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2008年3月13日(木)

アニメーション映画がダンジョンRPGとして登場! DS『ダンジョン オブ ウインダリア』

文:電撃オンライン

 コンパイルハートは、DS用RPG『ダンジョン オブ ウインダリア』を、5月15日に発売する。価格は5,040円(税込)。


 『ダンジョン オブウインダリア』は、人気イラストレーター・いのまたむつみさんがキャラクターデザインを手掛けた長編アニメーション映画「ウインダリア」をモチーフとしたダンジョンRPG。プレイヤーは、主人公の“イズー”となり、入るたびに変化する自動生成ダンジョンに挑むことになる。

 映画「ウインダリア」は、1986年に公開された長編アニメーション映画。対立する二大国家の戦争を背景に、2組の男女の悲劇的な運命を描いている。いのまたむつみさんが描く、魅力的なキャラクターたちが話題となった。

◆ストーリー◆

南の国「イサ」と北の国「パロ」は古くから不可侵条約を結び、
長年平穏な関係を築いてきた。

しかし「パロ」の王“ランスロ”は美しい「イサ」を欲しがり、
大臣“カイル”の勧めによって、「イサ」の水門を解放して水没させようとした。
しかしこの「イサ」の危機は、「サキの村」の青年“イズー”によって回避された。

この事件は両国の関係に変化をもたらす。
とりわけ大きな衝撃を受けたのは
「イサ」の王女“アーナス”と「パロ」の王子“ジル”であった。
2人は密かに交際し、密会を重ねる間柄だった。
しかし彼らの思いをよそに、両国は戦争に動き出す。

一方、「サキの村」で妻“マーリン”と暮らす“イズー”のもとに、
両国から戦争に協力してほしいという依頼が……。


 『ダンジョン オブウインダリア』は、アドベンチャーパートとバトルパートで構成されている。アドベンチャーパートでは、キャラクター同士が会話をすることによって物語が進行。その後、ダンジョンに入りバトルパートへ。上画面でHPや状態、使用する矢の残り本数などが表示され、メッセージもこの上画面に表示される。下画面ではダンジョンマップが表示され、プレイヤーや移動した場所が自動的にマッピングされることになる。

 以下に、登場キャラクターの紹介や、ゲーム画像を掲載するので、ぜひチェックしておこう。

明るく陽気なサキの村の青年“イズー”と、その妻“マーリン”。“イズー”は、自分の力を試して周りに認めてもらいたいという願望と、妻にもっと楽な暮らしをさせてやりたいという優しさを備えており、「イサ」と「パロ」からの戦争への協力要請は、それを叶える魅力的なものだった。
産業が盛んな軍事大国「パロ」の王子“ジル”と、美しい自然に囲まれた領土を持つ国「イサ」の王女“アーナス”。“ジル”は、責任感が強く誠実な性格の持ち主で、戦争には反対していたが、王子である立場と責任から戦場に出陣することに。一方の“アーナス”は、国民から支持されている解放的名明朗活発な性格の王女。2人は恋仲であり、密かに交際している。
「パロ」の国王“ランスロ”と、大臣の“カイル”。自然に恵まれた「イサ」の領地を欲した“ランスロ”は、頭の切れる“カイル”の案によって戦争を仕掛ける。
「イサ」の女王であり、“アーナス”の母でもある“ギネビア”。その風貌からは、女王としての貫禄がうかがえる。
DSのダブルスクリーンを生かし、上画面ではメイン画面やメッセージを、下画面ではダンジョンマップやアイテム画面などを表示している。
ダンジョンには、アイテムや敵などが存在する。また、プレイヤーの行く手を阻むトラップもあるようだ。そしてダンジョンクリア後には、プレイ時間やスコアが表示される。
ダンジョンをプレイ際には、メダルトレードが行われる。プレイヤーが貯めたメダルをアイテムと交換すれば、ダンジョンの探索を優位にすることができる。

(C)2008 EN/A&G・IDEA FACTORY

データ

『ダンジョン オブ ウインダリア』
メーカー:コンパイルハート
対応機種:DS
ジャンル:RPG
発売日:2008年5月15日
価格:5,040円(税込)

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