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2007年9月20日(木)

KONAMIが放つ新感覚AVG!『TIMEHOLLOW奪われた過去を求めて』イベントレポ

 KONAMIは、東京ゲームショウ2007(以下、TGS2007)のKONAMIブースにて、2008年今冬発売予定のDS用AVG『TIME HOLLOW 奪われた過去を求めて(以下、TIME HOLLOW)』のステージイベントを行った。

 本作は、「過去を変える力」を持つアイテム「ホロウペン」を使って、何かの原因で変わってしまった過去を修正していくというアドベンチャーゲーム。タッチペンを使用した直感的かつ斬新な謎解き方法が魅力の作品だ。以下に、本日のイベントで明らかになったゲームの詳細をお伝えする。

 まず最初にステージ上のスクリーンで、プロモーション映像が上映。続いて、本作のプロデューサーである猿田雅之氏とディレクターの河野純子さんが、本作の重要なアイテムである「ホロウペン」を使ったシステムを、実際にプレイをしながら説明した。
 猿田氏は「ホロウペンを使うと、現在にのぞき穴を開けることができ、そこから過去をのぞくことで事件を解決していく」と説明。のぞき穴から過去にアクションを起こすことも可能で、それによって起こった事件を「なかったこと」にすることもできるとのこと。

 続いて河野さんが、本作のテーマを「家族愛」であることを明らかにした。主人公の両親が失踪してしまった過去を修正するのが、本作の大きな目的になるとのこと。シナリオの監修は、小説家や演出家として活躍中の秦健日子氏が手掛ける。
 猿田氏が秦氏の大ファンだったことから、今回のシナリオをお願いしたという裏話も語られ、「非常に人間味のあるストーリーに仕上がった」と猿田氏。いったいどのようなストーリーなのか気になるところだ。

 物語を彩る、魅力的なキャラクターについても語られた。キャラクターデザインも務める河野さんが、「主人公“時尾 歩郎(ときお ほろう)”の名前は駄洒落です」と笑顔で語ると、会場からは笑い声が。さらに、主人公を助けてくれるかもしれない猫の名前も“フォ郎”だったりと、駄洒落で考えられた名前が他にもいくつかあるようだ。“時尾 保(たもつ)”という意味ありげな名前のキャラクターも登場するが、果たしてどのような意味がこめられているのだろうか……?

 最後は、「日を重ねるごとにいいものができあがっているので、発売を楽しみに待っていてほしい(河野さん)」、「体験版もプレイもできるので、ぜひブースに遊びに来てください。体験版だけでは、謎がたくさん残ってしまいますけどね(笑)(猿田氏)」とそれぞれ挨拶をし、イベントは終了となった。

 新たな謎解きシステムが気になる『TIME HOLLOW』。発売まで待ちきれないユーザーは、KONAMIブースで体験版をプレイしてみよう!
『TIME HOLLOW 奪われた過去を求めて』イベント

『TIME HOLLOW 奪われた過去を求めて』イベント
左がプロデューサーの猿田雅之氏、右がディレクターの河野純子さん。『TIME HOLLOW』の魅力を存分に語っていた。
『TIME HOLLOW 奪われた過去を求めて』イベント
猿田氏が実際にプレイしながら、「ホロウペン」のシステムを説明。「ペンは使える回数が限られているので、使い方なども重要な謎解き要素となります」とのことだ。

(C)2007 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.

データ

▼『TIME HOLLOW 奪われた過去を求めて』
■メーカー:KONAMI
■対応機種:DS
■ジャンル:AVG
■発売日:今冬発売予定
■価格:5,229円(税込)

■関連サイト
『TIME HOLLOW 奪われた過去を求めて』公式サイト
KONAMI