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2008年6月6日(金)

加藤夏希&高橋名人も参上! オンラインゲームポータル「55Shock!」発表会

文:電撃オンライン

 ショックウェーブ エンターテインメントは本日6月6日、東京の秋葉原UDXシアターで「55Shock!」の記者発表会を開催。オンラインゲームポータルサイト「55Shock!」を、7月2日に開設することを明らかにした。

 ショックウェーブ エンターテインメントは、自社の運営サイト「Shockwave」において、短時間で気軽に楽しめる800以上のゲームやアニメを配信している。また、ケータイ用サイト「きせかえショックウェーブ」では、iモード向けに、Flashゲームや着せ替えツールを配布している。7月2日にオープンする「55Shock!」は、「Shockwave」内にオンラインゲームポータルとして設置されることになる。

 記者発表会では、ショックウェーブ エンターテインメント代表取締役社長兼CEOの日高俊児氏が登壇。これまでの同社の活動内容や「Shockwave」のビジネスモデルを説明した。その中で日高氏は、「Shockwave」のユーザーの特徴として、女性が多いことに言及。会社に務める女性や主婦のユーザーが多いとした上で、「しかし、我々はヘビーユーザーを軽視しているわけではありません。今回、「55Shock!」を開設するにあたり、タレントの加藤夏希さんを2008年度の「Shockwave」イメージガールに起用しました。これは、ご本人がゲームが好きということと、ヘビーユーザーとライトユーザーのどちらにもフラットなイメージがあるからです」と、ライトユーザーだけでなく、ヘビーユーザーにもアピールしていく姿勢を明らかにした。

会場に集まった記者を前に、日高氏は「加藤さんを選んだのは、私の一存ではなく、スタッフの選出や、以前に「Shockwave Award 2006」でゲスト審査員を務めていただいたことも関係しています」と加藤夏希さん採用の理由を説明した。

 次に同社の最高執行責任者である東田一馬氏が、オンライン事業を開始するに至った経緯を説明。東田氏によると、運営サイト「Shockwave」のユーザーを対象に行ったアンケートで、約70%の回答者がオンラインゲームに前向きな姿勢を示していたとのこと。それを受け、ShockwaveメンバーIDをそのまま利用できるオンラインゲームポータル「55Shock!」を設置することになったという。さらに、他社のポータルサイトよりも安価でゲームを楽しめるよう、「ゴーゴープライス」という戦略を計画していることも明らかにした。東田氏は、この戦略について「ゲーム定価から広告収入を引くことで、これにより安くユーザーにゲームを遊んでもらえるシステム」と説明していた。

「幅広い層に人気の「Shockwave」で行ったアンケートで、多くのユーザーがオンラインゲームに興味があることがわかり、「55Shock!」を開設するに至りました」と話したのは、ショックウェーブ エンターテインメント最高執行責任者の東田氏。

 次いで、ハドソン執行役員副社長の石塚通弘氏が登壇。石塚氏は、オンラインゲームが成功する要素として、「インフラ力」、「コンテンツ力」、「運営力」の3つを挙げた。「インフラ力、運営力は、ショックウェーブさんがこれまで積み上げてきた実績として証明されています」と話し、「コンテンツ力は手前みそながら『ボンバーマンオンライン Japan(以下、BOJ)』など、充実しております」と語った石塚氏。氏の「先月クローズドベータテストを実施し、十分な手ごたえを感じました。ぜひ今後とも、『BOJ』とショックウェーブにご期待ください」の言葉から、今後の展開への自信を伺うことができた。

石塚氏に続いて『BOJ』の説明を行った、ハドソンネットワークコンテンツカンパニーオンラインサービス事業推進部部長の佐藤昭洋氏。『BOJ』には、9つのアイテムを持ち込める「パネルデッキ」システムや必殺技が採用されている他、キャラクターをカスタマイズできる機能がある。「今後は世界大会も行いたい」と展望についても明らかにした。

 オンラインゲームのランニングコストを負担し、ポータルサイトにゲームコンテンツを供給・配信するソリッドネットワークスの代表取締役社長・大塚恵太氏は、4つのタイトルが「55shock!」でサービスされることを説明。オンラインカジュアルレースゲーム『Fun!! Fun! Buggy!』、オンライン格闘ゲーム『EXTREME FIGHTER』、MMORPG『ストラガーデン NEO』、人気の高いソフトの世界感を体験できる『ワーネバ・オンライン(仮)』を用意していることを明らかにした。

最大16人までが参加できる『Fun!! Fun! Buggy!』、格闘ゲームでオンライン対戦が可能な『EXTREME FIGHTER』、2004年からサービスしているタイトルをリニューアルさせた『ストラガーデン NEO』、生活シミュレーションゲーム『ワーネバ・オンライン(仮)』が、「55Shock!」でサービス開始となる。写真は、4つのソフトを紹介した大塚氏。

 最後にショックウェーブ エンターテインメント・メディア部マネージャーの岡山博紀氏が登壇。「55Shock!」と命名した理由を「ゲームポータルサイトとしては後発なため、「GO!GO!」と勢いよく突っ走る様子を表現したかった」と説明した。表記を数字の「5」にしたのは、覚えやすく、親しみやすくするためとのこと。また岡山氏は、『Angel Love Online』と『テトリスオンライン』も参入が決定しているとコメントし、本日の「55Shock!」の説明会は終了となった。

岡山氏は、「55Shock!」命名について「自分が大リーガーの松井秀喜選手のファンで55番から取ったというわけではありません」と説明した。

 続いて、スペシャルゲストを招いたトークコーナーがスタート。ゲストとして登場したのは、2008年度「Shockwave」イメージガールの加藤夏希さんと、ハドソンの高橋名人。加藤さんはステージに立つと、「ゲームが大好きです。「Shockwave」のイメージガールということで、自分も遊べるのが楽しみです」と笑顔でコメント。これに対して高橋名人は、「加藤さんは85年生まれとのことなのですが、その年のボクは、『スターフォース』の全国キャラバンで、名人となった年です。……ちょっと凹みますね、帰ろうかな」と語り、会場を笑わせた。高橋名人は、今回「55shock!」でサービスされる『BOJ』のもとなった『ボンバーマン』に対して、「PCエンジンで発売された『ボンバーマン’93』から対戦モードが導入されました。社内で対戦が盛り上がっていたのを見て、「これはイケる」と確信しましたね」と当時を振り返った。

 『BOJ』は、これまでにない要素がたくさん盛り込まれている。高橋名人は、「オンラインだと離れていても対戦できる。逆に長く遊びすぎてしまうのが欠点ですね」と話し、加藤さんに「普段はどれくらいゲームします?」と質問。「時間があるなら、5~6時間くらいです」と答えた加藤さんに対して、「長いな、ゲームは1日1時間!」と往年の名セリフを披露し、またしても会場を大いに沸かせていた。

 高橋名人は、「ぜひ『BOJ』を楽しんでほしい。オンラインでも大会ができるけど、あえてオフラインで大会を開催したいです」と意気込みを語った。一方の加藤さんは、「さまざまなゲームを楽しめる「Shockwave」。今後はオンラインになったことで、大勢の人と楽しんでもらえたらと思います。オンラインゲームは操作が難しいと思いがちですが、シンプルなものも多いので、ぜひ楽しんでください」とコメントし、トークコーナーは終了となった。

スペシャルゲストの加藤さん登場にあわせて、向日葵をプレゼントしたショックウェーブ エンターテインメントの日高氏。喜ぶ加藤さんを見て、「領収書は切っておらず、自腹なので喜んでもらえてよかったです」と語った。その後の高橋名人とのトークコーナーでは、幼少のころからゲームが大好きだったと熱く語り、高橋名人を引かせる場面も見られた。
本日の発表会の登壇者と、トークコーナーのゲスト陣。次世代型オンラインゲームポータル「55Shock!」では、「2008年Shockwaveキャラクターコンテンスト」にて最優秀賞を受賞した「フキダシ」が、ナビゲーターを務める。7月2日のサービス開始を楽しみにしておこう。

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※ゲーム画面は開発中のもの。


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