シューティングゲームを代表する『Halo(ヘイロー)』の完結編が9月27日に発売! FPS好きの村田(仮)としては、ここは押さえておきたいところです。というわけで、今回のファーストインプレッションはXbox 360用ソフト『Halo 3』……に先駆けてXbox版『Halo』をお届けしたいと思います。すいません。実は『Halo』シリーズをプレイしたことがありません。すばらしくよくできているというのは、周囲の人間の話からもわかるのですが、「今さらやるのもなぁ」と思いながら今に至ります。そんなわけで新作が出る直前というこのタイミングにプレイしておこうかと思う次第です。
ちなみに電撃オンラインでは
『Halo 3』特設ページを用意しているので、「『Halo』シリーズは当然プレイしているよ」という人は、そちらもチェックしてみてください。
■とりあえずグラフィックとかの話
ゲームを始めるとムービーがスタート。舞台は宇宙船で、なんでも“コヴナント”というエイリアンを倒しに行くとか行かないとかいう話が展開されます。
旧作をプレイするにあたってついつい気になってしまうグラフィックですが、さすがに「美麗な」とは言えないまでも、今見てもさほど見劣りしないのは感心してしまいます。ちなみに『Halo』は2001年発売なので、6年前のタイトルになります。というか、サウンドが5.1chに対応しているのに驚きました。言われてみれば確かにXboxは5.1chに対応していた気もしますが……。当時この恩恵が受けられた人間がどれだけいたんでしょうね。とりあえず
グラフィックや音声は、今でも通じるんじゃないでしょうか。
■えっ、こんなこともあるの!?
“コヴナント”がこちらの宇宙船に対して攻めてきたところで、“マスターチーフ”の登場です。簡単なチュートリアルの後、艦長のところへ向かうことになります。武器がないので、ひたすら敵の銃弾をかわしていきます。まぁ、ほかの乗組員が一緒に戦ってくれるので、そんなに難しくはないのですが。
さて、艦長のもとへたどり着くと、ようやく武器がもらえました。せっかくなので、「こいつは駄賃代わりだ。とっときな」と艦長に向かって発砲。戦場にはつきものの誤射って奴です。……って本当に死んじゃったよ! 「冗談はやめたまえ!"マスターチーフ"」と怒るだけで済ませてくれるかと思ったんですが……。当然というかなんというか、怒った乗組員がいっせいに反撃してきました。拳銃一丁では「謀反」は起こせずゲームオーバーになってしまいました。と、本来のストーリーに反することをやってみました。
■「FPSはPCで遊ぶもの」そう思っていた時期が俺にもありました
気を取り直して、撤退のために“コヴナント”の迎撃に向かいます。いよいよ実質的なゲームの始まりになります。
と、ここでちょっと個人的な話になりますが、村田(仮)はコンシューマー機のFPSをあまりやらないんですよ。というのも、普段マウスとキーボードでプレイしているもので、コントローラーが手になじまないんですよね。
「正直FPSってジャンル自体がコンシューマーに向かないんじゃないか」という疑念とともに始めた『Halo』ですが、実際にプレイしてみると意外や意外、普通に楽しめます。照準もほどよく大雑把で、多少指がついていかなくても攻撃が当たるため、
コントローラーでも問題なく遊べます。
■いよいよ舞台は惑星「Halo」へ
地球の位置を悟られないために行った、敵味方を巻き込んだランダムワープにより惑星「Halo」に到着した“マスターチーフ”。“コヴナント”を倒しつつ、生存者の救援に向かいます。このへんのストーリーについては、
『Halo 3』特設ページの方で詳しく紹介しているので、気になる方はぜひそちらを参照してください(宣伝)。救出していく中で、艦長が“コヴナント”の宇宙船にとらわれていることがわかったので、ついでに乗り込んでいくことになりました。
そんなわけで「Halo」の中を走り回ることになるのですが、マップがむやみに広い! 今回行った範囲でも地上、変な地下施設、宇宙船などなど、見た目からしてさまざまなマップが用意されています。さらに同じ地上でも、だだっ広い平原やら遮蔽物の多い岩場やらと、場所によってとるべき戦術が変わってくるため飽きません。
■まとめ
“コヴナント”の宇宙船の乗り込んで艦長を救出したところで、「Halo」がただの惑星ではなく、“コヴナント”にとって宗教的な意味合いを持つ兵器であることが判明。いよいよ事態が切迫してきたところでまとめです。
今回はキャンペーン(シングル)モードのみのプレイとなりましたが、6年前のソフトとは思えないほど遊べます。
『Halo』と『Halo 2』がセットになった『Halo ヒストリーパック』が、『Halo 3』発売の2週間前の9月13日に発売されるので、今までプレイしたことのない人はこの機会に遊んでみてはいかがでしょうか。こちらには、Xbox 360でもプレイできるようになる「初代 Xbox ゲーム互換性アップデート インストールディスク」付きですので、Xbox 360ユーザーでも安心です。(村田(仮))
コンシューマー機用に調整されている『Halo』。PCでしかFPSを遊んだことがないという人も、十分に楽しめると思います。
ゲームは、主人公である“マスターチーフ”の視点で、多種多様な銃などを使いながら進めていくことになります。
広大なマップをビークルで疾走。もちろん(?)“コヴナント”をひき殺すことも可能です。
戦いの合間には、ムービーが挿入されます。今でも通じそうなグラフィックには感心するばかりです。
グラフィック面で唯一納得がいかないのが、人工知能であるところの“コルタナ”嬢。アメリカ人的にはこういうのがいいんでしょうかね?
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データ
▼『Halo ヒストリーパック』
■メーカー:マイクロソフト
■対応機種:Xbox
■ジャンル:STG
■発売日:2007年9月13日
■価格:2,980円(税込)
■『Halo ヒストリーパック』の予約・購入はこちら
※Amazonの販売価格:2,980円(税込)
※TSUTAYA onlineの販売価格:2,980円(税込)
※セガダイレクトの販売価格:2,682円(税込)
▼『Halo 3(リミテッドエディション)』
■メーカー:マイクロソフト
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:STG
■発売日:2007年9月27日
■価格:7,140円(税込)
■『Halo 3(リミテッドエディション)』の予約・購入はこちら
※Amazonの販売価格:6,069円(税込)
※TSUTAYA onlineの販売価格:7,140円(税込)
※セガダイレクトの販売価格:6,426円(税込)
※Glepの販売価格:6,060円(税込)
■関連サイト
・『Halo 3』特設ページ
・『Halo ヒストリーパック』紹介ページ
・Xbox.com