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2008年2月29日(金)

惨劇はDSへと舞台を移す――『ひぐらしのなく頃に絆第一巻・祟』6月26日発売!

 アルケミストは、DS用ソフト『ひぐらしのなく頃に絆 第一巻・祟』を6月26日に発売する。価格は通常版が3,990円(税込)、限定版は未定。


 『ひぐらしのなく頃に絆』は、PC用同人ゲームとしてリリースされ話題を呼んだサスペンスノベル『ひぐらしのなく頃に』のDS移植作。DS版は全4巻構成で、原作やPS2版『ひぐらしのなく頃に祭』で登場した各話を再構成している。具体的には、以下のような構成だ。

●第一巻・祟(たたり)
 鬼隠し編
 綿流し編
 祟殺し編
 染伝し(そめうつし)編
●第二巻・想(そう)
 暇潰し編
 目明し編
 (他2編・未公開)
●第三巻・螺(らせん)
 罪滅し編
 皆殺し編
 (他2編・未公開)
●第四巻・絆(きずな)
 祭囃し編
 澪尽し編
 (他2編・未公開)
 ※赤字は新シナリオ

 ここからは、DS版『ひぐらしのなく頃に絆』での新要素を中心に紹介していく。また、『第一巻・祟』の新シナリオ「染伝し編」の情報もあるので、原作やPS2版をプレイした人もぜひチェックしてほしい。

■DSを縦に持ってプレイ

 『ひぐらしのなく頃に絆』では、ニンテンドーDS本体を縦に持ってプレイする。通常、下画面にあたるタッチパネルを右側に配置する形だ(写真を参照、写真はハメコミ合成)。基本的にはキャラクターが左側に、文章が右側に表示され、テキストを読み進める際にタッチペン操作を利用できる。もちろん、十字キーを使うことも可能だ。これにより、「片手で小説を読む」感覚でプレイできるという。

■新要素・感情選択システム

 ゲーム中の各所で出現する選択肢のバリエーションとして、DS版で新たに「感情選択システム(Emotional-Answered System)」を導入。物語の主人公がどんな感情で対応するかによって、その後のストーリーが変化することも……。感情の項目は「真面目」、「冗談」、「冷静」、「情熱」の4つが用意されていて、タッチペンにより「アナログな」決定が可能だ。

■PS2版からCGをリファイン

 DS版のキャラクターデザインを担当するのは、PS2『ひぐらしのなく頃に祭』と同じrato氏。DS版では、PS2版から一部のCGをリファインしており、キャラクターの表情がさらに豊かになっている。また、新規イベントCGや新キャラクターのCGも多数取り入れているという。

■いとうかなこさんが主題歌を熱唱

 BGMはPS2版と同じ5zizzが担当。『第一巻・祟』の主題歌「追想のディスペア」は志倉千代丸氏のプロデュースにより、人気アーティストのいとうかなこさんを迎えて制作されている。曲は、新シナリオ「染伝し編」をイメージしたもののようだ。

■『第一巻・祟』シナリオ構成

 シナリオは、「前半パート」と「後半パート」の2つに大きく分かれる。前半パートは部活や日常風景を描いた共通ルートとなっており、途中の選択肢を経て、「○○編」と名付けられた4つの後半パートにつながる構成だ。物語の分岐は、並べられた選択肢を選ぶ一般的なものの他に、DS版で新登場となる「感情選択システム」での選択や、特定の「TIPS」を入手しているかも影響を与える。

 『第一巻・祟』の後半パートには、原作の問題編にあたる「鬼隠し編」、「綿流し編」、「祟殺し編」が収録されている他、新シナリオ「染伝し編」も用意。「染伝し編」は、鬼頭えんさん作画のコミック「ひぐらしのなく頃に 鬼曝し編」(角川書店刊)をベースとしたもので、原作者・竜騎士07氏と鬼頭えんさんの監修により制作されているとのこと。コミックで主役を務めた“公由夏美”も、もちろん登場する。

▲前半パートは、部活や日常の風景が描かれる。惨劇のカケラも見受けられない前半から、急転直下の後半へ突入!
▲後半のパートは、前半パートの状況などによって分岐する。上の列から、「鬼隠し編」、「綿流し編」、「祟殺し編」のスクリーンショット。

■染伝し編 ストーリー紹介


“夏美”たち一家が興宮から垣内に引越してきてから、およそ1年が経った。初めは慣れない都会の生活に戸惑っていた“夏美”も、今では仲よしの友だちと一緒に遊びに出かけたり、アルバイトをしたりと、楽しい毎日を送っていた。


そんなある日、“夏美”は憧れていた同級生の“暁”から告白される。有頂天になって喜ぶ“夏美”だったが、彼女は通りがかったTVのニュースで、郷里の雛見沢で起こった凶事を知る。それをきっかけに、“夏美”の周囲には不穏な影が落ち始めていった……。


■染伝し編 登場人物


公由 夏美(CV:水橋かおり)

雛見沢名家のひとつである公由家の親戚筋。かつては興宮に住んでいたが、父親の都合で都会へと引越した。父母と祖母の4人暮らしで、明るく愛嬌があるおばあちゃんっ子。都会生活にもようやく慣れてきたが、時々ストレスを感じているようだ。現在、クラスメイト“千紗登”の紹介で介護士のアルバイトをしている。

南井 巴(CV:井ノ上奈々)

垣内署の刑事1課所属の刑事で、階級は警部。警察庁推薦組の幹部候補として垣内署に出向している。真面目かつ頑固で、融通の利かないところが欠点。綿流しの夜に発見された「謎の焼死体」を捜査したことを機に、雛見沢の事件にかかわる。

藤堂 暁(CV:日野聡)

“夏美”の同級生にして片想い相手。美術の特待生として在学しており、“千紗登”や“珠子”とは幼馴染みの間柄。口ベタで、“千紗登”によくからかわれている。

佐伯 千紗登(CV:喜多村英梨)

“夏美”のクラスメイト。都会の生活に慣れていない“夏美”のことをよく気づかっている。有名な大病院の娘だが、マシンガントークの達人で、令嬢らしさのないお調子者だ。

牧村 珠子(CV:福井裕佳梨)

クラスの委員長を務める“夏美”の友人。“千紗登”とは幼馴染みで、暴走しがちな彼女をストップさせつつツッコミをこなす。しっかり者で、家庭でも姉として小さな弟妹の面倒を見ている。

 あわせて、『第一巻・祟』の予約特典も明らかになった。今回は、『ひぐらしのなく頃に祭』の予約特典「悟史のバット(型ボールペン)」の流れを継承した「注射器(型ボールペン)」に決定! 右で、「あくまでイメージ」なイラストを掲載するので参考にしてほしい。なお、液体の色は未定とのことだ。

(C)竜騎士07・07th Expansion/Frontier Works・Alchemist

データ

▼『ひぐらしのなく頃に絆 第一巻・祟』
■メーカー:アルケミスト
■対応機種:DS
■ジャンル:AVG
■発売日:2008年6月26日
■価格:通常版 3,990円(税込)、限定版 未定

■関連サイト
『ひぐらしのなく頃に絆』公式サイト
アルケミスト


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