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2008年2月14日(木)

ベクターとガーラがオンラインゲーム事業で業務・資本提携

 ベクターとガーラは、本日2月14日に両社間での業務・資本提携を締結したと発表した。

 ベクターは、オンラインゲーム事業を手掛けるベルクスを連結子会社として持っている。ベルクスでは現在、『Wonderland ONLINE(ワンダーランドオンライン)』や『ベルアイル』、『NAVYFIELD NEO』などを運営しており、今後『攻速機戦LANDMASS』などのタイトルを提供する予定だ。
 一方のガーラは、オンラインゲーム事業として『フリフオンライン』や『RAPPELZ』などをサービス提供中。この他、日本や北米、韓国などでゲームポータルサイト「gPotato」を運営している。

 リリースによれば、ガーラが新たに3,500株の株式を発行し、それをベクターが取得するという。取得後、ベクターはガーラの全株式のうち4.97%を保有し、第2位株主となる。

 ガーラとベクターは、両社や両社の子会社を通じて、日本、米国、欧州で展開する新規オンラインゲームタイトルの検討や交渉、獲得を共同で行なうとしている。これにより、開発会社とのライセンス交渉に際して優位な条件を提示することができるとし、両社はより魅力的なタイトルの獲得を実現したい考え。

 また、獲得タイトルの運営は、日本国内ではベクターの子会社であるベルクスが、米国を含む英語圏および欧州各国ではガーラの子会社であるGALA-NETとGALA NETWORKS EUROPEが担当する予定。ただし、両社や両社の子会社が独自に開発したタイトルは、日本国内での運営についても引き続きそれぞれの会社が行うとのこと。各タイトルをプレイしているプレイヤーへの影響は、現時点で特になさそうだ。


■関連サイト
リリース(ベクター)
リリース(ガーラ・PDF)
ベクター
ガーラ