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2008年3月4日(火)

【WF2008[冬]】MAX渡辺氏&浅井真紀氏による「figma」対談の模様をお届け!

 2月24日に東京ビッグサイトにて開催された、世界最大規模のガレージキットコンベンション「ワンダーフェスティバル 2008[冬]」。「WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 7」ブースでは、アクションフィギュアシリーズ「figma」についてのトークショーが行われた。

 特設スタジオの席に着いたのはマックスファクトリー代表・MAX渡辺氏と「figma」シリーズ最重要人物の1人、原型師の浅井真紀氏。2人のトークは先日発売告知がなされたばかりの「figma セイバー」と「figma 涼宮ハルヒ」が好評を博していることの感謝から始まった。また、シリーズ発表当初からラインナップされていた「柔王丸」と「桜姫」の金型設計がスタートしたことを明らかにし「絶対出ます!」とファンに力強く宣言した。MAX氏は「プラレス3四郎figmaをぜひ応援してください、浅井くんが念願の「エル・ウラカン」を作れるか作れないかは皆さん次第ですよ~」と冗談とも本気ともつかぬ口調でコメント。

 その後トークは「figma」の技術的な部分へ。浅井氏によると「figma」の関節は2ピース設計で、2つの違った素材を組み合わせたハイブリッド構造になっているとのこと。さらに、内部構造は中心部の突き通し軸と、円周部分に作られているリング形状の勘合によって2つのパーツが2重に噛み合わせっていることを明らかにした。

 「figma」に共通関節パーツを取り入れたことについて浅井氏は「フィギュアを買って、いきなり関節が折れちゃったらとても切なくなるじゃないですか。まだ全然遊んでないのに不良品。小さな製品である以上、破損をゼロにするのは難しいですが、そんな状況から直せる手段は設けておきたかった。「figma」の可動部分ほとんど全てに共通関節を仕込んだのは、壊れた時に交換できるようにしたかったからなんです」と、アクションフィギュアに触ったユーザーなら多かれ少なかれ経験しているであろう悲劇を交えて関節パーツを導入した理由について説明した。一方のMAX渡辺氏は「市販のいろんなフィギュアに手を加え、「figma」関節を仕込めば、自分だけのfigmaが作れたりもしますね。そうしたクラフトの方にも愉しんでもらえるとうれしい」と浅井氏とは別の切り口で、やはりユーザー的な見地から「figma」を使った楽しみ方の一例を示した。

 その他、今後のラインナップについての話題も飛び出した。「皆さん男キャラはたくさん欲しいでしょ?」とMAX氏が切り出すと、会場からは拍手が。それを聞いたMAX氏は「よし! みんなホントに応援してね」と、うれしそうに顔をほころばせていた。浅井氏は「僕も作りたいし欲しいですけど、男性キャラはなかなか売れないんですよね。皆さんはホントに買ってくれます? 現実的な話として「figma」ってそれなりの数量が出ないと成立しがたいシリーズなんですよ」と少し弱気なコメントも。

 ここで、WONDERFUL HOBBY LIFE FOR YOU!! 7ブース内にいる観客を交えてトークすることに。「figma」体験コーナーで実際に触れているユーザーからは「足のラインがキレイです」、「よくできているなと思います」などの言葉が。浅井氏は、初めて「figma」を触るユーザーに「触ってみてストレスを感じたところなんかありますか?」とたずね、「触っていてストレスを感じない」というユーザーの答えに「よかった! 触っていてストレスを感じないという部分は、一番クリアしたかったところなんですよ」と安堵した表情を見せた。
 続いて観客に、「今後「figma」でリリースしてもらいたいアイテムは?」とMAX渡辺氏が質問すると「リキオー」、「ゴッドマン」などの濃ゆい要望が。「リキオー」という要望について浅井氏は「「リキオー」が出るとしたら、「ウラカン」が出て「キング・ボヘミアン」が出て、その次(笑)」と答えていた。「ゴッドマン」について浅井氏は「それは今すぐにでも作りたいですね! 「ゴッドクラッシュ(武器)」こみで!」ととてもノリノリのコメント。「やっぱり車のプラモデルと組み合わせて、敵をドアにガンガン挟み込む外道シーンを再現ですよね!! カメラを近づけて「ゴッドマン拡ー大!」とか!」と楽しそうに話していた。MAX渡辺氏はノリノリの浅井氏に「ぜひ自腹で(笑)」とクールに返していた。

 ここでトークイベントも終わりの時間に。最後に浅井氏が「今後は、「figma」を今の値段のままで「長門(有希)」からいかにクオリティを落とさずに、むしろ上がっている感じでシリーズが続けていけるかが、僕らにとっての重要なハードルになります。「長門」に不満があったという人も、半年後、一年後にはその不満が解消されている商品ばかりになっているように頑張りたいです。次のテーマは「現在のクオリティの定番化」ですね」と今後に向けての抱負を語り、イベントトークショーは終了した。





























こちらはブースに展示されていた「figma」シリーズ。撮影は不可だったが、この他にも「らき☆すた」のメインキャラクター4名(“こなた”、“つかさ”、“かがみ”、“みゆき”)の「figma」も展示されていた。トークイベント中に触れられていた「figma 鳥肌実」もビール瓶ケースなどのオプション付きで並べられていた。

ちなみに「figma」に携わる際に交わした契約書の話まで飛び出していた! 契約書によると、浅井氏やMAX渡辺氏がどうしても作りたいものがある場合、自腹で「figma」を作る権利があるのだとか……。どういうものがラインナップに並ぶのか、興味がある人は今後の動向を見守っていてもらいたい。


■関連サイト
グッドスマイルカンパニー
マックスファクトリー
figma


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