦術で先に進んでいく。結果、黎明チームのクリアタイムは7分1秒だった。続く後攻の黄昏チームは、2~3箇所でチームごとに固まってそれぞれをまとめて倒すという戦術。最上階に入ると1人がゴール前の“ウザンカ”の場所で待機し、他のパーティーメンバーがエリアの敵を全滅させると同時に“ウザンカ”へタッチし、結果は5分36秒という好タイムをたたき出し勝利した。勝利チームにはウザンカ印の「リネージュII 3周年記念特製ハーブ缶」が賞品として渡された。

●Mission4:「象牙の塔 賢者認定試験」
 会場の来場者全員が参加できるというアトラクション。『リネージュII』に纏わる問題を〇×クイズ形式で出題。数問クリアで賞品が渡され、一定の問題数をクリアしたユーザーには、「ベイビーバッファローぬいぐるみ」、最後まで正解し続けたユーザーには「象牙の塔 賢者認定賞」が授与された。問題の中には「ミュー ザ キャットがアゴにあてている手は右手か左手か」という問題から、「オルフェンとバイウムとではどちらの方が背が高い」というマニアックな問題、「Dグレード最上級2刀流は3つあるが、アルティザンソード×クリムゾンソードもそのうちのひとつである」というちょっと引っかかりやすそうな問題、「OPのフォーカス付与がつくドラコニックボウとシャイドボウではフォーカスの数値が高いのはシャイドボウである」、「Dグレード両手剣のスチールソードとヘビーソードで重量が多いのはどっち?」といった超難問が用意されていた。豆知識として、アンタラスリングは店売りにすると1.85mという話もしてくれた。

 4つのMissionが終わった後は、休憩を挟んでいよいよ賞金付き大会の「バトルトーナメント2007」最終戦へ。今回のルールはレベル40以上の5名、レベル合計360まで、という前回とはまた違う新ルールで開催され、メンバー構成がポイントとなっている。この決勝は、Lv40ブレードダンサー、Lv40シリエンエルダー・Lv79タイタン・Lv79ハイエロファント・Lv79ソードミューズで構成され。安定した強さで勝ち上がってきた「青色」チーム。そしてLv40ビショップ・Lv43バウンティーハンター・Lv78カーディナル・Lv79ハイエロファント・Lv79アルカナロードという風変わりな構成で、敗者復活からのし上がってきた「生き延び隊」チームと、まったくタイプの異なる構成の対決に。勝負は「青色」が相手ヒーラーを倒すと畳み掛けるように1人、2人と倒していき、2本連続で先取して圧倒的な強さで「優勝」をもぎとった。「青色」のチームには賞金やボスアクセサリーがプレゼントされ、「青色」が所属していたチームにも「リネージュII 3周年記念特製風鈴」が贈られた。

▲「バトルトーナメント2007」に見事優勝した「青色」の代表者“Diabolus”氏。優勝チームには、賞金50万円と、「フリンテッサのネックレス」5個、ウェブマネー5万円分が授与された。


 上記のアトラクションのほかにも会場では、サプライズイベントとして来場者全員が参加できる「OEチャレンジ+16」、「じゃんけんポモナ」、「バトルロイヤル」といったイベントも開催。「OEチャレンジ+16」は、その名の通り、用意されたランシアにOE(オーバーエンチャント)をしていくという内容で、+16まで成功すれば自分のキャラクターに好きな+16のBグレード最高武器がプレゼントされるという、『リネージュII』ユーザーなら誰もが興奮するようなイベントだったが、この日の最高OEは+15。+16まで張り上げられる参加者は残念ながらいなかった。

 約6時間に渡って行われた「三周年記念感謝祭 リネージュIIフェスタ2007」。「毎年恒例のイベントとして、また今後も開催していきたい」と締めくくられ、惜しみない拍手でイベントの幕は閉じた。豪華賞品、レアな特典アイテムなど、ファンにはうれしい賞品が多数用意されたイベントだけに、『リネージュII』ユーザーは、また来年の開催を楽しみにしていたいところだ。


データ

▼『リネージュII ~The Chaotic Chronicle~』
■メーカー:エヌ・シー・ジャパン
■対応機種:PC(対応OS:Windows 2000/XP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■プレイ料金:30日 3,000円/60日 5,400円/90日 7,200円(すべて税込)

■関連サイト
「リネージュIIフェスタ」特設サイト
『リネージュII ~The Chaotic Chronicle~』公式サイト
エヌ・シー・ジャパン