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2008年3月28日(金)

「ソウルイーター」アフレココメント!「TAF2008」にもキャスト勢揃い!!

 4月7日よりテレビ東京他で放送がスタートするTVアニメ「ソウルイーター」。今回、アフレコに参加した声優陣からのコメントと、「東京国際アニメフェア2008」内で開催される記念イベントの情報が届いた。

 「ソウルイーター」は、月刊コミック誌「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス刊)で連載中の同名コミックをアニメ化したもの。死神武器職人専門学校・通称「死武専」を舞台に、そこに通う「鎌職人」の“マカ”や「魔鎌」である“ソウル”たちの活躍が描かれる。「武器職人」と「武器」の友情と、息の合ったバトルアクションが注目ポイントだ。

 今回、アフレコに参加した声優陣からのコメントが到着した。あわせて「東京国際アニメフェア2008」で開かれるイベントの具体的な内容を掲載するので、本作のファンはぜひチェックしておこう。



――「ソウルイーター」という作品に対する感想、魅力をお聞かせください。

小見川千明さん(“マカ=アルバーン”役):作品の魅力は、世界観と人間関係とアクションと……。全部です。現実離れした世界なのに、とってもリアルな人間関係。戦う敵に対しても、仲間に対しても、自分の“魂”を全力でぶつけてく。全体的に濃ゆいです。

内山昂輝氏(“ソウル=イーター”役):人と人の絆が力を生み出すという設定が好きです。最近の人間関係は浅く広くがよしとされていて、ベタベタしないのが好まれがちですが、このアニメではみんなが言いたいこと、つまり本音をぶつけあって泣いたり笑ったりしながら成長していく。一見泥臭くスマートじゃなくてカッコ悪いけど、気心の知れた仲間との友情で悪に立ち向かっていく姿は何よりも美しいと思います。

小林由美子さん(“ブラック☆スター”役):少年少女たちが、とにかく一生懸命に悩んだり苦しんだりしながら成長していく姿が毎回とても魅力的だと思います。

名塚佳織さん(“中務椿”役):それぞれのキャラクターがイキイキしているところですね。「ソウルイーター」のちょっぴり不思議な世界観の中で、どのキャラクターも存在感があり、おもしろい作品です。

宮野真守氏(“デス・ザ・キッド”役):笑いあり感動ありのアクションもの……。まさに僕の大好物です!(笑)

渡辺明乃さん(“リズ・トンプソン”役):(魅力は)テンポよく進むストーリー、それぞれ違った魅力を持ったキャラクター。そのキャラクターたちが絡んだ時に生まれる、とても心地のよい連帯感……っていうところでしょうか……。

高平成美さん(“パティ・トンプソン”役):普段マンガを読まない私が、夢中になって読んだ作品です!! 一気に買って、一気に全部読んじゃいました。人間の強さ、弱さ、自分に足りないものや大切なもの。たくさんのことを教えてくれる作品です。パワーに満ち溢れている作品だと思います。

小山力也氏(“死神様”役):アクションあり! ギャグあり! サプライズ映像あり! ちょっとドッキリ映像あり! なんでもかんでも、いろいろたくさん、あれこれどれそれ、山盛り、テンコ盛りの、ハイスピード、ハイパワー、ハイテンションな、なかなか過激で、明るく楽しい素敵な作品ですよ~~~~!!

大川透氏(“デスサイズ”役):まず絵がきれいですね。とても完成されてる感じがします。それに加えて登場人物がみんなカワイイですよね。話もおもしろいし、うん、イイトコばっかです!!

内田夕夜氏(“フランケン・シュタイン博士”役)センス溢れる作品という印象を持っています。どのキャラクターも、何かと必死に戦っている姿がとても魅力的です。

――ご自身の演じる役はどんなキャラクターでしょうか?

小見川さん:真面目に見えて真面目じゃない。優等生になりきれない、強がりで頑張り屋さんの女の子です。

内山氏:ぶっきらぼうな性格で素直な意思表示がヘタなことも手伝って、とっつきにくいことこの上ないと思います。でも「クールになりたい!」と連呼しているのとは裏腹に、実は心の中では熱い感情を持っている。それを人に見せるのは恥ずかしいし、ダサいことだと思っているから、クールになろうとしているのでしょう。このように“ソウル”は完全無欠のようでいて、危うい二面性を持っています。自分の弱さを隠したい一心なのかもしれない。実は人一倍のもろさを抱えている気がします。

小林さん:とにかく自己主張が激しく、俺オンステージでないとダメなキャラクター。でもそうならざるえなかった過去もあったりして……。

名塚さん:面倒見のいいお姉さん。一見大人しそうですが、言う時は言う子です。ただ、他のメインキャラほどブッ飛んではいません。

宮野氏:カワイイ! ギャップがカワイすぎる! でも……実際そばにいたら……ちょっと……(笑)

渡辺さん:総ツッコミ。「ソウルイーター」の世界では意外とまとも……? じゃないかと思っているのですが。妹の“パティ”が、好きで大好きで、大切すぎてときどきちょっと変な怖がりのお姉ちゃんです。

高平さん:すごくマイペースな子ですが、やる時はきちんとやる!! ヘラヘラしている時ときちんとしている時のギャップが激しい子だと思います。

小山氏:“死神様”は、大変に偉い、エライ、えらあ~いお方なのですが、いつもは、やる気があるんだかないんだかわからない、ふんわりフワフワ、ほんわか飄々とした、愛嬌たっぷり、かわいさ満点のキャラクターです!! でも本当は、きっときっと、強い、ツヨイ、つよお~い、誰よりも強~い、大変な力を持った神様なのですよ~~~~!! (そうじゃないかな? たぶんそうだと思うんだけど……。いや、きっと! うん!)

大川氏:娘思いのパパ。そして“死神様”の最強の武器! けど娘にはうとまれ、大人の男としてはおおいに問題アリな人です。

内田氏:死武専卒業生の中で最強の職人であり、“デスサイズ”の初代パートナーです。ツギハギ研究所の所長でもあり、死武専の先生。クールで熱く、大人で子ども。興味があるものには、それ自身を壊してしまうとわかっていても分解せずにはいられない男。自分自身も分解するマッドサイエンティストです。

――ご自身の役を演じる上でのポイントをお教えください。もしくはどう演じていきたいとお考えでしょうか?

小見川さん:感情をリアルに表現していきたいです。“マカ”ちゃんの言動1つ1つに共感、納得してもらえるような、一番近い存在でいられるような感じで“マカ”ちゃんを演じたいです。

内山氏:さきほどの分析を考えた上で、めったなことには感動を覚えない、というのを基本としています。でも、そうするとずっと棒読みになっちゃう可能性もあるから、“ソウル”なりの感情の起伏が必要なんだなと思っています。つまり、同じような大きさのグラフでいえば、“ソウル”の場合、一目盛りが人の2、3倍になる。また、精神的な苦しみも見逃せないですね。強くなって“マカ”に協力したいという思いがあり、すぐそばには悪の力という美味しそうなものがある。食べてもいいかな、だめかな。ちょっとだけなら、いいのかなぁ。

小林さん:俺様!! 俺様!! 俺様!! 唯我独尊!!

名塚さん:テンポは崩したくないですけど、皆のリズムに流されないように心掛けています。優しいけど芯の強い女性を演じられればと思っています。

宮野氏:ギャグっぽくするのではなく真剣にシンメトリーを愛し、真剣に演じるようにしています。それが結果おもしろいみたいな……。

渡辺さん:早急にツッコむ!! “キッド”を立ち直らせるためなら嘘を本気でつく! 妹が常に一番大事!! ……コレを忘れずに演じていきたいです。

高平さん:マイペースなところやちょっとヘラヘラしている部分は自分自身と似ているので、自分らしく楽しんでやれたらいいなと思います。“パティ”と私は本当にすごく似ているんです。まるで自分を見ているみたい。

小山氏:やっぱり、その懐の深さ、奥行き、そして優しさを、どう表すか!? でしょうねえ。そして、皆さまに親しみを持って見ていただけるよう、明るく楽しく、ひょうきんに! を大切にしています~~~~!!

大川氏:とにかく振り幅がものすごく大きいので、テンション高いところと低いところ、ダサいところとカッコイイところの落差がうまく出せたらいいなと思います。

内田氏“シュタイン”は両刃の剣。大人と子ども、真面目と冗談、正義と悪、生と死。その境界線上に立っている感じで演じたいです。常に「剣」であることを頭のどこかに持ちつつ演じています。

――最後にファンの皆さんにメッセージをお願いいたします。

小見川さん:頑張ってます! 皆さんも頑張ってください! おーえんよろしくお願いします。にゃー。「ソウルイーター」見てください☆ミ

内山氏:皆さんが見ないことには作品が成立しません。ぜひご覧になって、“ソウル”たちの行く末を見守ってやってください。

小林さん:スタジオ内も作品もとっても楽しくやらせていただいてます!! それが作品に伝わっているといいナ……? とっても楽しい作品なので皆さまぜひ楽しんでください!!

名塚佳織さん(“中務椿”役):懐かしいような新しいような不思議な作品。皆さんもぜひ「ソウルイーター」の世界のとりこになっちゃってください。

宮野氏:「ソウルイーター」、最高のスタッフと最高のキャストで最高の作品を作っています! 面白くならないわけがない!! ぜひ皆さん、存分に楽しんでください!
渡辺さん:原作のファンで、アニメを楽しみにしていらっしゃる方、TVアニメで初めてこの作品を知った方……。どんな方にも「おもしろい!」と思っていただけるような作品を目指して頑張っていこうと思います。応援よろしくお願いします。

高平成美さん(“パティ・トンプソン”役):“パティ”=高平成美と皆さんに覚えていただけるよう、全力でこの作品に命を吹き込んでいきたいと思います。現場もすごく楽しいですし、本当におもしろい作品になっているのでぜひ見てください!! 皆さんにパワーを送ります!!

小山氏:スーパーフレッシュコンビの“マカ”と“ソウル”を中心に、愉快な仲間が揃いましたよ!! そして、放映は、通常版とレイトショーの、2ヴァージョン!! 2本立てですよ!! なんて画期的!! どうぞお楽しみに~~~~~~~~!!

大川氏:本当におもしろい作品です。やっていてとても楽しいし。その楽しさが巧く伝わるように頑張ります。期待しててくださいね!

内田氏皆さんを刺せるように楽しみます。よろしくお願いします。


 続いて、「東京国際アニメフェア2008」で行われるイベントについてお伝えしていく。3月10日のニュース記事でお伝えしたこちらのイベントでは、五十嵐卓哉監督とキャスト(小見川さん、内山氏、小林さん、名塚さん、宮野氏、渡辺さん、高平さん、小山氏)によるトークの他、アニメスペシャルPVと、ここでしか見られない映像が上映される。さらに、来場者全員にもれなく「ソウルイーター」イベント限定グッズがプレゼントされるとのことだ。

 また、メディアファクトリーブースでは「ソウルイーター」の展示物やPV放映などを展開し、ブース内ステージにてキャストによるトークショーイベントを3回開催する予定。ブースには無料配布のグッズも用意されているとのことなので、興味のある人はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。スケジュールなどの詳細は、公式サイト内のイベント紹介ページを参照してほしい。

(C)大久保篤/スクウェアエニックス・テレビ東京・メディアファクトリー・ボンズ・電通2008

データ

■「ソウルイーター」記念イベント概要
【開催日時】2008年3月29日16:45~17:15
【会場】東京ビッグサイト 東1~3ホール 「東京国際アニメフェア2008」内特設ステージ
※「東京国際アニメフェア2008」への入場料が必要。詳細は「東京国際アニメフェア2008」公式サイトを参照のこと。
【内容】監督とキャストによるトークイベント、アニメのプロモーションビデオなどの上映。

■TVアニメ「ソウルイーター」
【放送局と放送開始時期】
 テレビ東京……4月7日18:00~
 テレビ大阪……4月7日18:00~
 テレビ愛知……4月7日18:00~
 テレビせとうち……4月7日18:00~
 テレビ北海道……4月7日18:00~
 TVQ九州放送……4月7日18:00~

・レイトショー
 テレビ東京……4月10日26:15~
 テレビ大阪……4月11日27:05~
 テレビ愛知……4月11日26:58~
 テレビせとうち……4月15日25:58~
 テレビ北海道……4月14日26:30~
 TVQ九州放送……4月16日26:38~

【スタッフ】(※敬称略)
 原作:大久保篤
 掲載:月刊「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス刊)
 監督:五十嵐卓哉
 シリーズ構成:大和屋暁
 キャラクターデザイン:伊藤嘉之
 コンセプトデザイン:荒牧伸志
 メインプロップデザイン:星野猛
 美術監督:中村典史(GREEN)
 色彩設計:中山しほ子
 撮影監督:宮原洋平
 音楽:岩崎琢
 音響監督:若林和弘(フォニシア)
 アニメーション制作:ボンズ
 他

【キャスト】(※敬称略)
 “マカ=アルバーン”役:小見川千明
 “ソウル=イーター”役:内山昂輝
 “ブラック☆スター”役:小林由美子
 “中務椿”役:名塚佳織
 “デス・ザ・キッド”役:宮野真守
 “リズ・トンプソン”役:渡辺明乃
 “パティ・トンプソン”役:高平成美
 “死神様”役:小山力也
 “ブレア”役:加藤英美里
 “デスサイズ”役:大川透
 “シュタイン(フランケン・シュタイン博士)”役:内田夕夜
 “シド(シド・バレット)”役:木村雅史
 “メデューサ”役:桑島法子
 “クロナ”役:坂本真綾
 “エクスカリバー”役:子安武人
 他
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■関連サイト
TVアニメ「ソウルイーター」公式サイト
「東京国際アニメフェア2008」公式サイト
メディアファクトリー
スクウェアエニックス