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2007年8月30日(木)

新たな恐怖が幕を開ける!人気ホラーAVG『流行り神』の続編が11月に発売決定

 日本一ソフトウェアは、2007年11月にPS2用ソフト『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル』を発売する。価格は未定。



 本作は、都市伝説を題材にしたホラーアドベンチャーゲームで、2004年8月に発売されたPS2用ソフト『流行り神 警視庁怪異事件ファイル』の続編にあたる作品。プレイヤーは、警視庁の警察史編纂室に所属する主人公“風海純也”となり、数々の不可解な事件を捜査していくことになる。

 初報となる今回は、メインキャラクターや特徴的なゲームシステム、そして第零話「黒闇天」のストーリーおよび登場人物について紹介していこう。

■ 主要登場人物 ■

風海純也
(かざみじゅんや)
小暮宗一郎
(こぐれそういちろう)
 本作の主人公で、警視庁警察史編纂室に所属する警部補。元は捜査一課のキャリア組だったが、ある怪異事件をきっかけに編纂室勤務になる。柔軟な思考の持ち主で、常識では測れない怪異を科学とオカルトの両面から調査することができる。  “風海”と同じく編纂室所属の巡査部長で、ベテラン刑事のような風貌の28歳独身青年。体育会系で階級を重んじ、年下の“風海”を「先輩」と呼んでいる。柔道三段・剣道三段・空手二段という熱血漢だが、血や怪談話を非常に苦手としている。

犬童蘭子
(いんどうらんこ)
賀茂泉かごめ
(かもいずみかごめ)
 怪しげな大阪弁を操る、警察史編纂室のヌシ。階級は警部で、“風海”たちの上司にあたる。公営ギャンブルを好み、普段はあまり仕事熱心でないが、ごく稀にオカルトに対する博識ぶりを披露する。公務員とは思えないほど、謎の多い人物。  警視庁科学捜査研究所プロファイリング研究チームに所属する警部補。20歳で大学を卒業し、警視庁に入庁以来、短期間に数々の難事件を解決する。科学を妄信し、オカルトを真っ向から否定しており、なにかと“風海”に突っかかる。


■ 第零話「黒闇天」ストーリー ■

 ある日、帰宅するため警視庁のロビーに出た主人公“風海”と部下の“小暮”は、偶然“風海”の初恋の相手である“春日雪乃”と出会う。彼女は、自殺した夫の遺品を受け取りに来ていたとのこと。“雪乃”を自宅まで送ることにした“風海”たちは、車内で彼女から夫が自殺した経緯を聞くことになる。夫の自殺は、夫婦で経営していた画廊が倒産したことが原因で、“雪乃”がアルバイトから自宅アパートに帰ると首を吊っていたという。

 “雪乃”のアパートに招かれ、夫の仏壇に手を合わせる“風海”と“小暮”。その後、トイレに立とうとした“小暮”は、不注意で部屋の鏡を割ってしまう。鏡があった場所の壁には、不気味な「染み」が浮かんでいた。その染みを凝視していた“小暮”は、我に返ると一目散にアパートを飛び出して……。

 “風海”が“雪乃”の部屋から出て車に戻ると、車内では“小暮”が真っ青な顔をしながらアパートを睨んでいた。“小暮”は、彼女の部屋に入った後、急に息苦しさや吐き気を感じたという。さらに錯覚かもしれないが、壁の染みのほうから誰かの視線を感じたらしい。

「春日さんのご主人は、本当に自殺だったのでありますか?」

 “雪乃”の夫の自殺について引っかかりを感じた“風海”は、事件の記録を所轄の資料室で探すことに。その途中、彼は科学捜査研究所プロファイリングチーム所属の“賀茂泉かごめ”警部補と出会う。彼女も巻き込みながら、物語は複雑に回りはじめる……。



■ 第零話 登場人物 ■

春日雪乃
(かすがゆきの)
今村浩二
(いまむらこうじ)
古関静江
(こぜきしずえ)
古関和子
(こぜきかずこ)
“風海”の高校時代の
同級生で初恋相手
“雪乃”が住むアパート
「三雲荘」の住人
複雑な事情を抱える
「三雲荘」の大家
“静江”の娘で病気の
息子を持つ女性


■ ゲームシステム ■

●推理ロジック
 「推理ロジック」とは、各話ごとの登場するキャラクターたちの「相関図」を完成させていくというもの。ストーリー中に、この推理ロジックで使用できる「キーワード」が現れた場合、文字が緑色で表示。物語が進むにつれ、人物や取得するキーワードの数も増えていく。推理ロジックの完成度によって捜査評価が下され、評価が一定以上ではないと次の話に進むことはできないので、ゲーム中では登場人物たちの関係性に気を配る必要がある。



●セルフ・クエスチョン
 連続する選択肢を自問自答のようにして答えていき、それまでの捜査状況をまとめる「セルフ・クエスチョン」。ストーリーの分岐に大きく関わる要素なので、慎重かつ冷静に判断しなければならない。このセルフ・クエスチョンはストーリーの途中に差し込まれており、各話ごとに何回か行うことになる。



●カリッジ・ポイント
 「カリッジ・ポイント」とは、選択肢を選ぶ際に必要になるポイントのこと。特定の選択肢にはカリッジ・ポイントを消費しないと選べないものが存在する。各話ごとに決められたカリッジ・ポイントが取得できるので、ココという選択肢が現れた際に使用するのがいいだろう。序盤でカリッジ・ポイントを消費しすぎ、終盤に重要な選択肢を選べなくなるということがないよう、気を付けよう。



(C)2007 NIPPON ICHI SOFTWARE INC.

データ

▼『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2007年11月予定
■価格:未定
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■関連サイト
『流行り神2 警視庁怪異事件ファイル』公式サイト
日本一ソフトウェア