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2008年6月30日(月)

オンラインゲームポータル「55Shock!」開設に先駆けローンチタイトルを体験!

文:電撃オンライン

 以前お伝えした、ショックウェーブ エンターテインメントが7月2日にオープンを予定しているオンラインポータルサイト「55Shock!」。今回は、あひるが「55Shock!」のローンチタイトルの1つ『Fun!! Fun! Buggy!』の体験プレイレポートをお届けします。ちなみに、当日は「55Shock!」のプロデューサー岡山氏立会いの下、お話を伺いながらのプレイとなりました。貴重なコメントなどもいただけたので、そちらにも注目ですよ! モチロン、すでに発表されている「55Shock!」でのサービス予定タイトルについても続報を掲載するので、そちらもお見逃しなく。 

■まずは『Fun!! Fun! Buggy!』のご紹介

 それでは、まずは本作の説明を。本作は、PC用オンラインカジュアルレースゲームです。ハロウィンを模したかわいらしいキャラクターたちが、2輪や4輪などのさまざまなバギーに乗って、コミカルかつ過激なレースを繰り広げていきます。オンラインゲームなので、日本中のプレイヤーとアツいレースが繰り広げられること間違いなし!

 また、本作の大きな特徴として、手軽な操作感が挙げられます。詳しくは後述しますが、ボクはプレイ開始3分で普通にレースができました! このお手軽さが、本作のキモであり、最大の魅力でもあるんですよね。

「55Shock!」プレイレポート
ロゴはこんなカンジ。ポップなイメージがゲームの印象をにマッチしてますな
「55Shock!」プレイレポート 「55Shock!」プレイレポート
こちらは登場キャラクターの2人。オバケですが、外見がかわいらしいので愛着が湧いちゃいます。

■自由にキャラクターがカスタマイズできちゃいます

 大まかなゲーム紹介はここまでにして、それでは実際にプレイ開始! 隣にいた岡山氏の目が、「早くプレイして! そしておもしろいって言って!」と無言のプレッシャーをかけてきたのが印象的でした。

 さっそくゲームを始めると、まずはプレイヤーが操作するキャラクターの作成から始まります。ここで岡山氏から一言。「このゲームは、キャラクターとバギーをべつべつにカスタマイズできるんですよ」。なるほど、バギーに乗るキャラクターはあくまでプレイヤーの分身として、好みの外見に着飾れるのが嬉しいですな。キャラクターごとの能力差はないようなので、好きなだけゴテゴテとカスタマイズしちゃいましょう。正規サービスが開始されてからは、随時服装なども追加される予定らしいですよ。そして、次はバギー選び。こちらは性能差アリとのこと。外見そっちのけで、大マジメに選択しましょう!

「55Shock!」プレイレポート 「55Shock!」プレイレポート
ということで、今回は岡山氏にご用意していただいたキャラクターを使わせてもらいました。緑のゴツいバギーを駆るお姫様です。激しくツリ目ですが、もしかしてツンデレキャラ?

■レース前にも楽しさ満載!

 それでは、使用するキャラクターも無事に決まったので、ロビーサーバーに入ってみましょう。ちなみに、ロビーサーバーとは、これからレースに参加しようとするプレイヤーが、他の対戦相手が集まるまで待機する場所です。ここでまったりとチャットをしながら、対戦相手が集まるのを待つことに。と、このタイミングでやっと岡山氏より操作説明が。いや、もうレース直前ですってば、遅いですってば、とか思ったのはナイショにして、大人しく説明を聞くことに。「矢印キーの上が加速で、下がバック。左右キーで進路変更です。Ctrlキーで拾ったアイテムを使用。じゃ、がんばりましょう」。……ん? それだけ? 「それだけです。あ、Shiftキーを押しながら左右キーでドリフトもできますよ」。えーと、わかりました、理解はしました。ちなみに、ロビーサーバーでもレース中と同じ操作ができるので、待機中にちょろちょろと動き回って他のプレイヤーにウザがられるのもアリです。

 それと、ロビーサーバーで使えるチャット機能ですが、ここにもちょっとした仕掛けがありました。ゲームシステムに最初から登録されている顔文字が、キャラクターの表情と連動してるんですよ! たとえば、^^←こんな顔文字を発言すると、キャラクターが「ウェッヘッヘー」というキモかわいい笑い声とともに、笑い出します。こういう小技も待機中の楽しさを倍増させますよね。

 おっと、いろいろとキャラクターをいじって遊んでいたら、いつの間にかメンバーも揃ったのでさっそくレース開始! と思ったのですが、ここで1つ疑問が。最大何人でレースできるんですかね? 見たところ、今回は8人のプレイヤーがいるみたいですが……。「32人」。は? 「32人同時対戦まで予定してます」。マジっすか!? 32人っていったら、小学生1クラス全員で対戦できるじゃないっすか! あ、少子化で今はそんなに子どもいないのか。とか一瞬頭をよぎりましたが、まぁ32人で対戦したら確実に盛り上がるでしょうなぁ。サービスが開始されたら、絶対にプレイしてみよっと。

「55Shock!」プレイレポート
ここがロビーサーバー。初心者プレイヤーは、レース前にここで練習するのもいいかもしれません。他のプレイヤーに突進しまくって怒られるのもまた一興。

■最大32人参加って!!

 というワケで、ここからは本格的にレースに突入です。レース中の視点は、オーソドックスなバードビュー(後ろ斜め上からの見下ろし目線)ですな。コースは最初から選べる初心者向けコースです。森の中を駆け抜けるみたいですよ。そんなこんなでスタートのカウントダウンが始まる中、先ほどの岡山氏による非常にわかりやすい操作説明を思い出していたら、いつの間にかレーススタート!! 思いっきり出遅れました。まぁ、今回は初めてなので操作感を確かめつつ、気楽に発進しましょうか。テッテケテー。おぉ、走れる! 普通に走れるよ! しかも、そんなにスピードは出してないハズなのに、空気を突き破って突進するかのようなエフェクトがスピード感を倍増させているし! かっこいい! ドリフトだってShiftボタン1発! やべぇ、ボク本気でかっこいい!! とか、勘違いもはなはだしくプレイしていたら、目の前にヘンテコな物体が。「障害物です! 避けてください!!」。おっしゃ任せろ! 岡山氏のアドバイスに反応するボク。ギュィーン! 「実はあれ、アイテムボックスなんですよ」。ふざけんな!! とても微笑ましいやり取りをしているうちに、再びアイテムボックス登場。今度はしっかりゲットしました。どうやら使うと加速するロケットブースターのようです。物は試しでCtrlボタンを押してみると、ズギューーン!! 一瞬の加速と共に、前を走っていたプレイヤーのオシリに突っ込みました(笑)。使いどころはしっかりと考えないといけないですね。岡山氏によると、どうやらアイテムは他にもかなりの種類が登場するようで、中には他のプレイヤーをミサイルで攻撃したり、ウサギやカメに変身させちゃったりするモノまであるみたいですよ。

「55Shock!」プレイレポート 「55Shock!」プレイレポート
少々わかりづらいかもしれませんが、画面の手前側がぼやけているのがわかりますか? これが、風を切り裂いて疾走するエフェクトです。実際にプレイしてみると、スピード感の演出のデキに驚き!いきなり後ろから攻撃を食らったと思った瞬間、自分のキャラクターがカメに!? 数秒間、ノロノロと進むことになりました。ちなみに、ウサギになると通常の3倍程度の速さで疾走可能です。

■ハイクオリティなレースゲームを手軽に楽しく!

 こうして1レースを終了。今回は3周レースでしたが、短いながらもかなりアツいバトルが繰り広げられました。そういえば、後から聞いたらボクがレース中に何度も攻撃したプレイヤーは、テストプレイに参加していた開発のお偉いさんだったらしいです。わは、ごめんなさい~。

「55Shock!」プレイレポート 「55Shock!」プレイレポート
この後もう1回レースをしたのですが、それがこの画像。今度は雪の振るデコボコな路面と、滑りやすいな氷の洞窟がプレイヤーを悩ませるコースでした。 コースは、今後どんどん増える予定みたいなので、期待してますよ!

 というワケで、今回の『Fun!! Fun! Buggy!』の体験プレイレポートはいかがだったでしょうか。文字ではなかなかお伝えしにくい部分もありますが、プレイした感想は、やはり簡単! 手軽! そして超爽快!! 1プレイに費やす時間もそんなに長くはないですし、手軽にオンラインゲームが遊びたいという人には、かなりオススメだと思いますよ! 7月2日よりオープンベータテストも始まるので、ぜひプレイしてみてほしい1本です。それでは、最後に岡山氏からのコメントを掲載します。

「オンラインレースゲームとしての完成度はかなり高いです。世界水準のクオリティーの高さなので、ぜひ皆さん遊んでみてください!」

■「55Shock!」で楽しめる、その他のオンラインゲームの続報

 それでは、ここからは今後「55Shock!」でサービスを予定しているタイトルについての続報をお伝えします。

 まずは、オンライン格闘ゲーム『EXTREME FIGHTER』。本作は、韓国の開発企業「Game2Joy」を開発の中心にし、日本のハイファイブ・エンターテインメントと中国の開発スタジオを結んだ「日中韓国際分業プロジェクト」で制作されているのが特徴です。登場するキャラクターは、見た目もかなり個性的ですが、バックグラウンドにあるキャラ設定や背負っている運命など、かなり魅力的に制作されているとのことなので、プレイヤーはどのキャラクターを使用するか選んでいるだけでも楽しめるみたいですよ! 残念ながら、今回は体験プレイは叶わなかったのですが、ゲーム紹介してくれたハイファイブ・エンターテインメントの澤氏によると、「8月中にクローズドテストを行い、その後にかなり完成形に近い形でのオープンベータテストを予定しているので、期待していてください!」とのことでした。

 また、本作では単なる定額課金やアイテム課金とは一線を画した課金方式が採用される予定とのこと。なにやら、スポンサーを付けた大会への参加権購入といった形で、プレミアムなイベントに参加できるようなものを予定しているようです。詳しくはまだお伝えできませんが、単にお金をかけたプレイヤーが有利になるという課金システムにはならないとのことなので、こちらにも注目です!

「55Shock!」プレイレポート 「55Shock!」プレイレポート 「55Shock!」プレイレポート
プレイヤーが操作できるキャラクターは、サービス開始時には7人程度にする予定とのこと。それぞれの出身国の特徴を盛り込んだキャラクターになるようだ。画面は開発途中のものなので韓国語になっているが、クローズドベータテストまでには日本語化される予定なので、安心してほしい。

 続いては、ハドソンが誇る世界的タイトル『ボンバーマン』シリーズのオンラインゲーム『ボンバーマン オンライン Japan』。こちらも非常に残念ながら、今回は体験プレイはできなかったのですが、2つ朗報をいただいてきましたよ。まず、オープンベータテストの開始が、8月27日に決定しました! 前回のクローズドベータテストで集まったユーザーからの意見などを中心に、鋭意開発中とのことですので、その完成度に期待してくださいね! そして、もう1つは、10月9日から始まる東京ゲームショウ2008への、ハドソンのブース参加が正式に決定! 会場では、今後行われる大規模な大会の準決勝からの対戦を予定しているようですよ。もちろん、高橋名人や2008年度「Shockwave」イメージガールの加藤夏希さんも参加されるようなので、今から思いっきり楽しみにしていてくださいね!

※ゲーム画面は開発中のもの。

『Fun!! Fun! Buggy!』
(C)WindySoft Co., Ltd.Published and Distributed in Japan by SOLID NETWORKS INC.

『EXTREME FIGHTER』
(C)GAME2JOY CORPORATION.(C)High Five Entertainment Inc.Published and Distributed in Japan by SOLID NETWORKS INC.


データ

『Fun!! Fun! Buggy!』
■メーカー:WindySoft
■対応機種:PC
■ジャンル:RCG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:未定
■プレイ料金:未定
『EXTREME FIGHTER』
■メーカー:SOLID NETWORKS
■対応機種:PC
■ジャンル:FTG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:未定
■プレイ料金:未定
『ボンバーマン オンライン Japan』
■メーカー:ハドソン
■対応機種:PC
■ジャンル:ACT(オンライン専用)
■正式サービス開始日:未定
■プレイ料金:未定

関連サイト