2008年5月29日(木)
本日5月29日に、東京・池袋の執事喫茶「スワロウテイル」にて、PS2用ソフト『花宵ロマネスク 愛と哀しみ-それは君のためのアリア(以下、花宵ロマネスク)』の発売記念イベントが行われた。
『花宵ロマネスク』は、乙女ゲームのケータイ向けポータルサイト「トイズwalker」において、12万人の会員を集めた恋愛シミュレーションゲームのリニューアル作品。プレイヤーは、月華修学院の教師“桐原珠美”を操作して、宝生一族にかけられた呪い「ロゴス」(キーワード)を見つけ出して解放するのが目的となる。PS2への移植にあたり、攻略可能なキャラクターの追加や演出面の強化など、ボリュームアップが図られている点にも注目してほしい。
本日のイベントは、抽選で選ばれた40名のユーザーを「スワロウテイル」に招待し、オリジナルメニュー試食やゲストによるトークショーを行うというもの。ゲストは、原作者の加藤千穂美さんとPS2版に登場する“神楽ユキノ”を演じる前田愛さんのお2人だ。以下でイベントの模様を写真とともにお伝えする。
まずは、「スワロウテイル」の執事たちから参加者らに、『花宵ロマネスク』のオリジナルメニュー「ロゴスの囁き - 薔薇色の愛を込めて -」がふるまわれた。「ピンクの薔薇」をモチーフにしたケーキの周りに、宝生一族5人をイメージしたマカロンがあしらわれたスイーツになっている。参加者らは歓談を楽しみながらデザートを味わっていた。 |
その後、ステージに加藤さんと前田さんが登壇した。2人の華やかな和服姿に、会場からは感嘆の声が。2人は和やかなムードで『花宵ロマネスク』について語った。 |
すでにゲームをプレイしたという加藤さんは、「ボイスレコーディング機能がおもしろいですね」とコメント。この「ボイスレコーダー」はゲーム中にボイスを集めて自由に再生できる機能で、「ボイスを聞いていると自分がドSなのかドMなのかわかります(笑)」と話していた。ちなみに加藤さんは「自分ではドSだと思っていたんですが、集めたボイスを聞くとドMかなと思いました(笑)」だそうだ。 |
加藤さんは「「ロゴス」が取れない原作者」と言われていたらしいのだが、PS2版では「花宵ヴィジョン」発動中、「「ロゴス」の近くに行くと「弱」・「中」・「強」と表示されるようになったので、簡単になりました」とうれしそうに語っていた。前田さんも現在ゲームをプレイしているそうで、「“紫陽”さんエンドに行っちゃったんですが、もっといいエンディングがあると聞いて、やり直しているところです」と話していた。 |
その後は“宝生綾芽”役の緑川光氏と、PS2版で追加された新キャラクター“桜沢響”役の加瀬康之氏からメッセージ映像が上映された。加藤さんは「スワロウテイルにくると、“桜沢”さんにぐっときますよね」とコメント。前田さんも「1人連れて帰りたいなと思いますよね(笑)」と返し、執事の話題で盛り上がっていた。 |
そんな“桜沢”について加藤さんは、「世の中にはいろいろな執事がいるんですが、(“桜沢”さんは)正統派の執事です。普段は気持ちを見せないんですが、主人公と恋に落ちてプライベートが暴かれていくところを楽しみにしていてほしいですね」と語っていた。もう1人の新キャラクター“宝生蓮太郎”については「心にキズを負っている“蓮太郎”が、どう変わっていくのか見てほしいです」とのことだ。 |
最後は出演者らのサイン色紙が当たるプレゼント抽選会が行われ、イベントは終了となった。 |
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■執事喫茶「スワロウテイル」