2008年2月20日（水）
アフレコやライブなど盛りだくさん！「Myself;Yourself」DVD発売イベントレポート
TVアニメ「Myself;Yourself」DVD Vol.1の発売を記念したイベントが、東京・銀座の「パセラリゾーツ銀座店」で1月27日に開催された。
「Myself;Yourself」は、『Memories Off』シリーズや「双恋」シリーズなどで人気のイラストレーター・ささきむつみ氏がキャラクター原案を務めるTVアニメ。架空の町「桜乃杜町」を舞台に、主人公と6人のヒロインの人間模様がつづられる。昨年12月には、TVアニメとは異なるストーリーが展開するPS2版も発売され、話題となった。
今回のイベントでは、登場キャラクターを演じた声優陣がトークやアフレコを行った他、主題歌を歌ったKAORIさん、いとうかなこさんを加えた出演者がスペシャルライブを実施。以下に、イベントの模様をお届けするので、当日参加した人も、残念ながら行けなかった人も、チェックしてほしい。
まず最初にステージに登場したのは、主人公“日高佐菜”役の立花慎之介氏。続いて同氏に紹介され、“織部麻緒衣”役の金田朋子さんと“持田雛子”役の村田あゆみさんが姿を見せた。「今日は3人で話を始めていきたいと思います」と立花氏が進行を行い、イベントがいよいよスタート……と思った時、舞台の裾から“八代菜々香”役の小清水亜美さんが登場。原作を彷彿させるビンタを立花氏に浴びせ、イベントは幕を開けた。
トークコーナーでは、4人がTVアニメ収録時のエピソードなどを披露した。金田さんの「他のキャラクターは重い過去があるんですが、私の演じた“麻緒衣”ちゃんは悩みがないみたいで、嫌ですね」という発言に、「お前自身も悩みはないだろう！」と鋭いツッコミを入れる立花氏。すると金田さんは「ずっと悩んでいると、なんで悩んでいたかを忘れちゃうんですよね(一同笑)」と金田節を炸裂させ、観客を笑わせた。
続いて10歳の優等生を演じた村田さんは、「“雛子”ちゃんはいわゆるツンデレで、どうやって演じたらいいのかわからなくて……。でもアフレコの際、困っていたら、立花さんたちにいろいろと教えてもらいました」と話した。どうやら村田さんは、目線の高い位置にあるモニターと低い位置で構えていた台本を交互に見ていたため、目が回ってしまったのだという。そこで立花氏は、「高い位置で台本を構えるといいよ」とアドバイスしたそうだ。
最後に小清水さんが、メインヒロインにもかかわらず出番がない回があったことを告白。台本を確認しても出番がないため、「皆さん頑張ってください……」と共演者を応援したり、ガヤに積極的に参加したと語った。ここで立花氏が「さすが、エアヒロインだな」と言うと、「ノンエアー！ ノンエアー!! 素晴らしいヒロインですよ。……楽しかったです(一同笑)」と応酬していた。
ここで、「名シーンシャッフルアテレコ」コーナーがスタート。このコーナーは、スクリーンに映し出された映像に、壇上の4人が自分以外のキャラクターのセリフを担当するというもの。まず最初に第1話「なつかしい場所」の“日高佐菜”と“織部麻緒衣”が本屋で出会うシーンのアフレコを行った。“日高佐菜”を立花氏が、“織部麻緒衣”を小清水さんが担当し、早送りのシーンを普通に収録していることを証明した。“麻緒衣”役に指名されて「ゴメン……たぶん噛む」と宣言していた小清水さんであったが、無事やり遂げ、立花氏から「やればできるじゃん」とお褒めの言葉をいただいていた。
最後に、第1話「なつかしい場所」で“日高佐菜”と“織部麻緒衣”が本屋で出会うシーンのアテレコが再度行われた。今回は、金田さんが“麻緒衣”を演じ、本家本元の早回し演技を披露。さまざまな表情に変化する“麻緒衣”を見事に演じた金田さんに対し、立花さんは「お前、やっぱすげーな！」と大絶賛。会場からも拍手が贈られた。
この後、ライブコーナーに突入。女性声優の3人は「笑いすぎていろいろなことを忘れちゃった（金田さん）」、「私も笑いすぎてお腹が痛いです（村田さん）」、「ライブのことを考えると緊張して、昨晩は眠れませんでした（小清水さん）」と三者三様の思いを口にして、ライブがスタートした。
そしてエンディングへ。最後に出演者から参加者へメッセージが送られた。
小清水さん：皆さん、汗をかきましたか？ 外は寒いのでしっかり拭いて帰ってください。「Myself;Yourself」ではエアヒロインと言われていましたが、“菜々香”を演じられてよかったです……メインヒロインにしてはちょっとツンデレでしたが(笑)。
金田さん：本当に緊張しました。生アテレコでは普段と違う声が画面から聞こえてきて、楽しかったです。またイベントに参加してくれた人たちが温かい人でよかったです。
村田さん：キャラクターソングも歌えて、アテレコもやれて、とても楽しかったです。「Myself;Yourself」に参加できたことに、本当に感謝しています。もし続編が出たりしたら、また“持田雛子”ちゃんをやりたいです。
立花氏：イベントが始まる前は「お客さんが冷めていたらどうしよう？」という不安もあったのですが、温かく迎えていただき最初から緊張しませんでした。盛り上がっていたので、僕も楽しかったです。
なお「Myself;Yourself」のドラマCDが今後発売される。架空のラジオ番組をイメージしたトークコーナーも収録されており、コミカルな内容に仕上がっているとのことなので、ファンは楽しみにしておこう。
(C)ささきむつみ/イエティ/Regista・Myself;Yourself製作委員会 2007
【アニメスタッフ】(敬称略)
監督：QZo
シリーズ構成：雑破業
総作画監督・キャラクターデザイン：平塚知哉
キャラクター原案：ささきむつみ
制作スタジオ：動画工房
音楽：5zizz
【キャスト】(敬称略)
“日高佐菜”役：立花慎之介
“若月修輔”役：子安武人
“八代菜々香”役：小清水亜美
“織部麻緒衣”役：金田朋子
“若月朱里”役：田村ゆかり
“持田雛子”役：村田あゆみ
“藤村柚希”役：豊口めぐみ
“星野あさみ”役：中原麻衣
他
▼『Myself;Yourself』
■メーカー：イエティ
■対応機種：PS2
■ジャンル：AVG
■発売日：発売中(2007年12月20日)
■価格：通常版 7,140円(税込)/初回限定版 10,290円(税込)
■『Myself;Yourself(通常盤)』の購入はこちら
■『Myself;Yourself(初回限定盤)』の購入はこちら
「Myself;Yourself」は、『Memories Off』シリーズや「双恋」シリーズなどで人気のイラストレーター・ささきむつみ氏がキャラクター原案を務めるTVアニメ。架空の町「桜乃杜町」を舞台に、主人公と6人のヒロインの人間模様がつづられる。昨年12月には、TVアニメとは異なるストーリーが展開するPS2版も発売され、話題となった。
今回のイベントでは、登場キャラクターを演じた声優陣がトークやアフレコを行った他、主題歌を歌ったKAORIさん、いとうかなこさんを加えた出演者がスペシャルライブを実施。以下に、イベントの模様をお届けするので、当日参加した人も、残念ながら行けなかった人も、チェックしてほしい。
まず最初にステージに登場したのは、主人公“日高佐菜”役の立花慎之介氏。続いて同氏に紹介され、“織部麻緒衣”役の金田朋子さんと“持田雛子”役の村田あゆみさんが姿を見せた。「今日は3人で話を始めていきたいと思います」と立花氏が進行を行い、イベントがいよいよスタート……と思った時、舞台の裾から“八代菜々香”役の小清水亜美さんが登場。原作を彷彿させるビンタを立花氏に浴びせ、イベントは幕を開けた。
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左から司会初挑戦の立花氏、「歌は苦手ですが、精いっぱい頑張ります」と張り切る小清水さん、「いろいろドキドキしています！」と緊張気味の金田さん、「歌をノリノリで聞いてください！」と元気いっぱいの村田さん。 |
トークコーナーでは、4人がTVアニメ収録時のエピソードなどを披露した。金田さんの「他のキャラクターは重い過去があるんですが、私の演じた“麻緒衣”ちゃんは悩みがないみたいで、嫌ですね」という発言に、「お前自身も悩みはないだろう！」と鋭いツッコミを入れる立花氏。すると金田さんは「ずっと悩んでいると、なんで悩んでいたかを忘れちゃうんですよね(一同笑)」と金田節を炸裂させ、観客を笑わせた。
続いて10歳の優等生を演じた村田さんは、「“雛子”ちゃんはいわゆるツンデレで、どうやって演じたらいいのかわからなくて……。でもアフレコの際、困っていたら、立花さんたちにいろいろと教えてもらいました」と話した。どうやら村田さんは、目線の高い位置にあるモニターと低い位置で構えていた台本を交互に見ていたため、目が回ってしまったのだという。そこで立花氏は、「高い位置で台本を構えるといいよ」とアドバイスしたそうだ。
最後に小清水さんが、メインヒロインにもかかわらず出番がない回があったことを告白。台本を確認しても出番がないため、「皆さん頑張ってください……」と共演者を応援したり、ガヤに積極的に参加したと語った。ここで立花氏が「さすが、エアヒロインだな」と言うと、「ノンエアー！ ノンエアー!! 素晴らしいヒロインですよ。……楽しかったです(一同笑)」と応酬していた。
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ごはんを食べるシーンが多い「Myself;Yourself」にちなんで、料理の話も飛び出した。金田さんが「小麦粉料理」という創作料理が得意なことを自信気に披露したが、会場にいた人は誰1人として味を想像できないでいた。ここで金田さんは、料理が得意な村田さんとの料理対決で勝利を収めたエピソードを披露したのだが、立花氏と小清水さんは納得がいかない様子。「あの2人は味覚がおかしい……村田さんが料理を得意というのも怪しくなってきた」と2人に疑惑のまなざしを浴びせていた。 |
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PS2『Myself;Yourself』の話になるとこれまで進行役として女性陣に質問を投げていた立花氏に対して、「今プレイしている段階で、どのキャラクター狙いですか？」と質問を投げかけた女性陣。これに対して立花氏が「……まあ“菜々香”でしょ」と答えると、金田さんは“織部麻緒衣”の声で「私、すごいしゃべったのに……すごいお弁当も作ってたよ！」と自分のキャラクターをアピールしていた。PS2版はヒロイン1人1人にスポットを当てた深い物語を楽しめるので、まだ遊んでいない人はプレイしてみてはどうだろう。 |
ここで、「名シーンシャッフルアテレコ」コーナーがスタート。このコーナーは、スクリーンに映し出された映像に、壇上の4人が自分以外のキャラクターのセリフを担当するというもの。まず最初に第1話「なつかしい場所」の“日高佐菜”と“織部麻緒衣”が本屋で出会うシーンのアフレコを行った。“日高佐菜”を立花氏が、“織部麻緒衣”を小清水さんが担当し、早送りのシーンを普通に収録していることを証明した。“麻緒衣”役に指名されて「ゴメン……たぶん噛む」と宣言していた小清水さんであったが、無事やり遂げ、立花氏から「やればできるじゃん」とお褒めの言葉をいただいていた。
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長いセリフを読み通した小清水さんだったが、終了後に金田さんに向かって「朋ちゃん、ホントすごいね～!!」とコメント。改めて驚いていた様子であった。 |
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続いて、第3話「クッキーと小石」の魚釣りのシーン、第2話「大切なメロディー」のパンを買いに行くシーン、第5話「咲かない桜」の神社でのシーンのシャッフルアテレコが行われた。どのシーンも、子安武人氏の物真似や独自のアドリブ満載で、会場は終始笑いにあふれていた。 |
最後に、第1話「なつかしい場所」で“日高佐菜”と“織部麻緒衣”が本屋で出会うシーンのアテレコが再度行われた。今回は、金田さんが“麻緒衣”を演じ、本家本元の早回し演技を披露。さまざまな表情に変化する“麻緒衣”を見事に演じた金田さんに対し、立花さんは「お前、やっぱすげーな！」と大絶賛。会場からも拍手が贈られた。
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演じる前に「やれるだけの速さで演じてみる」と話していた金田さん。このアテレコ以外では、アドリブで観客を笑わせ続けたが、最後は“麻緒衣”を見事に演じきった。 |
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「Myself;Yourself」福袋を参加者にプレゼントする、スペシャル抽選会も行われた。福袋には、サイン入り台本やレアなファイルなど超豪華アイテムが詰まっていた。 |
この後、ライブコーナーに突入。女性声優の3人は「笑いすぎていろいろなことを忘れちゃった（金田さん）」、「私も笑いすぎてお腹が痛いです（村田さん）」、「ライブのことを考えると緊張して、昨晩は眠れませんでした（小清水さん）」と三者三様の思いを口にして、ライブがスタートした。
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トップバッターとして、「はじめてのKiss？(#^.^#)」を披露した村田さん。しっとりとした楽曲だが、観客をあおるなどして盛り上げた。 |
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「お守りがわりにコレ(歌詞カード)を持って歌います……でも間違えちゃったらごめんなさい」と発言し、姿を見せたのは金田さん。途中、歌詞を間違えるアクシデントもあったが、「青い鳥」を最後まで歌いあげた。 |
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“八代菜々香”のキャラクターソング「ANOTHER WORLD」を歌った小清水さん。歌い終えた後に「リハーサルの時は緊張しなかったんですが、皆さんを前にすると緊張してしまいました」とコメントしていた。 |
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TVアニメのエンディングテーマとPS2版の2ndオープニングテーマを歌ういとうかなこさんも登場。「イベントの残りも少ないですが、最後まで楽しんでいってください」と挨拶し、「ivy」、「キミと夜空と坂道と」の2曲を歌った。参加者は手拍子をしたり、その場でジャンプするなどして、いとうさんと一緒になってライブを楽しんでいた。 |
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「Day-break」の歌いはじめで「Tears Infection」と間違えてつまずいてしまったKAORIさんだったが、その後は力強いライブを展開。PS2版オープニングテーマの「Day-break」と、TVアニメのオープニングテーマ「Tears Infection」を歌い上げた。 |
そしてエンディングへ。最後に出演者から参加者へメッセージが送られた。
小清水さん：皆さん、汗をかきましたか？ 外は寒いのでしっかり拭いて帰ってください。「Myself;Yourself」ではエアヒロインと言われていましたが、“菜々香”を演じられてよかったです……メインヒロインにしてはちょっとツンデレでしたが(笑)。
金田さん：本当に緊張しました。生アテレコでは普段と違う声が画面から聞こえてきて、楽しかったです。またイベントに参加してくれた人たちが温かい人でよかったです。
村田さん：キャラクターソングも歌えて、アテレコもやれて、とても楽しかったです。「Myself;Yourself」に参加できたことに、本当に感謝しています。もし続編が出たりしたら、また“持田雛子”ちゃんをやりたいです。
立花氏：イベントが始まる前は「お客さんが冷めていたらどうしよう？」という不安もあったのですが、温かく迎えていただき最初から緊張しませんでした。盛り上がっていたので、僕も楽しかったです。
なお「Myself;Yourself」のドラマCDが今後発売される。架空のラジオ番組をイメージしたトークコーナーも収録されており、コミカルな内容に仕上がっているとのことなので、ファンは楽しみにしておこう。
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左からイベントに出演した金田さん、村田さん、立花氏、小清水さん、KAORIさん、いとうさん。 |
(C)ささきむつみ/イエティ/Regista・Myself;Yourself製作委員会 2007
データ
■アニメ「Myself;Yourself」【アニメスタッフ】(敬称略)
監督：QZo
シリーズ構成：雑破業
総作画監督・キャラクターデザイン：平塚知哉
キャラクター原案：ささきむつみ
制作スタジオ：動画工房
音楽：5zizz
【キャスト】(敬称略)
“日高佐菜”役：立花慎之介
“若月修輔”役：子安武人
“八代菜々香”役：小清水亜美
“織部麻緒衣”役：金田朋子
“若月朱里”役：田村ゆかり
“持田雛子”役：村田あゆみ
“藤村柚希”役：豊口めぐみ
“星野あさみ”役：中原麻衣
他
▼『Myself;Yourself』
■メーカー：イエティ
■対応機種：PS2
■ジャンル：AVG
■発売日：発売中(2007年12月20日)
■価格：通常版 7,140円(税込)/初回限定版 10,290円(税込)
■『Myself;Yourself(通常盤)』の購入はこちら
■『Myself;Yourself(初回限定盤)』の購入はこちら
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■関連サイト
・TVアニメ「Myself；Yourself」アニメ公式サイト
・PS2版『Myself;Yourself』公式サイト
・マーベラスエンターテイメント