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2008年2月15日(金)

「PCオンラインゲームコーナー」が新設!「東京ゲームショウ2008」開催発表会

 社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA)は、本日2月15日に「東京ゲームショウ2008」開催発表会を行った。

 「東京ゲームショウ」は、トレードショウとしての機能強化と国際化の推進が図られ、4日間にわたって開催された昨年は来場者数が193,040人を数えた世界最大のコンピュータエンターテインメントショウ。今年開催される「東京ゲームショウ2008」は、「さあ、行こう! GAMEの時間です。」をテーマに、「すべてのエンターテインメントコンテンツが集結する場として新コーナーなどを拡充する」、「ビジネス環境の充実と一層の国際化を目指す」、「ライトユーザーおよび新規ユーザーの来場促進を図る」の3点を重点として強化、10月9日~12日の4日間開催される。

 登壇したCESA会長の和田洋一氏は、「「東京ゲームショウ」がゲーム産業発展・交流のプラットフォームとして成立したと思っております」と述べ、これからの「東京ゲームショウ」をもう1段先へ進めたいと語った。その一案として、「今までのようなゲームの完成品の展示のみではなく、ゲームの企画・アイデアのプロトタイプ展示のようなものができれば、さらに交流の場として発展するのではないか」と提言した。

 なお、今年より「PCオンラインゲームコーナー」が新設される。ここでは、PC用オンラインゲームの他、PC用オンラインゲーム向けサービス、PC用オンラインゲーム向け高性能PC、周辺機器などの展示が行われるという。さらにこのコーナーには、共用ネット回線を含む専用ブースを設定するとのことだ。
 またライトユーザーの増加にともない、キッズスペシャルブースのリニューアル、ゲーム科学館、ステージイベントの開催など、キッズコーナーを充実させ、同時に来場者導線の確保や休憩スペースの増設なども行うことで、ライトユーザー層、特にファミリー層対応への施策を強化することも発表された。

 「東京ゲームショウ2008」は、来場者目標18万人、出展者見込数170社、募集小間数1,550小間を最低限の目標規模としており、今年も世界に注目される一大コンピュータエンターテインメントショウとなることが予測される。

「ゲームコントローラ、タッチパネル、カメラなどのインターフェイスによるインプットが充実しているが、アウトプットに関しても平面ディスプレイから表示されるだけではない、新しいものが生まれるのではないか」と語る和田洋一氏。

和田氏に続いて登壇した日経BP社代表取締役社長・大輝精一氏は、「昨年過去最高の来場者を記録し、世界中が注目しているイベントとして「東京ゲームショウ」はトップを走っている」として、「東京ゲームショウ」の持つ役割と可能性の重要性について語った。



写真は「東京ゲームショウ2007」の会場風景。今年も多数の来場者が見込まれる。

(C) 2002-2008 CESA/Nikkei Buisiness Publications,Inc.All rights reserved.

データ

■「東京ゲームショウ2008(TOKYO GAME SHOW 2008)」概要
【会期】2008年10月9日~12日10:00~17:00
※一般公開日は10月11日・12日
【会場】幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)
【主催】社団法人コンピュータエンターテインメント協会
【共催】日経BP社
【後援】経済産業省(予定)
【入場料】一般(中学生以上):前売1,000円/当日1,200円
※小学生以下は入場無料

■関連サイト
「東京ゲームショウ」
社団法人コンピュータエンターテインメント協会