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2008年4月24日(木)

ゼニマックス記者発表会開催 目玉は『オブリビオン』のBethesdaが放つ新RPG

文:電撃オンライン

 本日4月24日、東京・秋葉原にて「ゼニマックス・アジア記者発表会」が開催された。

 「ゼニマックス・アジア」は、日本国内およびアジア地域でゲームソフト開発・パブリッシングを手掛けるデベロッパーで、PC/PS3/Xbox 360用RPG『The Elder Scrolls IV:オブリビオン』で知られるBethesda Softworks(親会社は、ZeniMax Media Inc.)の作品なども担当するという。

「ゼニマックス・アジア記者発表会」
▲写真は、ゼネラルマネージャー・高橋徹氏(写真左)とプロデューサー・岩本けい氏(写真右)のもの。

 パブリッシングを開始するにあたって、『The Elder Scrolls IV: オブリビオン』の日本版を手掛けた高橋徹氏がゼネラルマネージャーに就任することが明らかにされた。また、プロデューサーの岩本けい氏からは、今後リリースされる5本のタイトルが告知された。以下に、その5タイトルを紹介していく。なお、発表タイトルの中には、『The Elder Scrolls IV:オブリビオン』の開発スタッフによる最新作『FALLOUT 3』も含まれていた。『FALLOUT 3』については、後ほど詳細な記事を掲載する予定なので、楽しみにしていてほしい。


■『スター・トレック:コンクエスト』■

 開発をBethesda Game Studiosが手掛け、発売をBethesda Softworksが担当するPS2用ソフト。発売時期は2008年内で、価格は5,040円(税込)を予定しているという。内容は、自軍の艦隊を運用して銀河統一を目指すストラテジーで、人気SFドラマ「スター・トレック」シリーズの「The Next Generation」と「Deep Space Nine」の世界観を舞台にしたものになる。ゲームには「惑星連邦」、「クリンゴン帝国」、「ロミュラン星間帝国」、「カーデシア連合」、「ドミニオン」、「ブリーン」の6勢力が登場。プレイヤーは、6勢力の中から1つを選んでゲームを進めていく。原作での善悪は問わず、好みに合わせて各勢力の指揮官を雇用し、自軍艦隊の運用が可能だ。

 戦闘はリアルタイム制のSLG形式となるようで、プレイヤーは刻一刻と変わる戦況の中で自軍の戦力を効率よく運用し、戦闘に打ち勝つ戦略を立てていくことになる。


■『スター・トレック:レガシー』■

 開発スタジオは「Mad Doc Software」、発売はBethesda Softworksが行うリアルタイムアクションストラテジー。プラットフォームはXbox 360で、2008年内に7,140円(税込)でのリリースとなる。プレイヤーは、惑星連邦の司令長官となり、最高で4つの自艦隊を構築できる。小規模なものから大規模なものまで60種類もの戦艦が入り混じったスペースバトルを繰り広げて、銀河の平和を勝ち取るべく戦っていくことになる。

 ストーリーはTVドラマ「スター・トレック」シリーズ5作のストーリーを融合させ、新しく1本のシナリオを書き起こしたオリジナルのもの。「Original Series」、「The Next Generation」、「Deep Space Nine」、「Voyager」、「Enterprise」の5作品にまたがって、ある科学者を追って行くストーリーが展開していく。プレイ人数は1人。Xbox LIVEに対応しており、最大4人までの対戦・協力プレイを行える。

 なお、こちらの2作品に関して、自身もトレッキー(「スター・トレック」の熱烈なファンのこと)である岩本氏の口から「採算度外視で制作を行う」ことが告げられた。プロデューサー自らがファンだということもあり、どのような作品になるのか注目しておきたいところだ。


■『メジャーリーグベースボール 2K8』■

 開発は2K Sportsが、発売はBethesda Softworksが担当するスポーツゲームで、『メジャーリーグベースボール』シリーズの最新作。プラットフォームはPSP、PS2、PS3、Xbox 360の4つとなる。

 メジャー球団全30チームの2008年度最新データを搭載しており、さらにシリーズでは初めてマイナーリーグ球団をサポート。全米90のチームと合計20以上のマイナー専用球場でプレイできる。PS3およびXbox 360版には、それぞれのオンラインサービスを利用したマルチプレイ機能が搭載されるようだ。

「ゼニマックス・アジア記者発表会」


■『Bully(ブリー)』■

 『グランド・セフト・オート』シリーズで知られるロックスター・ゲームスが開発を担当するPS2/Xbox 360用アクション。アメリカにある架空の学校「ブルワース・アカデミー」を舞台に、15歳の少年“ジミー・ホプキンス”の1年間が描かれていく。『グランド・セフト・オート』と同じオープンワールドのゲームデザインを採用しており、広大な敷地を誇る「ブルワース・アカデミー」と周囲に広がる「ブルワース・タウン」を自由に行動できる、いわゆる箱庭系のゲームとなるようだ。

「ゼニマックス・アジア記者発表会」

 親の都合で全寮制学校へ行くことになった“ジミー”。彼はそこで、インテリや体育会系など4つある派閥の争いに巻き込まれてしまい、ひとクセもふたクセもあるキャラクターたちと交流していくことになる。はたして彼は、無事に1年間を過ごせるのだろうか?


■『FALLOUT 3』■

 ゼニマックス・アジアが「2008年でもっとも力を注ぐタイトルの1つ(岩本氏)」という、PS3/Xbox 360用タイトル。核戦争後の荒廃した2277年のワシントンD.C.を舞台に、その世界で生き抜いていくプレイヤーの姿が描かれていく。掲げられたテーマは「犠牲と生存」というもので、テーマからは、かなりシビアなストーリーが展開していくことが予想される。ゲームには、クエスト(イベント)が無数に存在しており、プレイヤーの選択肢によって解決方法と結果が異なっていく。プレイヤーの行動はゲームのメインストーリーにも影響しており、エンディングの内容が変化していくようだ。

「ゼニマックス・アジア記者発表会」

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