2008年4月7日(月)
TVアニメ「絶対可憐チルドレン」のイベント「解禁! 「絶対可憐チルドレン」Lv.0(レベル・ゼロ)」が3月29日に「東京国際アニメフェア2008」にて行われた。
このイベントは、TVアニメの放送を控えた本作のキャストが、作品についてのお知らせやトークを行うというもの。ステージは、“皆本光一”役の中村悠一氏による司会のもと、主人公“明石薫”役の平野綾さん、“野上葵”役の白石涼子さん、“三宮紫穂”役の戸松遥さんらが登壇し進行した。
まず出演者らは原作について、「テンポがいい」、「個性的なキャラクターが多い」などそれぞれの感想を述べた後、自分の演じるキャラクターについて語った。平野さんが「“薫”はテンションの差が激しいキャラクターなので大変ですが、表情がコロコロ変わるので演じていて楽しいです」と話すと、中村氏から「4話はかなり冒険しているんじゃないかなと思うんですが」という発言が飛び出した。視聴者の気持ちを代弁するような“薫”が見られるということなので、ぜひ注目してほしいとのことだ。続いて白石さんは“葵”について、「関西弁をしゃべるキャラクターなのですが、私も関西生まれなので、大阪の皆さんに怒られないようにやっています。スタッフにも関西出身の方がいて、セリフをチェックしてもらっているんです(笑)」と話していた。中村氏も関西方面出身とのことで、アフレコ中は白石さんの関西弁に釣られそうになるそうだ。戸松さんは、「(“紫穂”は)複雑なキャラクターなので難しいですね。サイコメトラーなので、相手の気持ちがわかってしまうんです。演技する時も、一度相手の気持ちを飲み込んでから反応するという指示があって。他の能力と違って、目に見えないのも難しいところですね」と、“紫穂”について真摯に語っていた。
続いては、本作のオープニングテーマ「Over The Future」を歌う現役小学生のトリオ「可憐Girl's」と、平野さんら3人の「ザ・チルドレン」が歌うエンディングテーマ「絶対love×love宣言!!」の話題に。エンディングテーマについて平野さんは、音が高くてビックリしたと話していた。白石さんは、アフレコをする前に「オープニングを“葵”で歌って」と指示されたエピソードを披露。戸松さんも、“紫穂”は淡々としているキャラクターだが、歌ならカワイく歌ってもOKと言われたのだとか。平野さんによると、「絶対love×love宣言!!」は「ザ・チルドレン」が“皆本”に対しての思いを歌っている曲ということで、中村氏はうれしそうだった。だが中村氏が平野さんたちに「それは僕に対してということ……?」と尋ねると、3人は苦い顔を浮かべ微妙な答えを返すのだった。
その後は出演者からキャラクターCDの発売告知があった後、出演者らはファンに向けて次のようなメッセージを贈った。「30分アッという間でした。もうすぐオンエアが始まりますので、楽しみにしていただけたらいいと思います(戸松さん)」、「監督に言われたことがあるんですけど……ぜひ明日の「ハヤテのごとく!」最終回も見てください(笑)。「絶対可憐チルドレン」の予告もありますからね? 「絶対可憐チルドレン」、頑張っていきますのでよろしくお願いします(白石さん)」、「個性的なキャラクターがたくさん出てくるので、ぜひ好きなキャラクターを応援してください。3人でセリフを合わせることも多いので、チームワークを高めていきたいです。(平野さん)」、「ギャグが盛りだくさんな作品ですが、マジメなメッセージも込められていますので、そのあたりもご覧ください(中村氏)」。最後は出演者らが「絶対可憐、だから負けない!」というフレーズを会場に訪れたファンたちとともにコールし、イベントは終了した。
原作の魅力について語る出演者たち。左から、中村氏、平野さん、白石さん、戸松さん。 |
出演者以外のキャストの紹介も行われた。“兵部京介”役を遊佐浩二氏、“マッスル大鎌”役を三宅健太氏、“桐壺帝三”役を小杉十郎太氏、“柏木朧”役を浅野真澄さんがそれぞれ担当する。 |
最後は皆さんご一緒に、「絶対可憐!」、「だから負けない!」 |
(C)椎名高志/小学館・超能力支援研究局・テレビ東京