2008年7月8日(火)
スクウェア・エニックスは、PC用3D仮想空間サービス「メンバーズ バーチャルワールド」内で、新作タイトルの発表会を行った。
「メンバーズ バーチャルワールド」は、同社が運営する無料の会員制サイト「スクウェア・エニックス メンバーズ」で提供しているサービス。今回の発表は、バーチャルワールド内の映画館で開催され、800名の参加希望者が招待された。
開演と同時に、橋本真司エグゼクティブ・プロデューサーが登場し、チョコボと横山祐樹プロデューサーを壇上に招いた。橋本氏から「なんで、スーツでキメてこなかったんだよ」と突っ込まれた横山氏は、「理由はあとで説明します」と話して『チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者』を紹介した。
『チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者』は、2006年12月に発売されたDS用ソフト『チョコボと魔法の絵本』の世界を舞台に、チョコボが仲間とともに冒険を繰り広げる新作アドベンチャーゲーム。まるで絵本の世界に入り込んだような温かみのあるグラフィックは、前作に続いて本作でも健在とのことだ。横山氏は、『チョコボと魔法の絵本』に比べ、今作では絵本の中でのプレイが中心となると説明していた。
「今日は、チョコボの新作を発表します」と話した橋本エグゼクティブ・プロデューサーと、「去年、一昨年に続いて、チョコボ作品にかかわれて光栄です」と語った横山プロデューサー。2人は間にチョコボをはさみ、新作発表を行った。 |
かわいらしいキャラクターが織り成す世界で、ミニゲームを楽しめる『チョコボと魔法の絵本 魔女と少女と5人の勇者』。発売時期は今冬を予定しているとのとこだ。 |
続いて横山氏は、「スーツではなくこの姿をしている理由は、この映像を見てもらえばわかります」と語り、2本目の新作タイトルの映像を公開した。そこに表れたのは、砂漠にそびえる塔の前に立つ“シド”とチョコボの姿。次に明らかにされたタイトルは、2007年12月に発売されたWii用ソフト『チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮』のDS移植作『シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+』。本作では、Wii版では語られなかった“シド”視点のストーリーを新たに追加している他、ジョブも新たなものが加わるという。
映像の上映が終わると横山氏は、「WiiからDSへの移植版ですが、“シド”の要素をしっかり追加しています。また新ジョブの募集も行います」とコメント。なお、両タイトルのティザーサイトが本日オープンしている。今後は、サイトでゲーム情報が公開されていくとのことなので、発売を楽しみにしている人はぜひチェックしておこう。
記憶を失うことが美徳とされる謎に包まれた街を舞台に、トレジャーハンターのチョコボと“シド”が冒険する『シドとチョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮DS+』。本タイトルでは、スクウェア・エニックス メンバーズ会員を対象にした、新ジョブの投票も行われる。 |
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