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2008年7月24日(木)

【ブルワース探訪】『BULLY』でお馴染みのアノ学園に体験入学してきたヨ

文:電撃オンライン

 ども、てけおんです。今回探訪してきたのは、いわゆる現実世界じゃあなくてゲームの中、本日7月24日に発売されたPS2/Xbox 360用ソフト『BULLY(ブリー)』の世界です。

 この作品は、「ブルワース・アカデミー」と呼ばれる学園を舞台に、イタズラ好きの少年“ジミー・ホプキンス”を操って1年間の学園生活を送るという、いわゆる箱庭系のアクションゲームです。開発は『グランド・セフト・オート』シリーズのロックスター・ゲームスが手掛けており、ちょっぴりヤンチャなアメリカンスクールライフが楽しめるようになっております。と基本的なソフトの説明をしたところで、今回実際に『BULLY』の最初の部分を遊んでみたので、その感想をお届けしていきますよ。

■アカデミーにはいくつかの勢力(?)があるらしい■

 今回の体験プレイでは、プレイヤーの分身こと“ジミー・ホプキンス”くんが「ブルワース・アカデミー」に転校してきた後からスタートしました。右も左もわからない“ジミー”くんは、情報通っぽい少年“ゲイリー”くんに、この学園のことを教えてもらうことに。彼いわく、この学園にはいくつかの勢力があるようです。勢力と書くとちと大げさですが、要するに不良っぽいやつらやマジメな生徒たちなど4つのグループが学園内に存在しているようです。それぞれ簡単に説明すると……

・お坊ちゃま
……品のよさを感じさせる生徒たちの集まり。他のグループには興味がないようで、最初のうちは“ジミー”にも関心が薄い。

・ロカビリー
……校舎からちょっと離れたガレージによくたむろしている。

・体育会系
……運動部に所属している生徒たち。自由時間に過ごす場所はディフェンスラインの後ろ。

・インテリ
……ちょっぴりマニアックな趣味を持つ優等生たちのグループ。チャックは全開(※一部の生徒のみ)。 

 

 こんな感じです。若干わかりづらいグループもあるかもしれませんが、ゲームをやれば「なるほど!」と納得していただけるのではないかと。

■やっぱりアメリカのイタズラは一味違うぜ!■

 本作の大きな魅力のひとつは、数々のイタズラを仕掛けられること。パチンコをゲットした“ジミー”くんは、さっそくアメリカンフットボール部の部員たちをパチンコで狙撃することに。ちょっと罪悪感を覚えたりもしますが、そこはまあゲームですし。わり切って楽しんでしまうのがいいでしょう。パチンコの玉が当たった部位によって、アメフト部員の倒れ方が違うので、ぜひ試してもらいたいです。足に当てるとド派手にスっころんでくれるので、狙ってみるとおもしろいでしょう。当然、男性にしか痛みのわからないアノ場所を狙うことも可。狙ってみるのもいいですが、てけおんは、自分の下っ腹のあのあたりがキュウウンッとしてしまったので、あまり想像力のある人にはオススメできません。特に男子。

 その他にも、科学の授業を受けた後にはなぜかクラッカーを持っていたので、むやみに投げてみたりしました。スゲー、アメリカスゲー! 授業でクラッカー作れるのか!!(※たぶん作らないと思いますし、作ったとしても人様にくらわせてはいけません) クラッカーの他にも、くさいニオイを放つものや身体がかゆくなるものなどさまざまなものがあるようなので、手に入れた際にはぜひぜひ使ってもらいたいです。

 なお、イタズラばかりしていると画面右上にあるトラブルメーターがだんだんと高くなっていきます。先生たちに見つかると、教育的指導を受けてしまうので注意しましょう。ただ、メーターの値が高くなってしまったとしても、ゴミ箱やロッカーに身を潜めることで値を下げることができるようです。プレイする人は覚えておくといいでしょう。

■きーみはだれと○○を……したくないっス!!(泣)■

 80以上用意されている本作のミッション。その中には、困っている生徒の悩みを解決してあげるというものもあるのです。実は“ジミー”くん、こう見えて義侠心あふれるイイ男すなわちナイスガイなんですナ。この体験プレイ中でも、困っている女の子の悩みを解決してあげることになりました。普通ならここでカワイ娘ちゃんの1人でも登場するのが普通のゲームなのですが、そこは『ブリー』、登場するのは○ャイ子顔負けの、なんつーんですかね、いささかタフな外見をした女の子でした。そんな彼女の悩みは、男の子にチョコを取られてしまったこと。もうチョイ大げさな事件をお望みの方もいるでしょうが、そこは徐々にってことで。まずは女の子(○ャイ子)の悩みをズバッと解決してあげようじゃありませんか。

 そうして校舎内を探していると、ほどなくしてチョコの箱を持った男の子に遭遇。うーん、どう考えても依頼主の女の子(○ャイ子)の方が強いんじゃないかと一瞬頭をよぎりますが、女の子に荒事をさせるわけにも行きませんしね。正義の鉄拳で取り返してやりましたよ! そのチョコを女の子に渡せばミッション成功となるのですが、そこで恐ろしいことが待っていました。なんと依頼主の女の子が“ジミー”の魅力にまいってしまったのか、熱烈なキッスをしてくるではありませんか!! オーノー!! 画像がないのでここは想像におまかせしますが、正直、チョコをギった男の子よりよほど強敵だと思いました。ガックリ……「ブルワース・アカデミー」に絶望しかけたてけおんですが、そこに「大丈夫! あとになればカワイイ女の子も出てきますから(『BULLY』担当氏)」という福音に助けられました。まだまだこの学園で楽しく過ごしていけそうです。

■師匠? ろくでなし? ホームレスのジイさんが登場!!■

 学園で過ごすうちに、“ジミーくんはさまざまなスキルを身につけられるようです。この体験プレイ中にもワザを身につました。そのスキルはチョッピリ上手になった謝罪。渡る世間に鬼はなしとは言うものの、イタズラばっかりやっている少年にとっちゃあ重要なスキルなんでしょう。とはいえ正直、もっとカッコいい技を覚えたいな~なんて思っていたら担当氏から「あるジイさんにワザを教えてもらえるんですよ」との耳寄りな情報が。てなワケで“ゲイリーくんとともに校内のとある場所に行ったら、ホームレスのジイさんからケンカに役立つ技を教えてもらえることになりました。……い、イイ、コレはイイ!! まるで映画「ベスト・キッド」のようじゃありませんか。ミヤギさんとかダニエルさんって感じの2人じゃないですが、こんなシチュエーションが好きな人にはオススメのイベントですね。おっし、ビシバシ技を教えてもらうぜぃ!! 

 ……てなところで、今回の体験プレイは終了いたしました。てけおんの感じたままを書いているので若干伝わりにくい部分はあるかと思います。でも、箱庭ゲーが好きな人や、ヤンチャな感じの青春グラフィティが好きな人にはぜひぜひプレイしてもらいたい1本です。逆に、トコトン真面目な学生時代を送っていたって人も、このゲームでハメはずしまくりの学生生活をエンジョイしてみるとおもしろいかも。とりあえずてけおんは、発売されたあかつきにはぜひ買ってプレイしてみたいと思います。その時はまた○ャイ子的な女の子とチュッチュするハメになるかもしれませんが……イヤ、ホントすごいんだって!! ウソだと思う人も、ぜひプレイして確かめてみてくださいね。(カワイ娘ちゃんとチュッチュしたいてけおん)

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データ

▼『BULLY(ブリー)』
■メーカー:ベセスダ・ソフトワークス
■対応機種:PS2/Xbox 360
■ジャンル:ACT
■発売日:2008年7月24日
■価格:PS2 5,040円(税込)/Xbox 360 7,140円(税込)
 
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