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2008年9月2日(火)

【ハード番長 番外】Xbox 360値下げ! で、どのモデル買えばいーんですかね?

文:電撃オンライン

 押忍!(挨拶) アクティ参上です。突然ですが、本日は電撃ハード番長の番外編を急きょお届けします。テーマは……Xbox 360はどのモデルを買ったらいいか? です。

「Xbox 360」 「Xbox 360」 「Xbox 360」
▲左から順に「Xbox 360 アーケード」、通常モデルの「Xbox 360」、「Xbox 360 エリート」。どれを買うべきか大いに迷うところです。

 先日の記者向けブリーフィングで、9月11日からXbox 360本体のラインナップが変わることが明かされました。ぶっちゃけ、11日以降どうなるかというと……。

 ・従来の通常版(20GB HDD)に替わって60GB HDDモデルが通常版として登場
 ・「エリート」と「アーケード」の各モデルを値下げ
 ・20GB HDD搭載モデルは店頭在庫限りで販売終了

 ちなみに20GBのモデルは、メーカーどころか店頭にもほとんど残っていないと思われます。まあ、現時点で20GBモデルを希望小売価格で買うことに、あまりメリットは見出せませんがー。

■とりあえず比較してみましょうか

 さて、上の3項目を踏まえた上で、9月11日以降の本体ラインナップを改めてまとめると、下表のようになります。3つあるモデルの相違点も、ココでまとめちゃいましょう。

モデル
Xbox 360 アーケード
Xbox 360(通常版)
Xbox 360 エリート
価格(税込)
19,800円
29,800円
39,800円
メモリーユニット
256MB 1枚
×
×
ハードディスク
×
60GB
120GB
コントローラ
ワイヤレス 1つ
ワイヤレス 1つ
ワイヤレス 1つ
映像ケーブル
コンポジット AVケーブル
D端子 HD AVケーブル
D端子 HD AVケーブル+
HDMI AVケーブル
その他
LIVE アーケード ソフト5本、
Xbox LIVE 1ヶ月ゴールド メンバーシップ
メディアリモコン、LANケーブル
ヘッドセット、LANケーブル

 表を見るとわかりますが、一概に「このモデルがいい!」という方式でのオススメはしづらい。個人的には、モデル選びのポイントは「ハードディスク」と「映像ケーブル」だと思っています。

■何が必要なのかを考えましょう

 まず「ハードディスク」について。Xbox 360でオンライン接続する場合、ほぼハードディスクは必須といえます。オフラインで遊ぶだけであればハードディスクは不要で、セーブデータはメモリーユニット内に保存可能。

 ハードディスクがあると、無料のデモ映像や体験版を落とし放題。体験版の本数がかなり揃っているので、言い方は悪いですが無料で相当遊べます。他にも、初代Xboxのソフトをオンライン購入できるXbox クラシックスを利用可能。さらにさらに、ちょっと先の話ですが、DVDのゲームデータをハードディスクにあらかじめコピーして読み込みを速める機能が、年内にも実装される予定です。

 じゃあアーケードモデルは全然ダメかというと、必ずしもそうではない。というのも、Xbox 360では後からハードディスクを増設できるんです。価格は120GBで15,750円(税込)。120GBを最初から搭載しているエリートモデルとアーケードモデルの価格差は約2万円なので、アーケードモデルを買って後からハードディスクを買い足す選択肢を取れます。

 ここで注意したいのが「映像ケーブル」。Xbox 360を接続するTVやモニターにHDMI端子が付いているなら(最近の機種にはほぼ付いてますよね)HDMI AVケーブルを使って接続すべき。でないと、せっかくの美しいグラフィックを拝めません。詳しい話は専門サイトや専門誌に譲りますが、画質はアバウトに

【コンポーネント = HDMI >= VGA >= D端子 >> コンポジット】
9月3日17:30訂正――上の表現間違ってます。正しくは【HDMI >= VGA >= D端子 >> コンポジット】でコンポーネントは不要でした。ちなみに上の書き方でいうなら【HDMI >= VGA >= コンポーネント >= D端子 >> コンポジット】ですね、申し訳ありません!

 と思っていただければ。あくまで「アバウト」なので、ツッコミはナシの方向でお願いします。詳しい話を始めたら止まらなくなるので。

 話がそれました。つまりHDMIやD端子付きのTVとかモニターとかを持っている人は、相応の映像ケーブルを使った方がヨイってこと。通常版やエリートモデルでは、これらのケーブルが最初から入っているのがステキです。HDMI AVケーブルは単品で買うと5,000円(税込)。超高い。

■そろそろまとめてみる

 さて。そうした点を踏まえて、まとめてみます。もし何の知識もない人から「Xbox 360欲しいんだよね」と質問されたら――まずアーケードモデルを買うよう提案します。理由はシンプルで、

 ・後から必要なもの(HDDとかケーブル)を買ってもコスト面で不利がない
 ・LIVE アーケード ソフトとゴールドメンバーシップが付いている
 ・何より価格が安い(携帯ゲーム機並み!)

 ……どう見てもデメリットがないです。ただし、質問相手から「オンライン対戦したい」もしくは「Xbox 360でやりたいソフトが5本以上ある」と言われたら、通常版もしくはエリートをオススメします。そういう人は絶対ハードディスクが必要になりますので。そうそう、「本体色は黒じゃなきゃヤダ!」って人はエリート一択です。

 そして、これだけは一プロデューサーとして強く言っておきたい。バンダイナムコゲームスの『アイドルマスター』と『アイドルマスター ライブフォーユー!』をプレイする予定の方。とやかく言わずに120GBのハードディスクを用意するがよいよ。ダウンロードコンテンツの容量が大きいので、20GBのハードディスクでは結構ギリギリです……(体験済み)。

 あと注意してほしいこと。無線LANではXbox 360本体と直接ネットワーク接続できません。専用の無線LANユニットが別途必要になるのですが、これまた意外と高い(8,500円・税込)。無線よりも有線の方がネットワークの品質も安定しますので、なるべくならLANケーブルでの有線接続がオススメです。ただ、「アーケード」モデルはLANケーブル付かないので注意してね。

 つらつら書いてみましたが、この記事が購入の参考になれば幸いです。年末年始に向けてガンガン優良タイトルが発売されるXbox 360。これから購入する皆さん、11日にXbox LIVE上でお会いしましょう~!(アクティ@値下げで120GB HDD換装決定)

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データ

▼「Xbox 360 アーケード」
■メーカー:マイクロソフト
■発売日:発売中(2008年3月6日)
■価格:19,800円(税込) ※9月11日~
 
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▼「Xbox 360」
■メーカー:マイクロソフト
■発売日:2008年9月11日
■価格:29,800円(税込)
 
■「Xbox 360」の予約・購入はこちら
Amazon
▼「Xbox 360 エリート」
■メーカー:マイクロソフト
■発売日:発売中(2007年10月11日)
■価格:39,800円(税込) ※9月11日~
 
■「Xbox 360 エリート」の購入はこちら
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