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2008年3月26日(水)

チームの戦力が戦闘のカギとなる!『エンブレムオブガンダム』の新情報が公開

 バンダイナムコゲームスは、5月1日に発売予定のDS用SLG『エンブレム オブ ガンダム』の新情報を公開した。

 本作は、人気アニメ「機動戦士ガンダム」の世界を題材にしたシミュレーションゲーム。「今までにないガンダムゲーム」をコンセプトに、これまで発売されたガンダムシミュレーションゲームとは異なる切り口で制作している。

 前回お伝えしたように、本作の戦闘ではこれまでのガンダムシミュレーションで使用されてきたスクエア型やへクス型のマップではなく、「プロヴィンス」形に区切られている。また、戦闘シーンもこれまでの作品のような背後からのアングルではなく、機体(モビルスーツ)の正面からのカットを中心に、さまざまなアニメーションが用意されているという。
 今回は、戦闘にスポットを当てて、紹介していく。

●戦闘シーン

 本作のシミュレーションパートは、自軍・敵軍と順にターンが回ってくるシステムを採用。プレイヤーは、どのユニット・キャラでチームを組むかを決定し、移動を行う。チーム全体の戦力が敵より高いかどうかで、戦闘結果が決定する。

1チームは、キャラクター2人と10機のモビルスーツで編成される。シミュレーションゲームでよく見られるHPという概念がないため、いかに強い機体を破壊されずに、何機生き残らせるかが攻略のカギとなる。


 ユニットには、「戦力」というパラメータが存在する。戦闘シーンでは、攻撃チームが「攻戦力」、防御チームが「防戦力」を基準値として戦闘を行う。これら2つの数値は、ユニットの能力をシンプルに表現したもので、それを状況にあわせて使っていくことが重要となる。

プレイヤー側のユニットの戦力は「攻戦力」が230、「防戦力」が185。相手の戦力は、「攻戦力」が150で、「防戦力」が250だった場合、プレイヤーの方が有利に見える。ところがプレイヤーから相手に攻撃をしかけると、戦力比は230(攻戦力)対250(防戦力)となり、当方が不利に。逆に向こうから攻撃をしかけられた場合、戦力比は185(防戦力)対150(攻戦力)となり、先ほどとは違った結果になる。この場合は、敵からの攻撃を誘い込むほうがいいようだ。


●「プロヴィンスマップ」

 本作の特徴の1つであるこのマップでは、より直感的に理解しやすい戦闘が繰り広げられる。宇宙空間や海、道路など、視界が開け、遮へい物がないため、攻撃しやすく移動しやすい場所はエリアが広く表現され、基地や都市、密林など入り組んだ場所は移動がしにくいためエリアが小さくなっている。

面積の大きいエリアは整地され、移動しやすい。ただし、多くのエリアに隣接するため、多くの攻撃を受ける可能性がある。
飛行可能なユニットの場合、空中を移動できるので、陸上を移動するより速い速度で動ける。

エリアにある基地や都市、道路などの場所では、それぞれの地形にあわせて、補正がかかる。また、敵が移動したいエリアにユニットを配置することで、敵を迂回させることができる。


●パイロットについて

 ゲーム中に登場するキャラクターは、スキルとレベルの2つの要素が存在する。スキルには、そのキャラクターにあった「個性づけ」があるという。例えば、「ガンダム」が強いのは“アムロ”が操縦するからであって、他のパイロットの場合、ただのモビルスーツとなる、といったガンダム世界の美学が再現されている。

“アムロ”のスキルは「ガンダム操縦」で、ガンダムタイプに乗ることで効力を発揮するスキル。“セイラ”は、「戦闘機操縦」というスキルを持っている。ユニットの性能を引き出すスキルを持つキャラクターを、うまくチームに編成すると、レベル以上の結果を出すことが可能だ。


(C)創通・サンライズ
※画像は開発中のもの。

データ

▼『エンブレム オブ ガンダム』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:DS
■ジャンル:SLG
■発売日:2008年5月1日
■価格:5,040円(税込)

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■関連サイト
『エンブレム オブ ガンダム』公式サイト
バンダイナムコゲームス