News

2008年3月18日(火)

目指したのは、骨太な男のドラマ――「ブラスレイター」キャストコメントをお届け

 4月より放送開始予定のTVアニメ「ブラスレイター」。そのアフレコが都内のスタジオにて行われた。

▲こちらの写真は、この日アフレコに参加した声優陣たち。

 「ブラスレイター」は、PCゲームブランド・ニトロプラスと、アニメーションの企画・制作を行なっているGONZOによるコラボレーション作品。悪魔の姿に化ける力を持つ者たちによる、命を賭けた戦いを軸に、さまざまな人間関係が描かれていく。またそうしたドラマとともに、随所に盛り込まれる爽快感あふれるアクションシーンも見どころの1つとなっている。なお、ストーリーや登場人物については、こちらの記事を参照のこと。

 今回、アフレコに参加した“ジョセフ・ジョブスン”役の松風雅也氏、“アマンダ・ウェルナー”役の伊藤静さん、“ヘルマン・ザルツァ”役の三宅健太氏、“メイフォン”役の遠藤綾さん、“アル”役の檜山修之氏、“ブラッド”役の中村悠一氏、“ベアトリス”役の大原さやかさんからコメントをいただいた。以下に、そのコメントをお届けしていくので、放映を楽しみに待っている人は、ぜひチェックしていただきたい!

――キャストの皆さんが演じる役の説明と、演じてみての感想を聞かせてください。

松風氏:「デモニアック」という得体の知れない悪魔のような存在が本作には登場します。僕の演じる“ジョセフ”もなんとなく悪魔に近くて、味方なのか敵なのか、まだみんなが量りかねている感じのキャラクターです。それで、彼は彼の目的があって動いていることが徐々にわかっていくんですが……はじめはしゃべり相手がいない“ジョセフ・ジョブスン”です!!(笑)

伊藤さん:“アマンダ”は、特殊部隊「XAT(ザット)」のアタッカーです。頭の切れる人で、動いている時にも冷静な判断ができる切れ者です。弟と2人暮らしをしながら、デモニアック退治にいそしんでおります。“ジョセフ”のことをいろいろと勘繰ったりして、私には到底できないな、なんて思いながら演じています。

三宅氏:“ヘルマン”は「XAT」でアタッカーをやっている、よく言えば血気盛んな、悪く言えば青くさい感じの猪突猛進な元レーサーです。かつて自分が在籍していたチームの花形レーサー“ゲルト”がデモニアックになってしまいまして。“ヘルマン”はそれでも彼のことを「悪魔憑きじゃねえ!」と言い張ってるんですが、でも「誰も信じちゃくれねえぜ……」ってたまに酒飲んでくだ巻いていたり……その辺は自分と重なるかなぁと思います。そんな、泣きボクロのにくいあんちくしょうです。(檜山:表現古いなぁ(一同笑))

遠藤さん:私が演じる“メイフォン”は、“アマンダ”や“ヘルマン”とは違って前線では戦わずに、指示を出すアナライザーという役回りです。まだ職場のシーンしかないので(キャスト一同:しょ、職場?)、どういう描かれ方をするのかわからないですけど、でもメガネなので賢く、萌えキャラだったらいいなと思いながら演じています。

檜山氏:“アル”は、「XAT」という特殊部隊のメンバーで、スナイパーを担当しています。檜山の演じる役にしてはめずらしく、近接戦闘する役じゃなく(一同笑)、距離を取って敵を倒すといった意外とやったことがない役なので、楽しく演じております。

中村氏:“ブラッド”をやらせていただいています中村です。檜山さんと同じくスナイパーをやっておりまーす。ストーリーの全貌は、役者にも伏せられているので先のことがわからずに演じているんですが、とりあえずわかっているのは檜山さんの役とは友だちらしいです(笑)。そのヒントをもとに現在模索中ですが、たぶん“アル”よりは硬めの性格なんじゃないかなと思いながら演じています。

大原さん:私が演じているのは、「XAT」の皆さんとは違う場所にいる謎の多いキャラクターで、外見はメガネに褐色の肌、とてもグラマラスなセクシー美女です。表向きは、とある製薬会社の社員なんですが、あやしい薬をゲルトに渡したり、「XAT」とは違う目的を持って行動しているキャラクターです。“ジョセフ”とも何か因縁があるらしいんですが……まだ謎のままです。

――印象に残っているシーンやセリフを教えてください。

松風氏:板野監督が「板野サーカスの集大成を見せる」と明言しただけあって、演出、構成、カット割りは秀逸!! こういったところが見どころかな、と。

伊藤さん:映像は1話の頭からホントにすごいですね。映像をチェックした檜山さんが、少し具合が悪くなっちゃうくらいすごくよくできています。それと、序盤から人間関係の黒いところも描いていて、そういったシリアスな話は私自身好きなので、楽しみにしています。

三宅氏:すでに言うことがなくなってきちゃったんですけど(笑)、1話の収録の前に監督に「とにかく骨太な男のドラマなんだ」と言われて、普通だったらメインメンバーで恋愛要素が入ってきたりするようなんですが、今回はそういうところにフィーチャーするよりも、昔ながらの刑事ドラマを目指しているようで、映像はすごいクオリティで最新のものなのに、話の流れは古くからある王道パターンというギャップがまたおもしろいんじゃないかなと思います。

遠藤さん:第一印象は大人向けの作品って感じですね。女性はとても肉感的ですし。1人1人の立ち位置もすごく大人で、恋愛っていうほどさわやかじゃなくて、ドロドロとした……男女の話もあるし、仲間のドロドロとした話もあるし。でも、映像はスピーディで爽快感があるもので、それがどこかマッチしているところがありますね。

檜山氏:こういう言い方をするとスタッフの方には怒られるかもしれませんが、ストーリー的には痛快娯楽作品のような要素はここまでのところないありません。監督から「こうなるよ」とは知らされていないので、今現在での僕の想像になりますが、「人間とはなんぞや?」みたいな深そうなテーマが用意されていそうですね。また、映像面では、見ていてスカッとするようなアクションがたくさん盛り込まれていて、この2つがバランスよくいい具合に混ざっているのがこの作品の魅力なんじゃないかと思います。

中村氏:後出し不利なんですけど(笑)、……第1話で“ヘルマン”が“ゲルト”に「あんたは俺のヒーローなんだよ!」みたいなことを言ってたんですけれど、そういういかにもなクサいセリフをクサく感じないんですよ。そういった他の人のセリフを、「カッコいいな」と思いながら演じていました。“ヘルマン”と“ゲルト”の関係が、友情や憧れといったものを絡めてわかりやすくカッコよく描かれていて、どうなるのかが気になりますね。

大原さん:「XAT」の攻撃対象であるデモニアックは化け物なんですけど、彼らが完全な悪ではかといえばそうではないっていう部分がすごくおもしろいなと思います。デモニアックにも葛藤や苦しみがあって、単純な勧善懲悪ものになっていないところが、この作品の魅力の1つなのではないかなと思います。

――作品の見どころとファンへのメッセージをお願いします。

松風氏:子どもにはちょっときつい作品なんじゃないかと思います。ただ、人生に大切なメッセージがいいことも悪いこともたくさん詰まっているので、友情もあれば男女の関係もありますし、裏切りや嫉妬、そして死も露骨に入っています。ですから全国ネットでゴールデンタイムにオンエア……ってワケにはいきませんけれど(一同笑)、間違いなく見て損はないので、絶対に見てください!

伊藤さん:いろんな人たちの葛藤だったりそういうものをどうやってみんな乗り越えて言ったりするのか、みたいなところがたくさん盛り込まれると思うし、その中でバトルやレースなどの爽快なアクションもありますし、見どころがいっぱいあって本当におもしろいものだと思います。お話が最後どうなるのか私たちも知らされてないですけど、見て損はさせません! というつもりで頑張りますので、ぜひ見ていただけたらうれしいです。

三宅氏:この作品には「デモニアック」と呼ばれる謎の存在が出てきます。「デモニアック」の中にいいヤツがいたりして、場合によっては大団円に終わる……という流れの作品もあるんでしょうが、そして先のことを知らないんですけれど、この「ブラスレイター」に関しては、そういうことはなさそうな感じがしますね。外見が化け物になってしまったがゆえに人間として見てもらえないというのを、回りくどく説明するわけじゃないですし。とにかく激しいアクションと直球なセリフで、繊細な部分さえも熱と熱で盛り上げているようで、新鮮な感じがしています。皆さんも新鮮なものを感じていただけるのではないかなと思います。

遠藤さん:パッと見、バイクアニメなのかな、と思うかもしれません(一同笑)。でも、男女の話や人間ドラマ、戦いなどいろいろな要素とキャラクターが盛り込まれていて、いろんな見方ができるアニメなんだなぁと思います。皆さんもいろんな見方でご覧になってください。

檜山氏:まだ全部収録を終えたわけではないので、無責任な言い方になってしまうかもしれませんけれど、この作品、おもしろいです。絶対おもしろくなるという予感があります。ですので、皆さんが僕の言葉を疑うのであれば、オンエアを見てください。そして僕の言葉が嘘かまことか確認してください、お願いします! でも、クレームは受け付けません(一同笑)。

中村氏:洋画のダークヒーローものが好きな人は絶対楽しめると思いますし、そういったものを知らない人はこの作品を見ていただければ、いろいろなものを抱えながらも戦うダークヒーローというものがわかるかと思いますので。しばらくご覧いただかないと見えてこない部分があるかと思いますので、ぜひお付き合いいただければうれしいです。

大原さん:1話1話が、劇場版かと思えるほどのクオリティの高さは必見です。絵の美しさやCGの迫力などは、まず視覚的には飽きさせないものだと思います。最初に謎をポンと提供して、それについて触れずに謎が謎を呼ぶ展開で、見始めたら止まらない海外ドラマのような感覚かな、と思いますのでぜひ楽しんでください。

――ありがとうございました!



データ

■TVアニメ「ブラスレイター」
【スタッフ】(敬称略)
 原作:GONZO×ニトロプラス
 監督:板野一郎(D.A.S.T)
 シリーズ構成:虚淵玄、板野 一郎(D.A.S.T)
 キャラクター&メカデザイン:Niθ
 アニメキャラクターデザイン:恩田尚之
 チーフライター:小林靖子
 アニメーション制作:GONZO
 他

【キャスト】(敬称略)
 “ジョセフ・ジョブスン”役:松風雅也
 “アマンダ・ウェルナー”役:伊藤静
 “ヘルマン・ザルツァ”役:三宅健太
 “メイフォン”役:遠藤綾
 “アル”役:檜山修之
 “ブラッド”役:中村悠一
 “ベアトリス”役:大原さやかさん
 他
■関連記事
2008年1月28日
GONZO×ニトロプラスが魅せるダークヒーローアクション「ブラスレイター」制作決定

■関連サイト
「ブラスレイター」公式サイト
GONZO


注目記事

アイコン別記事一覧

※クリックすると、ソートされた記事一覧に移動します。