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2007年8月31日(金)

【今週の1本】気づくと夜が明けている!?新感覚落ちものパズル『つんでツミキス』

 こんにちは。村田(仮)です。突然ですが、「メディア対抗戦」というものをご存知でしょうか? 電撃オンラインでも記事にしているので、なんとなくイメージがわく方もいるかもしれませんが、「編集部同士の交流を図る」という名目で行われる、編集部の威信と誇りをかけた戦いです。もちろん、成績のいかんでは社内での待遇が変わり、惨敗などしようものなら簡単にクビが飛びます。
 さて、ここまで話をすれば勘のいい読者さんは予想がつくと思いますが、そのメディア対抗戦が行われるのです。タイトルは、8月30日発売のDS用ソフト『つんでツミキス』。YK3さんからは、「負けたら会社来なくてもいいから」と言われているので、ファーストインプレッションを利用して修行をしてみようと思います。

「この高く積み上げられた積み木が貴様ら(他編集部)の墓標だ!」

■一見地味に見えますが……

 ブロックをタッチして、向きを変えたり設置する場所を決定しながら、ひたすら高く積んでいくという本作には、1人用の「ヒトリス」、CPUや他のプレイヤーと対戦できる「フタリス」、ひたすら積み重ねていく「エンドレス」の3つのモードが用意されています。とりあえずルールに慣れるために「ヒトリス」を選択しました。
 「ヒトリス」には、「特定のブロックを一定以上つなげる」、「ポイントを一定以上必ず維持する」など、さまざまな条件が用意されており、それらを満たしながらブロックを積んでいくことになります。一見地味に見えてしまう本作ですが、ブロック同士のすきまに別のブロックをひっかけて足場を広げたときなど、「今の自分すごくない!?」と、積んだところを他人に見せたくなります。……やっぱり地味ですね。面白いけど。

■攻略法をこっそり伝授

 自慢するほどの話ではありませんが、ゲーム媒体に所属している人間なら少しプレイするだけでそのゲームの攻略法の1つや2つを簡単に見つけられるようになります。村田(仮)が見つけた『つんでツミキス』の攻略法を読者さん限定でこっそり教えましょう。

「タッチペンの代わりにキャップをつけたボールペンを使うと不利!」

 本作では重力や物理法則もきちんと計算されているようで(ゲームとして楽しめる範囲で)、ブロックのどこをつかむ(タッチする)かが重要になります。村田(仮)のように、なくしたタッチペンの代わりにボールペンを使っていると、自分でもブロックのどこをつかんでいるのかわかりません。確実な操作を行うには、タッチペンが必須でしょう。村田(仮)は、タッチペンが見つからなかったので、とりあえず面相筆(細かな作業に使う細い筆)の柄で代用することにしました。

■明日のための攻略法 その2

 さて、ステージを進めていくとともに条件が厳しくなりいきづまった……もとい、そろそろ実戦経験を積んでおかなくてはならない(積み木だけに)と思い、「フタリス」に挑戦! なにやらポイントや回数などを選べるのですが、よくわからないので適当に選択してCPUと対戦スタート。
 ……全然勝てません。というか、そもそも勝利条件がわかりません。なりふりかまわず秘策を出していきたいと思います。今回はクビがかかっていますからね。

「とりあえず説明書を読んでみる!」

 「フタリス」では、ブロックを一定の高さまで積み上げるごとに、積み方に応じてポイントが入り、最初に指定したポイントまで最初に到達した人が勝ちと言うルールになっているとのこと。「ブロックを一定の高さまで積み上げないとポイントが入らない」ということ以外は「ヒトリス」とだいたい同じみたいです。別に難しいことはないですね。「説明書くらい最初から読んでおけよ」という突っ込みはスルーします。追加要素として相手プレイヤーを攻撃することもでき、どのタイミングでどう攻撃するかが勝負の鍵となるようです。まぁ、その辺はプレイしていればなんとなく分かるようになると思います。

■いよいよ実戦デビュー! と思いきや……

 だいたいルールも把握したところで、いよいよ対人戦です。生身の人間との対戦を経験しなくては、海千山千の兵(つわもの)どもが集うメディア対抗戦を勝ち抜けないのです! 別にCPUに勝てないからじゃありませんよ? ……実際勝ててませんが。
 さすがに発売日前なので、ちゃんとプレイしている人がいません。でも大丈夫! 本作はDSダウンロードプレイに対応しているので、相手がソフトを持っていなくても対戦できます。そんなわけで対戦相手を求めて編集部を徘徊。……まぁ、ルールをよく知らない人と対戦しても実戦経験は積めませんがね。

■ゲームは1日1時間! (守ってないけど)

 昼間は対戦相手を求めて社内をうろうろ、夜は1人プレイでテクニックを磨く毎日。地味なのに、というか地味だからというか、やたら中毒性が高いです。変則的な積み方をして(得点が高くなりやすい)「ちょっとこの積み方、神がかってない!?」とか自画自賛しながらプレイしていると、気がついたら夜が明けている……ということもしばしば。3,990円(税込)という低価格ながら、かなり長く遊べるでしょう。「秋の夜長に」というにはまだ少し早いですが、ぜひ一度プレイされてみてはいかがでしょうか? (村田(仮))
つんでツミキス

つんでツミキス
DSを縦にしてプレイする『つんでツミキス』。左画面に条件や得点などの情報が表示され、右画面で操作することになります。ちなみに利き手の指定も可能で、その場合は逆になります。
つんでツミキス

つんでツミキス
プレイしていると、ついつい自分の積み方を見せたくなってきます。……ゲームをプレイしていないと、何がどうすごいのか分からないと思うんですけどね。
つんでツミキス

つんでツミキス

つんでツミキス
「ヒトリス」では、ゲームがスタートする前にポップなイラストによるストーリーが挿入されます。
つんでツミキス

つんでツミキス

つんでツミキス
ひたすらブロックを高く積み上げていく「エンドレス」。夜中に1人でプレイして、気づいたら出社時間だったということも。

(C)RED 2007

データ

▼『つんでツミキス』
■メーカー:レッド・エンタテインメント
■対応機種:DS
■ジャンル:PZG
■発売日:2007年8月30日
■価格:3,990円(税込)

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※セガダイレクトの販売価格:3,591円(税込)
※Amazonの販売価格:3,511円(税込)
※TSUTAYA onlineの販売価格:3,990円(税込)

■関連サイト
『つんでツミキス』公式サイト
レッド・エンタテインメント