2008年7月18日(金)
KONAMIは、7月17日にPS3用オンラインゲーム『METAL GEAR ONLINE』の単体版を発売した。
本作は、6月12日に発売されたPS3用ソフト『METAL GEAR SOLID 4 GUNS OF THE PATRIOTS(以下、MGS4)』に収録されている『METAL GEAR ONLINE』スターターパックと同じ内容のもの。最大16人でのチーム戦や個人戦が可能であり、位置や状態などの情報をチームで共有する「SOPシステム」、チャットやプリセット無線などで仲間との連係がとりやすいのが特徴だ。
また、操作の基本を学べるトレーニングモード、先輩プレイヤーから指導を受けられる「教官指導」といった初心者をフォローする機能が搭載され、同レベルプレイヤーとのオートマッチング機能もあって、ビギナーでも楽しめるようになっている。
さらに今後、追加ステージ・キャラクターなどを納めたエクスパンションパックもオンラインにて発売されていく。その第1弾となる「GENE EXPANSION」が昨日発売。このパックのユニークキャラクターには、『MGS4』より“メリル・シルバーバーグ”、“ジョニー(アキバ)”らが収録されている。これらのキャラクターは常に使用できるわけではなく、オプションで設定している場合のみ、参加キャラクターにランダムでわり振られるとのことだ。
●Meryl Silverburgh
優れたリーダーである“メリル”。彼女は、自分が攻撃した敵の位置、自分をターゲットした敵の位置を表示し、仲間にSOPで情報を共有可能だ。そばにいるだけで仲間の士気を上げ、気力を回復させられる他、気絶状態の仲間も短時間で気づかせることができる。また、ハンドガンのスキルにも優れ、ハンドガン発射時には、反動を抑え、リロード時間を短縮する。
●Johnny (AKIBA)
“ジョニー”はトラップ解除のエキスパートで、ステージ上に仕掛けられたトラップを視覚化できる。さらに、△ボタンで一定範囲内のトラップを解除、アイテム化することが可能だ。画像ではマスクをしたままの姿だが、果たしてマスクを外した姿もお目にかかれるのだろうか?
「GENE EXPANSION」には、その他にも「Coppertown Conflict(積鬱の廃都)」、「Tomb of Tubes(地下下水道)」、「Virtuous Vista(南米発電施設)」といった追加マップが収録されている。さらに公式戦「サバイバル」も楽しむことができ、この戦いで得たリワードポイントを「リワードショップ」で使用すれば、兵士たちのさまざまな装身具と交換することが可能だ。
バラエティ豊かな装身具で自分のキャラクターをコーディネートすれば、対戦もいっそうおもしろくなるだろう。どんどん「サバイバル」に参加して、自分好みの装身具を集めよう! |
なお「GENE EXPANSION」は1,200円、新規プレイヤー登録枠が1つ付く「GENE EXPANSION +」が1,500円にてダウンロード販売されている。
そして、全世界でNo.1クラン、No.1プレイヤーを決める「METAL GEAR ONLINE WORLDCHAMPIONSHIP 2008」がこの夏より開幕、日本代表決定戦への参加応募が7月17日8:30~28日10:00の間受付中だ。ただし、応募時に15歳以上であることと、未成年の場合は保護者の承諾が必要となる。
応募期間中は、コミュニティサポートページ内に応募用アンケートが設置されるので、そちらから大会に応募可能だ。個人戦へ応募する場合はプレイヤー自身が応募し、6名1組のクラン戦に応募する場合はクランリーダーが応募しよう。なお、応募者多数の場合は抽選が行われるとのこと。
8月3日より始まる大会では「GENE EXPANSION」のステージが使用され、「個人戦」と「クラン戦」の2部門が実施される。まず西日本エリアと東日本に分かれた予選がオンラインで実施され、予選を勝ち抜いた各エリアの個人戦出場12名とクラン戦出場4クランが大阪、東京の会場で行われる予選大会決勝へと進むことができる。ここの予選大会決勝で勝ち抜いたプレイヤーたちが日本代表となり、10月11日に東京ゲームショウ会場で開催される「世界大会決勝」に招待されるとのことだ。
各都道府県のエリア分けや大会の詳細については、『METAL GEAR ONLINE』公式サイトを参照してほしい。
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■「METAL GEAR ONLINE WORLDCHAMPIONSHIP 2008」概要