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2007年9月10日(月)

今度はWebラジオが戦場に?CD「みんな友達!!戦国バサラジオ」ドラマパートレポート

 2007年9月より放送がスタートするWebラジオ「みんな友達!! 戦国バサラジオ」。このラジオの中で流れる、ドラマパートのアフレコが都内のスタジオで行われた。

 「みんな友達!! 戦国バサラジオ」は、パーソナリティに“片倉小十郎”役の森川智之氏と“前田慶次”役の森田成一氏を迎え、作品に登場する人物、世界観、各章の特徴的なエピソードなどを改めてユーザーに紹介するWebラジオ。好評発売中のPS2『戦国BASARA』、『戦国BASARA 2』に続き、2007年冬発売予定の『戦国BASARA2英雄外伝 (HEROES)』に渡る作品の魅力を、放送していくとのことだ。
 また、ラジオではこの番組でしか聴けないドラマも用意されているという。本編やドラマCDでは語られなかったアナザー・ストーリーもあるとのことなので、楽しみにしていてほしい。

 今回、ドラマパートのアフレコ収録後、“伊達政宗”役の中井和哉氏、“真田幸村”役の保志総一朗氏、“猿飛佐助”役の子安武人氏、“いつき”役の川上とも子さんが、収録後の感想や今回の聴きどころなどをコメントしてくれたので、以下に紹介していく。

――まず、今回の収録を終えての感想や、演じられた印象をお聞かせください。

子安氏:“佐助”はいつもの“佐助”でしたね。今回“幸村”との関係は難しいと思いました。なれなれしくできるところもありつつ、マジメな関係もあるという。個人的にお館さまが“幸村”の父で、“佐助”は母だと思うんです。そういう一面を内面に秘めながら演じるようにはしています。

保志氏:平和的なエピソードで、いつもとは違う外伝的なストーリーでした。いつもほど暑苦しくなく、違ったテンションで不思議でした。話を聞くところが、大人になったかなという感じもしました。

中井氏:いつものようなバトルはなく、民を治める人としての政宗が前面に出ていて新鮮でした。この作品は、今回のような話をはじめいろいろな局面が考えられるので、おもしろいと思いますね。今回の収録で感じたのは、“政宗”はきっと真っ当な武将で人の上に立てる人なんだろうなあって(笑)。言葉づかいで誤解される人っているじゃないですか? そうじゃないんだなって。

川上さん:「皆、いろいろなことをやってたんだかあ? おら知らねえだ(“いつき”風に)」(一同爆笑)。馬鹿でかい声を作ったら、えらい遠くにいるような感じになったのですが、一緒にいたので、そこを聞いてください。演じてみて、“いつき”はこんなに素直に人と話せる人だったのかと感じました。もう出る機会ないのかな?(笑)。またやりたいです。

――では今回の聴きどころについて教えてもらえますか?

川上さん:この人たちが同じところにいるというところです。昔の人は、広い空間の中で生きていたから、声がデカいのかな? 聞きどころは「Oh~、Yeah」です(横にいた中井氏が「言ってね~(笑)」と突っ込む)。英語を話すのが新鮮で驚きました。

中井氏:僕はその反応がうれしくて仕方ないですね。聴きどころですか? (右にいる保志さんを見て)「お館さま~」というのは、本当にいいセリフだなあと。何度でも聞きたくなるなあと思いました。

保志氏:本人がいない状況でも「お館さま」って言うんだって思いました。そこを相変わらず見守ってくれる“佐助”という(右にいる子安氏が「振らなくていいから!!」と突っ込む)。まあ、そういう“佐助”との信頼関係が見える役どころを聞いてほしいです。

子安氏:今回は、“いつき”の登場が……いや、別に回しているわけではなくね(笑)。彼女と皆が会話をするのが、そこはぜひ聞いてください。

――では、まだ接したことのないキャラクターで、自分が絡んでみたいというキャラクターがいたら、お答えください。

川上さん:能登麻美子の“お市”かなあ。ボソボソ喋る彼女と、元気な“いつき”が絡むとどうなるのか(笑)。

中井氏:“ザビー”(笑)。何が起こるかわからないですよね、変な洋風な対決。

保志氏:“長曾我部元親”はまだ絡んだことないなあ(子安氏が「四国は遠いもん!」と突っ込む)。人気あるキャラクターですし、絡んでみたいですね。

子安氏:“信長”とは闘ってみたいかな。個人的に、まだ若本さんとお会いしたことがないので、ドラマCDで会った人たちがうらやましいです。そういった理由もあって(笑)。まあ質問に正直に答えるなら、強い人とは戦いたくないですね。やられちゃうんで忍びらしく、おいしいところをコソっと。

――最後に、視聴者の人へメッセージをお願いします。

川上さん:今回、ゲーム本編以外で初登場の“いつき”で、他の人と一緒に演じられて楽しかったです。皆さんも楽しんでもらえればうれしいです。

中井氏:“いつき”との会話はゲームの中でもあったのですが、僕は好きなエピソードだったので、こういう形で演じることができてうれしく思っています。ぜひ皆さんに聞いてもらいたいです。

保志氏:ドラマCDに続いて、ラジオでも聞くことができます。外伝的な話で、世界観が広がっているなあという感じがします。皆さんの応援で、まだまだ広がっていくといいなと思います。

子安氏:“真田”の旦那の言うとおりです(笑)。ぜひ応援よろしくお願いいたします(一同爆笑)


アフレコ取材に参加した声優陣。前列左から中井和哉氏、保志総一朗氏。後列左から、咲乃藍里さん、川上とも子さん、子安武人氏。今までにはあまりなかった戦以外が描かれているということで、新鮮だったと口々にコメントした。

 そして、インタビューには残念ながら参加できなかったが、“片倉小十郎”を演じる森川智之氏からコメントが届いたので、こちらもチェックしてもらいたい。

――今回の収録を終えての感想や、印象をお願いします。

森川氏:今まではストーリーの中に必ず戦いがあったのですが、今回はそういったシーンもなく、普段の“政宗”と“小十郎”の様子が描かれています。日常での、“政宗”とのやり取りを演じるのは新鮮でおもしろかったので、今後もやっていきたいなと思います。

――今回のラジオドラマの聴きどころはどこでしょうか。

森川氏:やはり、本邦初公開の「赤ん坊をあやす“小十郎”」でしょうか(笑)。あの場にいたキャラクターたちの中では、“小十郎”は1番上手ということで、あやさせていただきました。また、“政宗”と“いつき”の会話も聴きどころでしょうかね。彼女と同じ目線に立って会話することで、“政宗”は天下統一の目的を改めて確認することができたんじゃないかなと思います。

――ラジオでは、パーソナリティもやられるということですが、スタートを楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします。

森川氏:ぜひ、ファンの方たちと一緒に『戦国BASARA』のラジオを作っていきたいですね。今まで、ビデオメッセージという形でしかイベントに参加できなかったので、この番組でファンの方たちの意見を直接取り入れて、作品を盛り上げていきたいです。


コメントをいただいた森川智之氏。同氏と“前田慶次”役の森田成一氏がパーソナリティを務める「みんな友達!! 戦国バサラジオ」の第1回放送は、9月20日に配信スタート!


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データ

■「みんな友達!! 戦国バサラジオ」概要
【プレ配信日】2007年9月6日
【サービス開始日】2007年9月20日
【価格】無料

▼『戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES)』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PS2
■ジャンル:ACT
■発売日:2007年11月29日
■価格:5,480円(税込)

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▼『戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES) ダブルパック』
■メーカー:カプコン
■対応機種:Wii
■ジャンル:ACT
■発売日:2007年11月29日
■価格:7,340円(税込)

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■関連サイト
Web Radio「みんな友達!! 戦国バサラジオ」
『戦国BASARA2 英雄外伝(HEROES)』公式プレサイト
カプコン